2035年の世界 [Kindle]

  • 44人登録
  • 4.10評価
    • (7)
    • (9)
    • (3)
    • (1)
    • (0)
  • 7レビュー
著者 : 高城剛
  • PHP研究所 (2014年10月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (114ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
村上 春樹
岸見 一郎
ジャレド・ダイア...
佐々木 圭一
又吉 直樹
有効な右矢印 無効な右矢印

2035年の世界の感想・レビュー・書評

  • 想像も入ってるとは思うが、すでに世界のどこかでそうなるネタが生まれていて、すでに動いてるのは確か。世の中悲観論ばかりだが、未来はやっぱ明るいよ。

  • 著者は、昨今とかくイロモノ扱いされがちだが、世界を駆け巡るビジョナリーだ。そのユニークな視点にはフューチャーパイレーツ時代から注目していたが、「ハイパーメディアクリエーター」という懐かしの肩書きはともかく、彼自身がメディアであり続けてきたことは、知っている人は知っている。

    2035年といえば、2015年から20年後。日本の18歳人口が明らかな下降に転じる2018年に生まれた子どもが高校を卒業する節目だ。東京五輪の効果や悪影響が出ているだろう15年後であり、人工知能が人間の脳を超える技術的特異点シンギュラリティーまで残り10年というタイミングだ。過去の20年とは比較にならない激動の時間だということは、素人でも分かる。

    老いた国になっていく日本と反対に、成長する東南アジアやアフリカ、南米。医療ツーリズムのニーズは高まり、そこで活躍するのはナノテクロボットとライフログすべて。移動手段も、エネルギーと共に緩やかにしかし革新的に変わっていく。そして、食料と水、そして人間の心や精神が、さらに重要視されていく。今の職業のいくつが粛正されているやら。その時、人間は、個人は、自分の価値をどこに見いだすのか。

    テーマは、テクノロジーだけに限らず、音楽業界から国際政治、経済など幅広い。各項目は、さらりとコンパクトにまとまっているので、それぞれの専門分野から見れば物足りないだろうが、取り上げられているいろいろな要素が相互に影響し合っていることが、俯瞰的に把握できる。

    声高に日本をdisって警鐘を鳴らすでもなく、クールジャパンにヨイショしている訳でもない温度も、自分には適していた。マスメディアや監督官庁への批判も臭わせる諦めもあり、ユートピアだけでなくディストピアも描かれている。いろいろなピースを集めては、ピッタリはまるところにはめて、ぼんやりとでも大きな未来図が描かれている。本書で語られている未来がすべて進行中で、一部は半ば実現過程にあり、信じるか信じないかではなくすでにそうなっている。後戻りはできない。

    こういう未来予測に接したときに、さて、どうしたものか。著者と同じことを中途半端に実践しようとすれば即死しそうだし、どうせ自分には直接関係しない・影響ないと無関心を装うのも、慌てふためいて足下が疎かになるのも滑稽だ。

    道案内のサインはサインとして目にした。全てを理解できないとしても、これから何度も見聞きするだろう。その上で、どちらの方向へ、どれぐらいのペースで、誰とパーティーを組んで進むかは、結局自分次第なのだ。
    …と、ある程度未来予測ができている彼でも、女優の扱いは難しかった、と。いやはや。

  • 所々、根拠に欠けるが、こういう系は半分も合ってればいいだろう。知らない話も多かったのでためになった。

  • 現状の世界の先端になる可能性のある技術や、世界の流れの参考になる一冊。

    あくまでもこれを元に自分で調べる必要はあるだろうが、長期的に見るなら参考になると思う。

  • 高城剛の未来予測計の本は過去に出版されていたものを思い返すとほとんどが的中しているから其の的確さは信用できるものがある。だからこそ、この本を読んでみて暗い気持ちにならざるを得ない。人類全体として技術の進歩によってエネルギー之問題が自然エネルギーに今後変わっていくことは間違いない。それは喜ばしいことだ。自然の摂理としてこのように変わっていくだろうという予測は納得出来るものがあった。だから全人類が豊かになっていくのは別にいいんだけど、結局個人としてどのように今後していくべきかの指標としては、あまり参考になるものではない。もちろん、未来にどうなるかをある程度予測できなければ今後どのように動くかということも分かりかねるのだが、特に今後の身の振り方に参考になるような情報は無い。ただこのままでは駄目だということは分かっている。分かっているんだよ。でもどうすれば良いのかというのがわからない。海外に活路を見出すことはできるだろう海外で生活をしたことがない人なら。すでに海外に飛び出して日本に帰ってきた人はすでに知っている。自分にとっての活路をそこには見いだせないということを。自分にとっての活路が見つからない。それが自分の人生にとって今最も重要な問題なのだ。だからといって宗教に行くわけにも、哲学に走るわけにも行かない。考えはするけれどもどっぷり浸かるわけには行かないのだ。そういう環境にあるのだ。できない理由を探しているという自覚はない。ただ、しなければいけないことがなんなのかわからない。もうかつての常識は通用しないことも分かってるんだよ。だからこそ、どうすればいいのかわからないんだ。これからも先が見えない真っ暗な道を手探りで歩いて行くしか無い。そのことを自覚させられる一冊だ。

  • これはSFかリアルか。地球を住み処にし、世界中を飛び回る高城剛氏だから書ける、今から20年後の世界の姿。あまりにも厳しい様々な世界の危機に絶望を感じつつ、新しいテクノロジーが世界を救うことに、生きる希望を抱きます。

    日本だけではなく、世界中が厳しい状況になっていくであろう未来。時が過ぎていく中で厳しい現実に飲み込まれるのではなく、自分の意思と先見性で未来を創造していこう。

全7件中 1 - 7件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

2035年の世界を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

2035年の世界を本棚に「読み終わった」で登録しているひと

2035年の世界を本棚に「積読」で登録しているひと

2035年の世界の単行本(ソフトカバー)

ツイートする