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- / ISBN・EAN: 4988632148696
感想・レビュー・書評
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2014年7月17日から9月25日まで放送。全11話。
脚本は井上由美子。
旦那と平和に暮らす平凡な主婦(上戸彩)が、ブルジョワで不倫しまくってる派手な主婦(吉瀬美智子)と知り合い、不倫しちゃうお話。
旦那(鈴木浩介)とは仲がいいけどセックスレスって設定が、すごいリアル。 付き合ってる時に週1ペースぐらいで会ってる時は、狂おしいくらいにセックスしてたのに、一緒に住みはじめたとたん、性の対象じゃなくなっちゃったりするんですよね。 家族になっちゃうと言いますか・・・。 「セックスに大切なのは攻撃本能だ」って村上龍が書いてましたが、家族になっちゃうと守ってあげる対象になるのかもしれません。
夫が上戸彩に、「君の事は大切だと思ってる好きだけど、性の対象ではなくなってしまった、ごめん」みたいな発言をするのだが、その気持ちがわかりすぎて胸がキリキリしました。 でもちゃんと言葉にして妻に伝えた、夫は誠実な人だと思います。
既婚で地味な高校教師の男(斎藤工)と知り合い、徐々に惹かれあうのですが、このキャラクターの魅力がよく理解出来なかった。 斎藤工はこのドラマでブレイクしたらしいので、女性から観るとセクシーなのかな。
一方吉瀬美智子は図々しく上戸彩を巻き込んでいくのですが、その強引さがすごいです。 さすが元モデルなスタイルの良さと、顔も美しいです。 ぼくは髪の長い女性が好きなのですが、この女優さんはずっとショートみたいですね。 長いの似合わないのかな。
彼女の不倫相手は雑誌の編集長である夫の、仕事で起用している売れない画家(北村一輝)。 ぶっきらぼうだけどワイルドな感じで、カッコいいです。 体もかなり鍛えてるし、シンプルなファッションもいい感じ。
なんか予想よりエロいシーンや修羅場展開がなくて、意外でした。 もっと脱いだり絡んだり、刺されたり水ぶっかけられたりするのかと思ってました(笑) そうゆう意味では、上品な仕上がりですね。
上戸彩のモノローグが「です・ます」調で流れるのですが、すごいダサいし違和感全開。 刑務所から家族に宛てた手紙かよ。 なんかの伏線とも考えたけど、全然環形なかったです。
ドラマなんで展開もゆっくりなのですが、上記セックスレス問題やセレブな吉瀬美智子が夫に愛されてなかったり、斎藤工の奥さん(伊藤歩)も登場してそっちの夫婦は仕事のキャリア問題もあったりと、色々楽しめました。
最後はそれなりの修羅場もあって、満足でした。 -
7話から面白くなった!
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問題作。話題作。
表現のされ方は色々。
今度映画化されるとあって、再放送されていたので。
登場人物それぞれの行いについて、共感すべきではないし、あってはならない事態になりすぎだけど、
昼顔妻の心の叫びは、世の中の奥さんの不満とイコールだと思うし、どの家庭にも存在する心のささくれだと思う。
このドラマを見て思ったのは、「正直に伝えることの大切さ」
言っても分かってくれない、と早々に諦めて自己完結して、他に逃げ場を求めるのは卑怯だと思う。 -
■あらすじ
昼顔妻:夫の出勤後の昼間、別の男性と不倫する主婦のこと。
昼顔妻となった主人公が、不倫に葛藤しつつもどんどん深みにはまっていく話。
■感想
不倫のスリルやドロドロが楽しいと思いつつも上手くいかないことに毎話もやもやしました。
ラストも納得…( ;∀;) -
毎回ひとりできゅんきゅんしながらみたドラマ
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2014年7月〜9月までフジテレビ系にて毎週木曜日の木曜劇場枠22:00〜22:54まで放送されたテレビドラマ作品(全11話)。
主演は、上戸彩。
笹本紗和は狭いマンションで夫・俊介と二人暮らしで子供もいないがごく平凡な主婦として日常を送っていた。
そんななか、紗和はパート先のスーパーで美貌を持つ女性・滝川利佳子と出会う。
実は彼女は夫と娘二人に囲まれ、何不自由なく暮らすが、遊び感覚で夫のいない平日の昼間に不倫を楽しむ人妻だったのである。
そんな、利佳子に不快感を顕にする紗和だったが、利佳子のようになるまいと決めていた紗和もあるきっかけで出会った高校の男性教師・北野裕一郎と不倫関係にはまっていく。
不思議だと思う。
愛の形って様々なのに不倫を肯定することは日本では世間的に良くないとされている。
でも気持ちはそう簡単に変えられない。
正直、紗和さんと裕一郎さんの関係は純愛だったと感じた。
感情のある人間の気持ちが移ろいでいくのは当たり前。
一生、自分のそばに置いときたい家政婦ならロボットでも置いとけばいい。
妻だって人間だ。
今、不倫愛を良くないと思う世の中に私はあえて肯定する。
不倫をされた奥さんだって、自分に気持ちが無いまま結婚生活続けるのは苦しみしかない。
どんな形であれ、本当に人を心から愛することは果たして悪いことなのだろうか。
誰かを傷つけてまで、とかよく言うけど
そんなのは、人間は生きていれば、誰かを傷つけているはずだ。
愛のない二人より、愛のある二人の方がより幸せだ。
もちろん結末は納得いかなかったが、まあ今の世間的には仕方のない終わりだと感じる。
映画化も控えているので、まだ楽しみな作品だ。
※映像が美しかった