- Amazon.co.jp ・電子書籍 (311ページ)
感想・レビュー・書評
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西尾先生はインパクトのあるキャラを生み出すことに関しては天才的だなと毎度思う。これを小説+漫画の原作全てでやってのけるから恐ろしい。
ただラノベということもあるが、どうしても描写が弱いため後に残らない。このシリーズも主人公は覚えているが、ストーリーに関してはすっかり忘れてしまった。
逆に言うと、ストーリーをまったく覚えていないのに読んだことはしっかり覚えているってどれだけキャラのインパクト強いんだという話だが。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んで感動というタイプの本ではないけれど、西尾維新さんってすごいなと思わされました。
キャラクターの設定、文章表現、ストーリー展開のどれもが「こんなのよく思いつくなぁ!」と感心するばかり。
頁数はそれほどないのにエンターテインメント性の高い面白い話を書けるなんて!という凄さに対して★5としてみました。
事件に巻き込まれ体質の隠館厄介(かくしだてやくすけ)視点の小説。キャラのネーミングも上手いなぁと感心。
探偵の今日子さんは寝ると記憶がリセットされるというぶっ飛んだキャラ設定ですが、読んで納得できる推理と解決をみせてくれます。
最速探偵の名の通り、事件に対してページも短めに解決してくれるので各エピソードの分量も短く、空いた時間を見つけては読むことができたのも良いです。
昔、といっても15年ぐらい前だから大昔、好きだった別の作家さんの著作を最近読んだら、文章も内容も全然楽しめなかったことがあったので、同時期にハマっていた西尾維新さんの本を久しぶりに読むことにドキドキしていましたが、なんてことはなく今でも楽しい読書体験を与えてくださいました。 -
ライトノベル的な探偵小説。
記憶が1日しか持たないので、その日のうちにスピード解決…という25歳の探偵設定。
隠館厄介という主人公男性が困ったときに依頼する探偵、置手紙探偵事務所の「掟上今日子」を厄介の目からみて語られるスタイルです。
出版社に勤める友人、紺藤さんと厄介の会話の…なんていうか、「劇の台本?芝居?」のような話し方が少々気になるのだけど、そこを置いておけばなかなか突飛な事件ばかりだけれど、スルスルと読みやすかったです。
本の最後の最後に厄介に発した今日子さんの一言が…凄く意味深で気になるところです。謎の文字を書いた誰かも気になるし、他のシリーズも読まないと…という気にさせられました。
2017/03/19 b -
ストーリーは悪くはないのだけど、設定に色々ツッコミどころがあったのと、語り部である青年の会話がどうにも中二病的で最後まで馴染めませんでした。
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一日(起きてから寝るまで)ごとに記憶がリセットされる探偵の話。
一日しか記憶が保たないのは大変だけど、逆に忘れてしまうからこそ顧客の秘密は必ず守られるし、その一日で事件を解決してしまう最速の探偵として活躍している、という設定が面白い。
今日子さんの記憶はいつから失われることになったのか、なぜ探偵になったのか気になる部分もたくさん。
西尾維新作品でも読んでいて疲れない(笑)サクサク読めた。 -
ドラマをもう1回見たくなった。
とても読みやすい、スラスラよめる
2巻目もたのしみ! -
本書の終わりがとても良かった。きゅんとする。
素敵!
次も読みたくなる(*^^*) -
新刊が出たので、再度読み返してみた。
何にせよ新シリーズの最初の巻は読んでて楽しいものです。
読み返してみたら、忘れていた伏線のようなものがある事に気付き、それも楽しかったです。