壇蜜日記 (文春文庫) [Kindle]

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  • 文藝春秋
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感想・レビュー・書評

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  • 壇蜜さんのエッセー。自分を客観視されているような文章で、ついつい読んでしまう。よかったです。

  • 壇蜜さんの文体、静かで時々少しシニカルで正直で、とても好き。

  • ラジオでの壇蜜さんの軽妙なトークと、ひとつひとつ言葉を選ぶ姿勢が素敵でファンになりました。
    今まで何冊か読んでいます。
    書かれているエッセイはどれも面白く、エッチなお姉さんじゃなくなったとしても、文化人タレントとして活躍できるんじゃないかと思うほどです。
    アラサー女性の一人暮らしあるあるや、仕事の悩み、飼われている毛のない猫とのやりとりなど、共感できる部分がたくさんでした。
    表紙のイラストもレトロな雰囲気で可愛いですね。

  • タイトル通り、壇蜜の毎日日記。
    ファンじゃなかったけど、これ読んで人なりに惹かれた。
    良い感性をもってると思う。とっても普通な日常が綴られているけど楽しく読めた。

  • 壇蜜の本は、人気があり、前書も社内で廻し読みされていて、今、誰のところにあるのか、1年くらい戻ってきていない。彼女のエッセイは、正直に書いていると思い、女心の機微がわかる気がする。文章も巧く、言葉の選び方も独特で、一語一語に意味があり、斜め読みはできない感じ。こんなに人気があるのに、自転車でスーパーに行っていたり、熱帯魚でいろいろ悩んでいたり、人となりが出ていておもしろい。「壇蜜」と本名の「齋藤」を使い分けていて、「壇蜜」は演じられている者なのかと思う。あらためて、見直した感じ。ちなみに電子書籍で購入したので、貸し出しはできません。

  • 自虐的で自分の成功を鼻にかけることをせず、むしろ自分の今の芸能仕事もいつかはうつろいゆくものだと覚悟している、芯があるひとです。キラキラすることに疲れたときに勇気づけられたシリーズなので、本棚においてあるのが目に入ると肩の力が抜けて安心します。

  • 淡々と日常を綴る日記。
    ややネガティブだったりシニカルだったりしますが言葉の選び方や感性が独特で時々心にくる文章があってはっとさせられます。
    職業『壇蜜』の斎藤さんが素に戻って日記を書いている、そんな感じを受けました。

  • テンション低めの文章だけど時々ドキッとする記述もあって、最後まで楽しく読んだ

    あんまり芸能人のエッセイを読んだことなかったので、テレビに出ていて別の世界に住んでいる彼女たちも1人の人間で、「生活」をしているんだな、と思った(当たり前だけど)

  • ドライヤーで髪を乾かしながら、読んでいる。

    さらっと読めるけれど、でもこの人らしい文体や視点があって、いい。
    シニカルなユーモアと、少しの卑屈さもある。

    数行の日記。
    日常だけど、どこか自分の視点がある。

    ふと感じた些細なこと。
    書き留めなければ、忘れてしまうような。
    忘れてもいいけど、あとで見返したら、ちょっと嬉しいし、もしかしたら未来につながっているかもしれない日常。

    いいなぁと思って、マネして、同じくらいの分量の日記を書きはじめました。 

  •  私の本棚になかったジャンルの本だが、学内の文庫販売コーナーで発見し、手に取ったもの。著者は周知のとおり、常識の範囲内の人かもしれないが、規格外の人だ。本書はブログの内容が転用されたものでなく、そのフォーマットを模し
    た表現方法により、書き下ろされたものだ。題材は、熱帯魚、ツチノコ、チキンラーメンから桃太郎侍、次亜塩酸ナトリウムや自身の存在理由まで多岐にわたり、そしてもちろん幸せの何たるかについても言及している。
     また、ホンワカ、フワフワといった感じではなく、軽妙洒脱で引き締まった筆致のため、読み応えがあり、思わず納得したり、ニヤリとしたりすることがある。
     現在、第4巻までシリーズ化されている。

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著者プロフィール

壇蜜

1980年12月生まれ。昭和女子大学卒業後、多くの職業を経験。調理師、日本舞踊師範など多数の免許・資格を持つ。2010年に29歳の新人グラビアアイドルとして注目を集める。映画やテレビなど活躍の場を広げ、「結婚してみることにした。壇蜜ダイアリー2」(文藝春秋)、「壇蜜歳時記」(大和書房)、「どうしよう」(マガジンハウス)など著書多数。

「2020年 『三十路女は分が悪い』 で使われていた紹介文から引用しています。」

壇蜜の作品

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