私の男 [DVD]

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監督 : 熊切和嘉 
出演 : 浅野忠信  二階堂ふみ  モロ師岡  河井青葉  山田望叶 
  • Happinet(SB)(D) (2015年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4907953063402

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私の男 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 総括して面白かったです!多少グロだったけど園子温映画見慣れてるからへいき

    死体処理的なあれそれでつっこみたくなったけど、終わり方好きでしたね、日本人向けのねっとりした感じ笑

    おんなの裸体が出るたびに「いい体ですね…」みたいな見方するのどうにかしたい
    でもほっそいのに肉付き程よく胸もあるんだよ!どうなってんの!二階堂ふみ!

    「わたしもあのひとも子供だったんですよね」からの結婚劇もびっくりしたけど、結局お互いがお互いのことしか欲してないから未来も見えますねって感じ
    でもガキな浅野忠信大変よかった…だめんずうぉーかーとしては

    血が滴る演出すごくよかったなー、最初は何かとおもったけど
    なるべくしてなった自然な関係ともいえるし、でも幼女が突然「キスして」ってあんたどこで覚えたん…みたいな気持ちにもなりつつ(どこから目線)

    道ばたでキスをせがまれて人目を気にしつつもちゃんとしてあげるのとかよかった、対等な感じでよかった、そこに上下や優劣が発生してない感じがとても
    一切の子供扱いをしてなかったよね

    家族になりたくてこころを捧げて受け取ってもらえてしかも注いでももらえて幸せだったはずなのに同じ方向を向いてたはずの「家族」の定義が変わっちゃって、
    ていうか全部欲しがって全部あげてたはずなのにそれが家族なんだっけ、なりたかった家族ってなんだっけ、みたいな

    実際どんな気持ちだったのか本人もつかめてないんだろうな、淳悟は
    なんの愛なのか、愛なのか情なのか、ただの依存なのか、どう思い込めばいいのか、でも欲してるし欲されてるし、それだけでいいだろ的な

    恋愛においてはほんと思考停止が唯一の希望なのでしょうなー

  • 静かにゾクっとする映画だった
    ゾクゾクしたのは深い積雪とギシギシ鳴く流氷の真っ白な景色の寒さのせいかもしれない

    無邪気そうに笑いながらオンナの顔をみせる二階堂ふみにゾクっとした
    浅野忠信が独占したいほどの良い男なのかはともかく、放ってはおけない気持ちにはなった

    頑さと危うさ
    心理描写を表現する編集がすごいと思った

  • 2013年 日本
    監督:熊切和嘉
    原作:桜庭一樹『私の男』
    音楽:ジム・オルーク
    出演:浅野忠信/二階堂ふみ/河井青葉/山田望叶/高良健吾/藤竜也/モロ師岡
    http://watashi-no-otoko.com/

    導入部~中盤まではすごく良かった。これは久々に、原作ものの当たり映画だな、と思いつつ見ていたのだけれど、終盤の収束がやや急激で、いささか雑に終わった印象。
    時系列を逆にしてあった原作を、あえて順列に直したことで見やすくはなっていましたが、「なんか凄惨な状況にいる人たち(結果)」をまず描いて、「なんでそうなったか(原因)」を遡る原作の構成ならば、「そっか、じゃあそうなっちゃったのも仕方ないね」となんとなく納得させられた部分が、順列になると「結局このひとたち全然成長しなかったな」というネガティブな印象になってしまった気がします。

    そもそも普通の恋愛ものと違って、父娘の近親相姦という基本的にはタブーである関係を扱っているだけに、順列=自然な感情の流れで共感、は少々難しい。「なんでそんなことになっちゃったか」をミステリー的に種明かししていった原作の構成のほうが、選択肢のない説得力があったと思いました。

    映像化の利点としてはやはり北海道の風景のインパクト。流氷がぎしぎしと鳴るあの海の光景は、文章だけでは想像しきれなかった迫力と美しさがありました。あとは生活感、みたいなものかな。二人が生活している部屋のリアリティは、映像ならではの良さだったと思う。「新世界より」の使い方など、音楽も良かった。

    二階堂ふみは中学~高校生くらいの頃の演技が素晴らしかったです。淳悟の恋人・小町さん(河井青葉)が感じているであろう花という女の子の異質さ、世界に馴染んでいない違和感、そして女性同士にしかわからない牽制と攻撃性、なんかがヒシヒシと伝わってきて、なんて怖い子なんだろうとドキドキしました。

    しかし成長し、後半大人の女性になるにつれて、その頃の魅力がどんどん薄れていった気がして、ちょっと残念でした。映画化、そしてそのキャスティング聞いたときに、このキャスト(浅野忠信と二階堂ふみ)なら絶対間違いないだろうと思い、そしてやっぱり予想通りに二人ともハマリ役だったのだけれど、なんていうか、ハマリ役すぎて、後半になるにつれて「淳悟と花」じゃなく「浅野忠信と二階堂ふみ」にしか見えなくなっちゃったんですよね(苦笑)駄目な男なのになぜかモテる浅野忠信、エキセントリックでエロティックな少女・二階堂ふみ。ハマリ役すぎて意外性ゼロで、逆に新鮮な面白みがなかったなんて言ったら贅沢かなあ。

    そのせいか、終盤で尾崎美郎(高良健吾)が登場したときも、役としてではなく「やっと高良くん出た!」みたいな感覚になっちゃったし(結局、浅野忠信にセクハラまがいのことされてあっさり退場、かわいそかわいいだけで終了)、原作では花と婚約するのは彼だったと思うのだけれど、それが別人になっていた意味もあまりわからなかった。

    脳内で原作情報を自分で補完しているから理解できた部分も(淳悟の過去とか)、映画だけだと全部は伝わらないからどうなんだろう。ラストにもカタルシスはなく、きれいになったというよりは俗っぽくなってしまった花のメイクも下品にうつり、開き直りは性質が悪い、と若干の嫌悪感を覚えてしまった自分はしょせん常識人でした(苦笑)

  • 気持ち悪い(褒めてる)。2人が生活を東京に移してからの
    話が簡単になってしまっている。
    流氷ってあんなに恐ろしい音を立ててぶつかり合っているとは知らなかった。
    中学生の幼さと年齢に合わない怪しさを秘めた花と
    社会人となったミステリアスで計算高い女となった花の
    演じ分け面白い。 淳悟の元から巣立った様に
    見える花も結局は淳悟と物理的な距離を置いたとしても
    精神的に完全な決別は不可能だと思う。

  • ★★☆☆☆
    Vシネを一流キャストで撮影したらこうなった
    【内容】
    奥尻島の津波で、天涯孤独になってしまった少女は、遠い親戚のもとで暮らすようになる。

    【感想】
    ただただ羨ましい。浅野忠信がうらやましい。あぁうらやましい。

    孤独になってしまった少女を育てはじめたおっさん(浅野忠信)がその少女(二階堂ふみ)を喰い尽くすお話。
    男の妄想全開ですね。「うさぎドロップ」は許せても今作は全く許せない。どんなVシネだ!

    浅野と二階堂が惹かれ合ったり、初体験がすっ飛ばされているので、
    ロリコンなのか、ファザコンなのか家族愛なのか近親相姦なのかよくわからなくなっております。
    大事なのは過程だと思うのです。やっちゃってますが何か?じゃダメだろ!

    原作の小説は時系列が逆順なようです。なるほど、逆順ならアリだな。

    「毎日映画コンクール 日本映画大賞」を受賞。えっそんなにいいか?

  • この監督の作品を観るのは「夏の終り」に続いて2作目。
    抑えた光や台詞で、役者の演技で魅せるという印象。
    この作品も配役がとても良い。

    幼さに包まれていた「女」の部分がだんだんむきだしに
    なっていく様を演じた二階堂ふみがすごい。
    淳悟と花の関係はちっとも憧れるようなものではないけど、
    「あれは私の全部だ」って言い切れるのはちょっと羨ましい。

    他人には理解できない2人だけで完結されている世界。
    何かに執着して壊れてしまっている人の物語って
    どうしてこんなに惹かれてしまうんだろう。

  • 2014年Myベスト作品。

    とどのつまり愛は、
    ふたりだけがわかっていればよいし、
    誰ひとりとして、
    ふたりの愛を理解などできないのは、
    普遍的な真実である一方、
    2人はあまりに幼かった。

    美しく、苦しく、
    匂い立つ悲劇。

  • 2017.9.2(自宅)

    流氷のシーンがとても壮大で綺麗だったのと対照的に、最初から最後までとにかく気持ち悪い作品だった。

    「おめでとうは?」

  • 気持ちが悪い。二階堂ふみは凄い。

  • アマゾンプリムで見たが、やはり、女は、強いと思った。津波で、一人になりながら、一人の男性を使って、上って最終的にお金がある男について生活を安定させて、子孫を反映させるという感じを持ちました。でも、いまいち、好きになれなかった。しかし、落ちぶれてからのアパートの部屋も凄かったし、御曹司がつれらて来て、女が寝ていたベッドも凄かった。

  • 二階堂ふみちゃん…恐ろしい子…!
    と戦慄する2時間だった。

    この映画を見て得たのは、
    「えっちなことをする時にはカーテンをきちんと閉めよう」という教訓であった。
    (そうしていれば殺人事件は起こらなかった気がする)

    後半、東京に逃げてきた後の展開が速すぎてちょっと残念だった。
    原作を読めばわかるのかもしれないけど、どうして花の気持ちが淳悟から離れていったのかが映像だけだといまいちよくわからなかった。

    それにしてもラストは度肝を抜かれた。二階堂ふみちゃんに。
    娘の結婚相手を前にして相変わらず優位に立とうとする淳悟に対し、「『おめでとう』、は?」と口だけで言う花。蔑むような愛おしむような花の目つきも、手がつけられないくらい妖艶な女に育ってしまった娘に爪先で足を撫でさすられながら呆けた顔をするしかない淳悟も、たまらなかった。

    原作も読みたい。

  • 二階堂ふみが嫌い。
    直木賞を受賞した原作も近親相姦とその描写が受け入れられなかったけど
    津波の描写をどう表現するのか気になって観た。
    あと、監督の熊切和嘉の作品も観てみたかった。

    久しぶりに酷い映画を見た。
    原作は好きではないけど
    題材としては面白い小説だと思うので
    もっと良い映画を作れたのではないかと思った。
    それくらい脚本がちぐはぐだった。

    原作と映画の変更点で気になった点が二つ。
    映画では淳悟(浅野忠信)が花(二階堂ふみ)に巻き込まれたニュアンスに終始したけど
    幼稚園から小学校低学年くらいの女の子から「キスしよう」なんて言 わ な い。
    それくらいの女の子がどこで家族になるために
    キスをするという知恵を入れてくるんというんだ。
    逆に映画で花が結婚したのは御曹司とは別の男で
    淳悟を誘うような描写。
    全体的に原作に忠実な映画なのに
    この2点の違いのせいで印象が全く違ってきて気持ち悪い。
    これが女性原作者と男性映画監督の違いとなるんだろうか?

    この脚本で浅野忠信は良く頑張ったと思う。
    小町とのセックスには性欲の解消とか怠惰しか感じなかったが
    花をセックスに誘う所から愛情のようなものを感じた。
    でも、「さぁ、この顔を見ろ!」と言わんばかりの終盤のアップはうざかった。
    良い表情だったけど、アップに耐えられる顔ではない。

    二階堂ふみは
    宮崎あおいによく似た女ががエロっぽいことをするという以上に
    価値はなかった。※しかも際どいことしているのにリアリティがない。
    二階堂ふみに妖艶さ等を感じ取れるのは中年以降の男性のみだと思う。
    やっぱり二階堂ふみは嫌い。

  • ふみさんやばいな。情緒がすこし不安定になった。雪景色と流氷にとらわれそうになる。

  • ろくでなし男の、赤くてドロドロの映画。

  • 赤いマフラー、赤い傘、赤い血…
    白い流氷。
    キモチワルイ世界だった。
    二階堂ふみのベッタリした粘液のような存在。
    浅野忠信の変人さは昔よく見た出演作で見ていたが、それがさらに濃厚になっていた。
    二人が組み合わさり、ドロッドロのヘドロ。
    後味が非常に悪い。
    生理的にぐったりきた。
    すばらしかった。

  • 二階堂ふみの熱演がすごかった。
    ストーリーはいまいち飲み込めなかったけど…

  • 2016/07/18
    二階堂ふみすごすぎ。
    この時18歳だったなんて…。
    大人になった時の美しい姿もすごいけど、中学生の時の、無邪気さとふと垣間見せる女の顔ったら。
    でもこの役できるのは彼女以外にいなかっただろうな。

  • ストーリーだけでなく役者さんの演技がすごくよかったです。とくに中学生から大人の女性を演じきった二階堂ふみさんが抜群によかったです。

  • 何で逮捕されないのか不思議

  • 気持ち悪かった。。。

  • 原作を近親相姦というより血縁への偶像崇拝の文脈で取っていたので、なんかしっくりこなかったなぁ
    指に関する一連の行動が良い感じに気持ち悪くてぞくっとする

  • (おめでとうは?)
    二階堂ふみが演じる娘・花は、娘ではない。彼女の父は「私の男」なのだから。

    震災によって家族を失った幼い花。彼女が母の遺体を蹴り飛ばし、身を挺して守ろうとしてくれた父を思い出して涙する。淳吾もまた「クソみたいな家族」はみんな死に、親類の家を転々とした来歴を持ち、血のつながりのある花を娘にすることを決める。

    「好きだったなぁ、お前(花)のおばさん。どんな顔だったかも覚えてないけど」と語る淳吾。
    奥尻島に中学生の頃にいて、半年でいられなくなったその事情は映画では伏せられている。
    原作未読のため、あえて話を飛躍すれば、淳吾は花の母親を犯し、望まれぬ子として母親は花を憎み、悲劇的に父と娘は再会し家族になったのではないか(と想像するとなかなかに面白かった)。

    庇護〜支配されているかに思えた親子関係も、娘の成長と父の老いによって騎乗位のように逆転していくさまはタイトルに反映されている。熊切監督も「花が被害者にならないように」苦心しており、後半(東京編)で花が淳吾のことを同一視できなくなったという独白は男として胸が痛む。女が己のため、男が保身のために罪を犯す構図もせつない。

    藤竜也やモロ師岡、高良健吾らも傍から物語を固めており、(演出が気狂いじみているため)彼らに降りかかった悲劇は絶対的な強度をもつ花の前にあって滑稽にさえ見える。

    前半(紋別編)に比べて淡白に進む後半は絵的にも見所が少なく駆け足なエンディング。芋娘から蝶のように艶やかに微笑む二階堂ふみの変貌ぶりが救いともいえる。

  • 桜庭一樹、原作ファン。
    小説のヒリヒリとギラギラした愛欲の夢は、そのまま。

    映画になると現実的にどうなんだ⁈感はやはり否めないが、文学的虚無感と官能が生きてて嬉しかった。

    この過酷な現場を超えた俳優陣の役者魂に天晴れ。

    大人になったら出来ない恋愛がある。

  • 映画を先に知り近親相姦の話と聞いて興味深々でした。
    父親と娘…ははぁ!おもしろそうじゃないですか!なんて。

    花も淳悟もしあわせになってほしくないな今後…
    あの関係が彼らの家族の形だったのか…

    あの薄暗くて気持ち悪くて怖い雰囲気…ひきずりこまれそうです

    原作読まずに調べもせずに映画を先にみてしまって
    私の観察能力では登場人物の裏設定?のようなもの
    (花の親がどうとか淳悟の生い立ちやらなにやら滴ってくる血とか匂い?とか、その他台詞いろいろ)が読み取れなくて理解できないところも多々あった。

    観た直後はこれ面白いのと思っていたけれど
    ふと二人について考えてしまったりしているのできっと
    おもしろかったんだなとじわじわ来てる。

    家族っていうくくりであんな苦しくて気持ち悪くて重たい話ができるなんてすごいなぁ。

    あのラスト…花は依存しあってきた(?)淳悟を突き放したのかなぁ、でもタイトルは私の男…だし、な…うーん
    美人薄命って言ってみて?しびれた。

  • 突然、思わせぶりなセリフを言い出す女の子、
    それだけで引いたのに聴こえづらくて、画面は暗くてどうでもよくなった。

    退屈な無駄なシーンが多く睡魔が襲う。

    結局ひどい男にしか思えない。
    なぜ逮捕されないのかははっきりさせてほしかった。

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