- Amazon.co.jp ・電子書籍 (416ページ)
感想・レビュー・書評
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警察犬が主役のお話なので、犬の日までに読み終わりたかったんだけど、読み終わらず。
本日読了。
もう、最初っから涙無くしては読めないよ(TωT)
犬のマギーが可愛いし、頭が良いし、健気だしで泣ける…!
外で読み始めなくて良かったわ。
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犬のマギーも主人公のスコットも、相棒を任務の中で亡くした者同士。
再出発した2人を応援しちゃうよ。
続きも読みたいな。
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アフガニスタン戦争で相棒失ったジャーマン・シェパードの軍用犬のマギー。
このマギーの描写の部分が面白かった。
ストーリーとしては、やや平凡かな。。。 -
なんだか最近、読みたい!と思う本がなくて、読む前から、なんだかおもしろがれない気がするとか思ってしまうような感じで、なに読んだらいいの?とずっと迷っていて(読まない、という選択はないのだろうか。。。)、で、なんとなく、以前たくさん読んでいたようなごく普通の穏やかっぽいミステリ(って言い方もヘンだけど。猟奇的な殺人とかじゃなくて怖すぎず、暗すぎず、あんまり謎解き重視でなく、ラストはうまく事件が解決してイヤな気分にならないやつ)なら読めるかも、と思って、これを。。。
予想どおり、おもしろく読めました。
刊行が少し前なので、当時、犬がかわいい!っていうのが評判だったのを覚えていたけど、そのとおりで、まったく犬好きでもなんでもないわたしでもかわいいと思った。心身ともに深く傷ついていた警官と犬がパートナーになって事件を捜査していくことで、どちらも癒されていくっていうのがいい話で。
グロテスクさや怖さはないし、相棒の死という発端は悲しいけど、そこから立ち直っていく展開なので希望があるし。
犬の嗅覚とか警察犬の訓練の話とかも興味深かったし。
こういうごく普通の穏やかなミステリって最近減ってきたような気もしなくもない。昔は私立探偵のシリーズものとかそういう雰囲気のが多かったような。そういうのを今は読みたい気分。。。 -
犬の心理を要所要所に入れて、人間との相棒に対する考えを教えてくれるので、とにかく犬の思いに感動します。
相棒を保護するために全神経を研ぎ澄まし、仲間として守る。途中スコットの上司が、飼い主の在り方について説くシーンがありますが、犬との向き合い方考えさせられます。
事件の内容も、元人間の相棒だった女性巡査の殉職を忘れられず、夜街をさまよい事件現場で涙し、マギーに慰められるシーンは、マギーの戦場での体験と重なり、涙出ます。
最後、事件が解決できて、一矢報いることができて良かったですが、その辺りもう少し知りたかったです。でも、犬と事件を追う話はなかなか少ないので、楽しめました。 -
パートナーを失った警官と犬の物語。
警官は銃撃戦の末、相棒を殺され、重傷を負ってやっとの思いで復帰したスコット。犬はアフガンで銃撃され、主人を失い自らも足を撃たれたが、死んだ主人の元を離れなかったメスのジャーマンシェパードのマギー。
スコットは相棒のイマワの際の言葉が忘れられず、思い悩む。
スコットは警察犬と組む希望を出し、認められる。
そこでマギーと出会い、コンビを組むことに。
スコットの事件を解決しようとする人達と事件を追っていくうちにとんでもない真相に迫る。
マギーがスコットを信頼していく様が良い。
マギーの視点からも描いているところは新鮮。マギーの主人に対する忠誠心が泣かせる。スコットの上司も最後に泣かせる。 -
Kindle
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2016.10.13 ★4.0
===あらすじ===
ロス市警の刑事スコットは相棒とパトロール中、銃撃事件に遭遇する。銃弾はふたりを襲い、相棒は死亡、スコットも重傷を負った。事件から九カ月半、犯人はいまだに捕まっていない。警備中隊へ配属となったスコットはそこで新たな相棒―スコットと同様に、大切な相棒を失ったシェパード、マギー―に出会った。