21世紀の貨幣論 [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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  • 広く言われている「物々交換の不便さを解消するためお金が発明された」のでなく,そもそも信用を表現するシンボルとして発明された,というところから始まって,マネーの歴史を紐解いていく.古代メソポタミア,古代ギリシャでのマネーの発明,中世の王達の貨幣鋳造益,中央銀行の設立,世界恐慌ときて,そのままの流れでリーマン・ショックにたどり着く.

  • お金とは一体何なのかを歴史を読み解きながら理解していく
    存外に長く、一度で全て理解出来なかった気もするが、それも自分自身が従来の貨幣感にとらわれているのも一因か

    マネーはあくまで社会技術であり、ものではない。絶対的な物理尺度とは違う。
    その理解の違いによる、金融危機とその後に起きる現象など、今知っておくべき事が多くあった

    非常に読みやすく翻訳されており、途中で投げる事なく読み切れた。

  • 『21世紀の貨幣論』 – 2014/10/9
    フェリックス マーティン (著), Felix Martin (原著), 遠藤 真美 (翻訳)
    http://booklog.jp/users/aloha88net/archives/1/B00O8JQXOG

    『21世紀の貨幣論』 – 2014/9/26
    フェリックス マーティン (著), Felix Martin (原著), 遠藤 真美 (翻訳)
    http://aloha88.net/mface/index.php?go=eoCz25


    内容紹介
    マネーとは何か。なぜ人はマネーに翻弄されるのか。
    気鋭のエコノミストによる、定説を覆す斬新なマネーの進化史。

    マネーをめぐる6000年の歴史をひもとき、経済学と資本主義の未来を問う


    ■伝説の哲学者ジョン・ロックが経済学に間違った思想を植え付けた!?
    ・経済学思想の源流をたどり、歯に衣着せぬ大胆不敵な主張を展開。

    ■物々交換の不便さから、マネーという最強の発明が生まれたという定説はウソ!?
    ・ケインズとフリードマン、なぜ2人の偉大な経済学者が
    『ヤップ旅行記』という地味な本を賞賛したのか? 
    斬新な着想で次々と定説を覆す、知的刺激にあふれた本。

    ■圧倒的な読み応え。いまをときめく著名人たちも絶賛!

    読みやすくてスリリング。もし一冊だけマネーに関する本を読むとしたら、これがその本だ。
    ハジュン・チャン(『世界経済を破綻させる23の嘘』著者)

    すばらしくオリジナルで面白いマネー史。システム全体がこんなにも危険で、
    慢性的に不安定なことに思いをはせたことがある人は、この本を読むべき。
    ライアカット・アハメド(ピューリッツアー賞受賞『世界恐慌』著者)

    【主な内容】
    第1章 マネーとは何か
    第2章 マネー前夜
    第3章 エーゲ文明の発明:経済的価値を標準化する
    第4章 マネーの支配者はだれか?
    第5章 マネー権力の誕生
    第6章 「吸血イカ」の自然史:「銀行」の発明
    第7章 マネーの大和解
    第8章 ロック氏の経済的帰結:マネーの神格化
    第9章 鏡の国のマネー
    第10章 マネー懐疑派の戦略:スパルタ式とソビエト式
    第11章 マネーの構造改革:ジョン・ローの天才とソロンの知恵
    第12章 王子のいない『ハムレット』:マネーを忘れた経済学
    第13章 正統と異端の貨幣観
    第14章 バッタを蜂に変える:クレジット市場の肥大化
    第15章 大胆な安全策
    第16章 マネーと正面から向き合う


    内容紹介
    マネーとは何か。なぜ人はマネーに翻弄されるのか。
    気鋭のエコノミストによる、定説を覆す斬新なマネーの進化史。

    マネーをめぐる6000年の歴史をひもとき、経済学と資本主義の未来を問う

    ■伝説の哲学者ジョン・ロックが経済学に間違った思想を植え付けた!?
    ・経済学思想の源流をたどり、歯に衣着せぬ大胆不敵な主張を展開。

    ■物々交換の不便さから、マネーという最強の発明が生まれたという定説はウソ!?
    ・ケインズとフリードマン、なぜ2人の偉大な経済学者が
    『ヤップ旅行記』という地味な本を賞賛したのか?
    斬新な着想で次々と定説を覆す、知的刺激にあふれた本。

    ■圧倒的な読み応え。いまをときめく著名人たちも絶賛!

    読みやすくてスリリング。もし一冊だけマネーに関する本を読むとしたら、これがその本だ。
    ハジュン・チャン(『世界経済を破綻させる23の嘘』著者)

    すばらしくオリジナルで面白いマネー史。システム全体がこんなにも危険で、
    慢性的に不安定なことに思いをはせたことがある人は、この本を読むべき。
    ライアカット・アハメド(ピューリッツアー賞受賞『世界恐慌』著者)
    内容(「BOOK」データベースより)
    マネーとは何か。誰がマネーを支配するのか―気鋭のエコノミストによる、斬新なマネーの進化史。資本主義と経済学のあり方を問う。
    著者について
    フェリックス マーティン
    ライオントラスト・アセット・マネジメント マクロエコノミスト、ストラテジスト
    オックスフォード大学で古典学、開発経済学を、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係学を学ぶ。オックスフォード大学にて経済学の博士号を取得。世界銀行に10年にわたって勤務し、旧ユーゴスラビア諸国の紛争後復興支援に関わる。現在、ロンドンの資産運用会社ライオントラスト・アセット・マネジメントでマクロエコノミスト、ストラテジストとして活躍。本書が初の著書となる。

    遠藤 真美(エンドウ マサミ)
    翻訳家
    主な訳書にメレ『ビッグの終焉』、シェンカー『コピーキャット』、フォックス『合理的市場という神話』、セイラー/サンスティーン『実践 行動経済学』、ブックステーバー『市場リスク 暴落は必然か』など。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    マーティン,フェリックス
    オックスフォード大学で古典学、開発経済学を、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係学を学ぶ。オックスフォード大学にて経済学の博士号を取得。世界銀行に10年にわたって勤務し、旧ユーゴスラビア諸国の紛争後復興支援に関わる。現在、ロンドンの資産運用会社ライオントラスト・アセット・マネジメントでマクロエコノミスト、ストラテジストとして活躍。『21世紀の貨幣論』が初の著書となる

    遠藤/真美
    翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 『21世紀の貨幣論』 – 2014/9/26
    フェリックス マーティン (著), Felix Martin (原著), 遠藤 真美 (翻訳)
    http://booklog.jp/users/jwtdream/archives/1/B00O8JQXOG


    『21世紀の貨幣論』 – 2014/9/26
    フェリックス マーティン (著), Felix Martin (原著), 遠藤 真美 (翻訳)
    http://aloha88.net/mface/index.php?go=eoCz25



    内容紹介
    マネーとは何か。なぜ人はマネーに翻弄されるのか。
    気鋭のエコノミストによる、定説を覆す斬新なマネーの進化史。

    マネーをめぐる6000年の歴史をひもとき、経済学と資本主義の未来を問う


    ■伝説の哲学者ジョン・ロックが経済学に間違った思想を植え付けた!?
    ・経済学思想の源流をたどり、歯に衣着せぬ大胆不敵な主張を展開。

    ■物々交換の不便さから、マネーという最強の発明が生まれたという定説はウソ!?
    ・ケインズとフリードマン、なぜ2人の偉大な経済学者が
    『ヤップ旅行記』という地味な本を賞賛したのか? 
    斬新な着想で次々と定説を覆す、知的刺激にあふれた本。

    ■圧倒的な読み応え。いまをときめく著名人たちも絶賛!

    読みやすくてスリリング。もし一冊だけマネーに関する本を読むとしたら、これがその本だ。
    ハジュン・チャン(『世界経済を破綻させる23の嘘』著者)

    すばらしくオリジナルで面白いマネー史。システム全体がこんなにも危険で、
    慢性的に不安定なことに思いをはせたことがある人は、この本を読むべき。
    ライアカット・アハメド(ピューリッツアー賞受賞『世界恐慌』著者)

    【主な内容】
    第1章 マネーとは何か
    第2章 マネー前夜
    第3章 エーゲ文明の発明:経済的価値を標準化する
    第4章 マネーの支配者はだれか?
    第5章 マネー権力の誕生
    第6章 「吸血イカ」の自然史:「銀行」の発明
    第7章 マネーの大和解
    第8章 ロック氏の経済的帰結:マネーの神格化
    第9章 鏡の国のマネー
    第10章 マネー懐疑派の戦略:スパルタ式とソビエト式
    第11章 マネーの構造改革:ジョン・ローの天才とソロンの知恵
    第12章 王子のいない『ハムレット』:マネーを忘れた経済学
    第13章 正統と異端の貨幣観
    第14章 バッタを蜂に変える:クレジット市場の肥大化
    第15章 大胆な安全策
    第16章 マネーと正面から向き合う


    内容紹介
    マネーとは何か。なぜ人はマネーに翻弄されるのか。
    気鋭のエコノミストによる、定説を覆す斬新なマネーの進化史。

    マネーをめぐる6000年の歴史をひもとき、経済学と資本主義の未来を問う

    ■伝説の哲学者ジョン・ロックが経済学に間違った思想を植え付けた!?
    ・経済学思想の源流をたどり、歯に衣着せぬ大胆不敵な主張を展開。

    ■物々交換の不便さから、マネーという最強の発明が生まれたという定説はウソ!?
    ・ケインズとフリードマン、なぜ2人の偉大な経済学者が
    『ヤップ旅行記』という地味な本を賞賛したのか?
    斬新な着想で次々と定説を覆す、知的刺激にあふれた本。

    ■圧倒的な読み応え。いまをときめく著名人たちも絶賛!

    読みやすくてスリリング。もし一冊だけマネーに関する本を読むとしたら、これがその本だ。
    ハジュン・チャン(『世界経済を破綻させる23の嘘』著者)

    すばらしくオリジナルで面白いマネー史。システム全体がこんなにも危険で、
    慢性的に不安定なことに思いをはせたことがある人は、この本を読むべき。
    ライアカット・アハメド(ピューリッツアー賞受賞『世界恐慌』著者)
    内容(「BOOK」データベースより)
    マネーとは何か。誰がマネーを支配するのか―気鋭のエコノミストによる、斬新なマネーの進化史。資本主義と経済学のあり方を問う。
    著者について
    フェリックス マーティン
    ライオントラスト・アセット・マネジメント マクロエコノミスト、ストラテジスト
    オックスフォード大学で古典学、開発経済学を、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係学を学ぶ。オックスフォード大学にて経済学の博士号を取得。世界銀行に10年にわたって勤務し、旧ユーゴスラビア諸国の紛争後復興支援に関わる。現在、ロンドンの資産運用会社ライオントラスト・アセット・マネジメントでマクロエコノミスト、ストラテジストとして活躍。本書が初の著書となる。

    遠藤 真美(エンドウ マサミ)
    翻訳家
    主な訳書にメレ『ビッグの終焉』、シェンカー『コピーキャット』、フォックス『合理的市場という神話』、セイラー/サンスティーン『実践 行動経済学』、ブックステーバー『市場リスク 暴落は必然か』など。

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    マーティン,フェリックス
    オックスフォード大学で古典学、開発経済学を、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係学を学ぶ。オックスフォード大学にて経済学の博士号を取得。世界銀行に10年にわたって勤務し、旧ユーゴスラビア諸国の紛争後復興支援に関わる。現在、ロンドンの資産運用会社ライオントラスト・アセット・マネジメントでマクロエコノミスト、ストラテジストとして活躍。『21世紀の貨幣論』が初の著書となる

    遠藤/真美
    翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

著者プロフィール

フェリックス マーティン
ライオントラスト・アセット・マネジメント マクロエコノミスト、ストラテジスト
オックスフォード大学で古典学、開発経済学を、ジョンズ・ホプキンス大学で国際関係学を学ぶ。オックスフォード大学にて経済学の博士号を取得。世界銀行に10年にわたって勤務し、旧ユーゴスラビア諸国の紛争後復興支援に関わる。現在、ロンドンの資産運用会社ライオントラスト・アセット・マネジメントでマクロエコノミスト、ストラテジストとして活躍。本書が初の著書となる。

「2014年 『21世紀の貨幣論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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