姑獲鳥の夏(3) (カドカワデジタルコミックス) [Kindle]

著者 : 志水アキ

制作 : 京極 夏彦 

• KADOKAWA (2014年10月24日発売)

感想・レビュー・書評

[路傍さんの感想 · 2024年3月10日]

小説では結構ぼかして表現されていたけど、ガッツリ漫画で致しているさまを描いていらっしゃったので、「わ、わぁ」ってなっちゃった。
でもいやらしいとも思えなくて、やっぱりそうだったんだと思えた。梗子さんと藤牧のズレが、こんなにも恐ろしいとは。特に藤牧は、うん、恋文とか妊娠の話でおや、何か齟齬があるなとかならんかったんか。
いや、それを考えるよりも、かしら。
もしもこれが母と子をテーマとしていたなら、改めて、これがデビュー作はエグいて京極先生。
好きです。もっっっと早くに読めば良かった。

木場修らが集まった部屋で、榎木津が木場修ににょーんって顔するコマが好きです。仲良しか。

著者プロフィール

漫画家。『夜刀の神つかい』（幻冬舎コミックス）でデビューし、『トータスデリバリー』（講談社）など著作多数。
京極夏彦の原作『百鬼夜行シリーズ』 のコミカライズはライフワークとなっている。
『都合のいい果て』で「モーニング・ツー」初登場。

「2023年 『都合のいい果て（2）』 で使われていた紹介文から引用しています。」