マダム・イン・ニューヨーク [DVD]

監督 : ガウリ・シンデー 
出演 : シュリデヴィ  アディル・フセイン  メーディ・ネブー  アミターブ・バッチャン 
  • アミューズソフトエンタテインメント
4.25
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感想 : 111
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4527427658332

感想・レビュー・書評

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  • 原題:English Vinglish (2012年) ※日本公開 2014年
    収録時間:134分

    「人は自分のことが嫌いになると 自分の周りもイヤになって新しさを求める。
    でも自分を愛することを知れば 古い生活も新鮮に見えてくる。ステキなものに。」

    想像以上に良かった。
    こんな英会話教室、楽しそうで通いたい。
    語学の勉強に興味ある方には特におすすめ。

    ”自分の価値を認めてもらえない専業主婦が一念発起し、英語が苦手というコンプレックスを克服して誇りと自信を取り戻していく姿を描いたインド製ドラマ。専業主婦のシャシは、2人の子どもと忙しいビジネスマンの夫サティシュのために尽くしてきたが、事あるごとに家族の中で自分だけ英語ができないことを夫や子どもたちにからかわれ、傷ついていた。ニューヨークに暮らす姉から姪の結婚式の手伝いを頼まれ、渡米したシャシは、「4週間で英語が話せる」という英会話学校を見つけ、姉にも内緒で英会話学校に通うことを決める。仲間とともに英語を学ぶうちに、次第に自信を取り戻していくシャシだったが……。主演はインドで国民的人気を誇る女優のシュリデビ。新鋭女性監督ガウリ・シンデーがメガホンをとった。”

  • 夫と子供のために人生をささげてきたインドの
    主演が、ひょんなことから家族に内緒でニューヨークの英会話学校に通い始めたことをきっか
    けに自信に芽生え人生の新たな喜びを見いだし
    ていく様子をハートウォーミングに描いた作品
    です。主演のシュリデヴィは家庭に押し込また
    既婚女性の葛藤と成長をナチュラルに表現して
    いてドラマの終盤では得意なダンスを踊り物語
    を盛り上げていました。2時間以上もある長い
    作品ですが時間を感じずに最後まで楽しく鑑賞
    できた映画です。観て良かったと思いました。

  • 'Family is the only one who will never laugh at your weaknesses.'

    できるできないではなく、やるやろうとするかが大事。
    誰だって最初話せないのは一緒。
    その中で話せるように変わろうとするか、その変わっていく中で身についてくる自信が目に見えて気持ち良い映画。
    自信を持つと、人は本当に輝いて綺麗です。

    少しの勇気で大きく変われる。
    周りが変わることを期待してはいけないから自分を変えること。
    始めるのに遅すぎることはない。

    でも、
    「初めては1回きりしかない、だから特別。」

    "Sometimes married couples don't even know how the other is feeling. So ... how will they help the other? Does it mean the marriage is finished? No. That is the time you have to help yourself.

    Nobody can help you better than you. If you do that, you will return back feeling equal. Your friendship will return back. Your life will be beautiful."

    "Family ... family can never be ... never be ... never be judgmental. Family will never put you down, will never make you feel small. Family is the only one who will never laugh at your weaknesses. Family is the only place where you will always get love and respect."

  • 何故かAir Indiaのプロモーション映像がDVDの特典に組み込まれていた笑笑
    懐かしくてまぁまぁほころんだからえぇけど!笑

    臆病だったマダムが一人の女性として生まれ変わっていく様子も良かったけど
    英語を学ぶ「よそ者」同士が結束を固め、言葉を彼らなりにモノにしていくのが一番観ていて気持ち良い。
    その辺がManhattanに憧れて終わる”West Side Story”(1961)のようにはいかないんやね。

    English Classの先生や生徒さんたちもとても個性的で話全体を盛り立てている。
    賛否が分かれるだろーけど、あのフランス男はロマンスを求めすぎ笑(キャラは悪くないけど)
    昔観た”Broken English”(2007)をふと思い出した。
    英語第一主義でいかず、ラストのあの場面や時折それぞれの母語を台詞で入れたりするところが流石だった。

    印映画だが踊りは超控えめ。
    Weddingで参加者全員が踊る場面が一つあるだけだが、あれが全てを物語っていると思う。
    花婿・花嫁はそれぞれ白人・インド人。
    インド式のWeddingでは誰もが2人を祝福し踊る。男女、人種分け隔てなく。
    女性の成長の他にこんな理想状態も伝えたかったんかな。

    インド人女性一人を主人公にした印映画も珍しい。
    これをきっかけに
    向こうでまだ根強く残っている男尊女卑の風潮が少しでも和らぐといいんだけど。

  • 人と出会いたくなった。
    人に優しくしたくなった。
    異国に行きたくなった。
    異文化に包まれたくなった。
    いろんな文化や人種や考え方が生きているニューヨークに行きたくなった。
    新しいところで新しい人たちと生きたくなった。
    いろんな考え方が生きてる場所で生きたくなった。
    固定化された考え方のなかで、同じような毎日の中で固まって生きていくなんて、そもそも私は好きじゃなかったはずなのだ。


    恋をしたくなった。
    ローランが切なくてかっこよすぎて、フランスにも行きたくなった

  • シャシは、ごく普通の家族を愛する料理上手な主婦。ラディは、絶品。ヒンディー語を話すが英語ができない。家族にからかわれたりする。姪の結婚式で、単身ニューヨークへ行き、4週間で英語ができるという広告に惹かれて、英会話教室に通ううちに自尊心を取り戻す。フランス人の教室仲間に恋されてしまうが、彼女が欲しいのは尊重されたいことだった。
    姪の結婚式のスピーチで、夫が妻は英語ができないので代わりにーというのを遮って、「May I?」そして、結婚する2人に、お互いが自分より劣っていると思うことがあっても尊重すれば大丈夫。家庭を持つことは小さな世界を持つことと英語で心のこもったスピーチを届けることに成功する。涙涙でした。

  • 歌あり踊りあり楽しい作品
    語学学校に通う主人公の悪戦苦闘ぶりは
    見ていてヒヤヒヤしてしまうが
    短時間にかなりうまく話せるようになったのをみて
    自分のモチベーションを上げるのにすごく役立った
    観て良かった作品だと思いました

  • 予備知識なし、適当に借りてみた。
    これ、インド映画なんだと、やたら歌が入るので気がつく次第。 Bollywoodですな。
    前半はインドが舞台なので、女性蔑視社会への批判をこめたウーマン・リヴものか?と思ったが、そういう方向ではなく。

    インドの割合リッチ層の奥さま、家事は完璧だし穏やかで優しく聡明な女性なのだが、たぶん「女に学問はいらん」という育てられ方をした人。
    夫は彼女を大事にはしているものの自分の方が格上だと無意識に思っている。その空気がお勉強が得意な娘にも伝播して、母が英語が苦手なことをバカにしている。

    そんな奥さまが、姪のウェディングの手伝いに NYの姉のところに行き、あんまり英語で困るんで思い切って ESL に飛び込む。

    そこで、自我に目覚めて得意の料理で自立〜〜 という米画展開ではない。

    奥さまは家庭を守ることを自分の軸にしている。その自覚もある。
    ただ、家族にはちゃんと尊重されたい。
    夫とは対等でありたい。
    だから、ホントは英語なんてどうでもいいんだよね〜

    主演の女優さんがとっても綺麗。華やかだがサリーに身をつつんで控えめで楚々としている。
    映画撮影当時たぶん50歳。
    1996年に同業者と結婚して映画は引退。
    お子さんが2人。
    本作が久々のカムバック、らしい。
    なるほど。見事です。
    http://www.imdb.com/name/nm0004437/bio?ref_=nm_ov_bio_sm

  • ヒロイン美人で利発すぎて、なんでこれで夫にも娘にもバカにされてるのか。ってのがあんまり説得力ないけど、こんな短期間で言葉が出来るようになって男もついてくるって話うますぎだろとかツッコミどころはあるけれど、
    知らない土地でオドオドしてた主人公がラスト、自分らしさを貫きながら自立した女の人に成長する姿がステキ。

    あとゲイをからかう同級生に、「そんなことしてはダメ。傷つく心は同じ」という主人公のセリフに感動。

  • 観てみたいなぁと思っていた映画。
    Amazonインスタントビデオのクーポンがあったのでそれを使って観る。
    お料理上手で美人なお母さんって自慢できるわ〜。
    なのに、家庭では外に出ずに家でという扱いなのね。
    ホントは積極的な人だと思うのにそんな扱いはちょっと。
    ニューヨークでのおっかなびっくりだったところから、仲間ができて自信を持っていくところが良かったわ〜。
    なんだか、やると決めて最後までやり抜けばなんとかなるんじゃないだろうか? という気分にさせられた。
    人のせいにせず、自分に自信を。

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