ガソリン生活 [Kindle]

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著者 : 伊坂幸太郎
  • 朝日新聞出版 (2013年3月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (315ページ)

ガソリン生活の感想・レビュー・書評

  • 事件の真相と、色んな伏線が綺麗に回収されて、の最後の最後の大団円が良かった。
    亨は確かに面倒くさくて、生意気な子供だけど、やっぱり愛すべきキャラクターだよね。

  • 車視点ってことで何となく後回しの積ん読状態になってたけどはじめの山が衝撃的で読まずにいたのを後悔してしまった。
    荒木翠のキャラもそうだけど女性のさばさばした魅力を書くのが上手だ。
    信号の青について必ずしも良いこととは限らないっていうのをいろんな方向から印象づけられる良い話だった。

  • 面白かった!
    語り手が車、ていうのが新しいし、もしかしたらそういう風に思ってるのかもなー、って思うと楽しい。
    展開も伊坂らしくていい。

  • 単調な感じで読み進めるの遅くなったけど、そこらへんの車に感情移入してしまうようになったしほっこりした

  • 発表した作品が次々と話題作になる小説家、伊坂幸太郎。
    自分も、その作品の出版を楽しみにしている読者の一人です。
    まだ読んでいない作品が文庫化されていたので、電子書籍版を読んでみることにしました。
    主人公は年の離れた兄弟。
    大学生の兄が運転する車に突然、女性が乗り込んできます。
    驚きながらもそのまま乗せて車を走らせるうちに、この女性がとても有名な元女優であることに気づきます。
    戸惑いながらも会話を交わし、とある場所で彼女を下ろした主人公たち。
    しかしその後、その元女優が事故で亡くなってしまって・・・という始まり。
    自動車事故にまつわる謎解きが、全体の大きな流れになっています。
    車中の場面からスタートするのですが、この作品は全編、主人公たちが乗る「車」の一人称で、語られています。
    人間が乗っている時、近くにいる時だけその会話を聞くことが出来る、そんな「車」という視点で物語を書くと、このような小説になるのだなあと、感心しながら読み進めました。
    そして物語を通じて描かれているのが、他者による人への攻撃について。
    有名人の行動に対して、読者が喜ぶようなことであれば虚飾を混ぜて書いてしまう、記者という存在。
    自分が使う金が欲しい、相手が気に入らない、そんな理由で他人の弱みに付け込み、コントロールしようとする大人、子供。
    そんな姿が、車という機械を通じて描かれていることで 、人間の怖さ、滑稽さというものをより一層、強く受け取れたように感じました。
    引き出しの多い作家さんですね。
    コンスタントに作品を発表しているので、以降の作品が文庫化されるのを、楽しみに待ちたいと思います。

  • 車視点っていうことで、どうなるのかなと思って読んでいたけど、こういう視点も面白いとは思いました。
    見れるところ、見れないところが、普通に人が主人公の話とは違う点などが新鮮でした。
    車視点でないとなりたたない点などをあまり感じなかったのが少し残念かな。

    伊坂さんの話らしい感じで、ほかの話で出てきたメンバーも出演してたりして、サクッと読める本でした。
    伏線の回収もあって、楽しく読めた一冊です。

  • リズムが良くてどこか洒落た文章が読んでいて気持ちいい。

  • 人の言葉を使って話す車たちがとにかく可愛い!どの車も、人間という「親」がいる「子ども」で、素直で無邪気。車同士は話せるのに、人間とは通じ合えないことが、もどかしくも面白かった〜!

  • 伊坂幸太郎さんらしい、淡々とした中で複雑に絡み合ってる話。
    望月家の個性がよかった!
    一本の線につなげるために、なんでって、思う所を少し感じてしまったのが残念。

  • デミオユーザーとしては読まないといけないだろうということで、読んでみた。
    デミオユーザーがどうかは特に関係なかったが、楽しめた。

  • 主人公家族の所有する車の視点でストーリーが展開していく新感覚な小説で、とても面白かったです。
    おしゃべりで噂話が大好きな車たちや魅力的な登場人物の会話がとても洒落ていて終始飽きること無く楽しめました。

  • ちょっと話が長いです。読むの遅い私には。

    この小説は自動車同士の会話で、話を説明するスタイルのようです。

  • 車が主人公。といっても名車を語るといった類の話ではなく、ごく普通の車(緑のデミオ)が話すという設定の、いかにも伊坂らしいミステリーの要素が入った作品。舞台は著者が住む仙台。肩の力を抜いて読めるエンターテインメント。

  • 伊坂幸太郎の作品は個人的に苦手だったけれど、この作品は面白かった。
    車が擬人化されていて、その視点で物語が進むのはよく出来ているなと。多くの車が出てくるのだが、それぞれ個性があり、本当に車界のネットワークがありそう。
    また、主人公の車の所有者の望月家の一家も暖かみがある家族でよかった。ピローグには、じわっと来るものがあった。ただ、伊坂作品特有の「結局どうなったの??」の結論部分にもやもやしてしまった。

  • 車目線で、所有者である望月家の人々を中心とした、日常や非日常のあれこれが描かれる。
    車が意思を持って、会話もするが、それは車同士のものでその言葉は人間にはわからない。
    もしかしたら本当にこんな風に車にも意思があるのかな、などとも思ってしまう。
    けれどそう考えると、たとえ一人で運転する際も、決して無理な運転などできないし、車を大切にすると思うし、愛着も一際だろう。

  • 再読。kindle。モノを擬人化して描くなんて、今までいろんな作家さんによって使いつくされた技法だろうに、車の擬人化が本当によくできている。いろんな車が個性的に描かれ、車同士のネットワークの豊かさがストーリーをおしすすめていく。人間の方も、望月一家はみんな好ましく、特に大人びた子供らしくない末っ子も可愛らしい。震災後、誰が読んでも楽しめることを目指して書かれた作品だけあって、ワクワクしながら楽しく読んだ。

  • 望月家が所有する緑のデミオが主人公のお話し。タイトルからしてどういう意味かと思っていたら、車たちがおしゃべりできるという設定で、自転車とは話せないんだけど列車とは話せたり、人間の言葉は理解できたりと、よくよく考えるとそれはないでしょ~~と思うけれども、そうだったら楽しいな!という感じで、ラストまで楽しんで読めました。人の良い良夫と、弟で小学生だけど達観している亨とのやりとりや、緑デミと隣家の所有車カローラのザッパの話など、とにかく楽しかったです。いろいろ事件に巻き込まれるけど、たぶん何とかなるのだ!という安心感もあり、オーファザーの由紀夫がちらっと出てきたり、面白かったです。ラスト2ページが最高でした。楽しかった!

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