菜根譚　ビギナーズ・クラシックス　中国の古典 (角川ソフィア文庫) [Kindle]

著者 : 湯浅邦弘

• KADOKAWA (2014年10月25日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2024年1月14日]

「古典を難しく感じるのは、時代背景が分からないと作品の内容が理解できないところにある。ビギナーズ・クラシックスシリーズでは古典の原文→その現代語訳→さらにその部分の解説という構成になっているので、当時の風習などを理解しつつ、原文の雰囲気を味わいながら古典に親しむことが出来る。」
（大居雄一『身になる読書術』の紹介より。

[syouhuku7さんの感想 · 2019年1月16日]

印象に残った言葉
・随縁素位
因縁に従うこと、自分の道を守り他に気を取られないことは、海を渡るための命の浮き袋である。
・花看半開、酒飲微酔。此中大有佳趣。
花は五分咲きをみるのがよく、酒はほろ酔いくらいがちょうどいい。その中にこそ、すばらしい趣がある。

著者プロフィール

大阪大学大学院文学研究科教授

「2016年 『増補改訂版　懐徳堂事典』 で使われていた紹介文から引用しています。」