自閉症の僕が跳びはねる理由: 会話のできない中学生がつづる内なる心 [Kindle]

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著者 : 東田直樹
  • 株式会社エスコアール (2014年10月16日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (175ページ)

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自閉症の僕が跳びはねる理由: 会話のできない中学生がつづる内なる心の感想・レビュー・書評

  • 多様な人がいるということを気づかせる意味で、大人だけでなく子どもたちにも読ませたい一冊でした。

  • 衝撃を受けた。
    自閉症の人が状況を認識しているなんて、知らなかった。
    勝手に動く口と手足。説明するすべを持たずに、誤解され続ける。耐えられないだろ。
    意識の閉じ込めと同じ。

  • 副題:会話の出来ない中学生がつづる内なる心-巻末:短編小説「側にいるから」~1筆談とは<お母さんが考えてくれた文字盤で意志を通じさせることで今はパソコン・話すという神経回路は使い慣れない>2大きな声は<独り言が反射的に出るのだ・呼吸と同じように>3同じことを尋ねるのは<聞いたことを直ぐ忘れてしまうからで,言葉のキャッチボールとしての遊びの要素もある>4質問されたことをオウム返しするのは<場面として思い出そうとするため>5何度言っても分からないのは<やっているときは前のことが思い浮かばない>6小さい子相手の言葉は<赤ちゃん言葉は嫌だが難しい言葉を使って欲しいわけでもない>7独特の話し方は<話しながら自分の言いたいことを纏められないため>8返事が遅れるのは<なぜか分からないけど,時間が掛かるのだ>9言葉をよく聞けば良いかというと<はい・いいえも言い間違えることがあるから,余り信用しないでほしい>10上手く会話できない訳は<関係ない言葉がどんどん出てくるのが不思議,体さえも自分の思い通りにならない>11目を見て話さない理由は<相手の目が怖いからで,見たいのは人の声>12手を繋ぐのは嫌いなのかというと<嫌いじゃないけど,他の気になるものを見掛けると手をふりほどいてしまう>13ひとりが好きかというと<嫌いなわけがなく,自分のせいで他人に迷惑を掛けているかも知れないと思うと,つい一人になろうとする>14声を掛けられて無視するのは<直ぐ近くでも気がつかないから>15表情が乏しいのは<楽しいおかしいが皆とは違うからだと思う>16体に触れるのが嫌いかというと<僕は大丈夫だけど,良い気持ちがしないから嫌いだという人もいる>17バイバイの時に手のひらを自分に向けるのは<真似が難しく,自分の目で見て確かめられる部分を動かすことが最初の模倣であるから>18ハイテンションはうれしさの表れかというと<思い出し笑いの強烈なものと思ってほしい>19フラッシュバックって<バラバラの記憶がついさっき起こったように頭の中で再現され,嵐が起こる>20少しの失敗も嫌なのは<感情が抑えられないからで,津波が押し寄せる>21言われて直ぐやらない理由は<何をやるか・どうやるかイメージする・最後まで自分を励ます・という気持ちの折り合いが付かないから>22何かをやらされるのは<嫌いじゃない,見ていてくれると強くなれる>23一番辛いのは<自分のせいで悲しんでいる人がいること>24普通の人になりたいかというと<自分を好きになれるなら,普通でも自閉症でもどちらでも良い>25跳びはねるのは何故かというと<気持ちが空に向かっていて,縛られた縄をふりほどくよう籠の鳥のように羽ばたきたい>26空中に文字を書くのは<覚えたいことを確認するため>27耳を塞ぐ理由は<人が気にならない音が気になるから>28手足の動きがぎこちないのは<手足がどうなっているのかがよく分からないからで,手足がどこに付いていてどうやったら思い通りに動くのか分からない・触覚にも問題があるかも>29みんながしないことをするのは<気持ちが感覚の異常を引き起こしているのではないかと>30痛みに敏感だったり鈍感だったりするのは<ジグソーパズルのような記憶の中に他のピースが混じって今までの記憶が壊れる>31偏食は<自分で食べ物だと感じたもの以外は食べても美味しくない・美味しいと感じられるまで時間が掛かる>32ものを見るときは<最初に部分が入り込んでしまう・普通は全体から>33衣服の調整は<暑くて倒れそうでも服を脱げば良いと云うことを忘れてしまう>34時間の感覚は<区切りがなくて戸惑う・次の一瞬,自分が何をしているか不安>35睡眠障害はなぜ起きるのかというと<分からないし,時間が経てば直るかも>36ものを回すのは<回転するのが刺激的で規則正しく動くから>... 続きを読む

  • 自閉症の子が書いた,自閉症児への質問に応える内容の本です。
    この本で,自閉症の子が,なぜ,そんな行動を起こしてしまうのかが,よくわかります。
    彼が,こんな本を書けたのは,彼の「感情」を掌る脳が発達しているからかも知れない…というのが,NHKのドキュメンタリーで紹介されていました。
    これまで,なんにんもの自閉症の子やスペクトラムのこと出会ってきました。これからも,出会うと思います。
    今まで,自分の感覚で捉えていただけのことが,すこし具体性を持って明らかになった気がします。
    しかし,個人差もあることでしょう。
    これはあくまで,直樹君という個人のことであることも,同時に知っていないといけないと思います。

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