キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 18
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感想・レビュー・書評

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  • 読まず嫌いで拝読していなかったのですが、アニメを観てから読むようになり面白いです。考えさせられるくにが沢山出てきました。

  • 短編になっているためかなり読みやすい。文章も難しい単語はあまりない。1話1話が読む人によって引っかかる場面が違うだろうなと思えるお話でした。時間を開けてもう一度読むと、また違う魅力を再発見出来そうです。

    人の痛みがわかる国
    多数決の国
    レール上の三人の男
    コロシアム
    大人の国
    平和な国

  • 淡々と綴られる一人と一台の旅(そのうち登場人物が増えてくるが)に、ときおり社会風刺を織り込んだ物語。1冊読めば、副題の"the Beautiful World"がいかに皮肉かわかるだろう。

    世界は厳しく残酷で、ハッピーエンドなぞそうそう転がっちゃいない。わかっていてもページをめくる手は止まらない。それだけの魅力があるシリーズだ。

  • 話が1話区切りであり、空き時間にささっと読み易い。
    さまざまな国を旅する紀行文であり、おでかけが好きな人はハマるかも。
    1つ1つの国に興味深いストーリーがあるため、読後感もなかなか。

  • 人間キノと喋れるスクーターのエルメスの話。シズと陸には殺し合いの国で決勝で出会った。
    短編集。普段の価値観を改めて考えさせられる世界が多くあるので、面白い。

    多数決の国(独裁王から政権脱出して国民で全て多数決で決めてたら最終的に一人に)、線路の話(三人のおじいさんが、線路をきれいにし、線路を外し、また線路をつける作業をして何十年)、人の気持ちがわかる国(人の気持ちが読める薬を開発して飲んだら他の人と距離を置いて生きることになった)、大人の国(大人になるために手術をして、仕事という嫌なことに耐えられるようにする必要があるくに。キノはこの国出身の人?キノというおじいさんが娘を助けた。)

  • サクサク読める。最高

  • 第一話「人の痛みが分かる国」

    「こころ」は「言葉」で加工しないと
    正しく伝わらない

  • すばらしいSF的な寓話集。銃の描写も細かく、かっこいい。

    • dylan9さん
      今度は本も読んだのですね
      今度は本も読んだのですね
      2020/04/13
    • botamonさん
      中学生のとき以来また読んだのです
      中学生のとき以来また読んだのです
      2020/04/13
  • 軽い。サクサク読める。まさにアニメ向けなかんじ。
    中身は、まぁ...そんなに無い。
    なんかこう、疲れたときに何も考えずに読める一冊。

    今までラノベでほとんど当たりがなかったのだが
    これは普通に読めた。
    でも2巻以降を読む気はない。

  • 短い寓話がたくさん並んでいる本。
    時間的連続性も殆どなく、どこからでも読める。
    実は8巻まで購入したが軽くていいね。

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著者プロフィール

2000年『キノの旅 the Beautiful World』でデビュー。アニメ『ソードアート・オンラインII』の銃器監修も担当。

「2023年 『ソードアート・オンライン オルタナティブ ガンゲイル・オンラインXIII ―フィフス・スクワッド・ジャム〈下〉―』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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