キノの旅 the Beautiful World (電撃文庫) [Kindle]
- KADOKAWA (2014年10月2日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (221ページ)
感想・レビュー・書評
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軽い。サクサク読める。まさにアニメ向けなかんじ。
中身は、まぁ...そんなに無い。
なんかこう、疲れたときに何も考えずに読める一冊。
今までラノベでほとんど当たりがなかったのだが
これは普通に読めた。
でも2巻以降を読む気はない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短い寓話がたくさん並んでいる本。
時間的連続性も殆どなく、どこからでも読める。
実は8巻まで購入したが軽くていいね。 -
喋る自動二輪車・エルメスと旅をするキノ。同じ国には3日しか居ないというルールを持ち、色々な国を回る。
キノに目的地はあるのか?プロフィールもあまり語られないまま物語は連作短編として進みます。
最低限気になっていたことはこの1冊でざっくり分かりますが、まだまだ続く、という雰囲気も多分にあります。
人道的にどうなの?という人が分かりやすく描かれているところは児童文学みたいですが、その答えの無い内容は大人向けな気がします。
戦闘シーンとか結構グロいし。
でも淡々と進んでいってあまり波を感じないというか、へぇ〜と思って終わってしまう感じ。
安定感のある文章は読み易いですが。
短編集なので、他の作品を読みながら合間合間に読み進めていこうと思います。 -
物語の傍観者である主人公を傍観する読者。
殆ど何の感情も湧かずに終わってしまいました。
作者の設定資料というか、舞台背景のアイディア帳を読ませられた様な。
短編なのですが、何も印象に残らずに読んだそばから忘れていってしまうという様な。
どんな感情でもいいから激しく揺さぶられるものが好みである自分としては全く対極にある一冊。
そこに輪をかけて主人公にも好感が持てませんでしたので、かなり好みとは遠い作品でした。
ただ文章は丁寧で、独特の世界観を壊すことなく読み進められるのは良かったかと。
とにかく狙いの分かり辛い本でした。