マルドゥック・スクランブル(2) (週刊少年マガジンコミックス) [Kindle]

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  • バロットの過去が悲惨過ぎて胸が痛い。

  • 「自分の中をからっぽにして、体と精神を別々にする」その場しのぎの現実逃避。だから、食い物にされるわけでバロットは自業自得。ではある。とはいえ、そうせざるをえなかったバックボーンはあるわけで、同情の余地がないわけではない。「全てを一新すると。記憶と一緒だ。古いモノは消去していかないとな。」こちらもその場しのぎの現実逃避。記憶を消すことで、新しい自分になれると思っているあたりシェルのほうが性質が悪い。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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