スウィング・オブ・ザ・デッド [DVD]

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監督 : ジェレミー・ガードナー 
出演 : ジェレミー・ガードナー  アダム・クロンハイム  アラーナ・オブライアン  ラリー・フェセンデン 
  • アメイジングD.C. (2015年2月4日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580189027877

スウィング・オブ・ザ・デッド [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 原題の「The Battery」は電池と野球のバッテリー(投手と捕手)の
    Wミーニングなんでしょうね。

    主役はベニー&ミッキーという、元野球チームのバッテリーコンビ。
    元キャッチャーのベニーは、ヒゲぼうぼうで中年太りのオッサン。
    (ミッキー「この世界になってから太った奴はお前くらいだ」)
    演じるジェレミー・ガードナーは監督・脚本もかねております。

    非常に楽観的というか、世界がゾンビだらけになった
    (あ、前提説明してなかったけど大体想像付くよねw)今でも
    のんきにその状況を受け入れて居ます。

    相棒のミッキーは神経質目な元ピッチャー。
    ポータブルプレイヤーを手放さず、
    常に音楽を聞いて現実逃避をしている模様。

    いつゾンビに襲われるか判らないのに、周囲の音が聞こえなくなるくらい
    音楽に没頭しているのはどうかと、ベニーにも指摘されては居るんですけどね。

    冒頭のシーンはミッキーがプレイヤーの電池を取り替えている。
    何気ない日常?と思ったら、後ろの家からゾンビを殺したベニーが出てくるという。

    2人は釣りをしたり、空き家で物資を調達したりしながら
    一見のんびりとこの世界を生き抜いているようで、
    時々ゾンビに遭遇してはベニーが始末。

    ミッキーは「放っておけばいいんじゃない?」と消極的。
    この映画のゾンビはかなり遅く、やる気もないのでかなり危険度は低めなんですけどね。
    しかし、ベニーは「使命だから」と。
    これもベニーが正しいと思うんですけどねー。

    でも、ミッキーが寝ている間に
    バットとゾンビを入れてドアを閉め、
    「やばいぞミッキー!バットで殴り殺せ!」と、無理やり手を汚させるのは
    荒療治すぎではないかと思うんですけどね。

    こんな2人の性格の違いを「スウィング」と例え、
    バットの「スウィング」と合わせたんだとしたら、この邦題はなかなか頑張った方ですね。

    そんな2人はちょくちょく喧嘩もするんですが、
    広場を見つけてはキャッチボールで仲直り。
    んー。ホノボノゾンビムービーだな。


    しかし、色々不満がある中でも、ミッキーは特に女性に対しての欲求が高まっているみたい。
    彼女の家に行ってみたら、誰も居なかったんだけど、長逗留したいと言い出したり
    (パンツの匂いかいだり…変態か)するし。

    先述したとおり、この映画のゾンビは大したことないので、
    基本的に車の中に居れば安全は確保できるため、
    ミッキーが一人、車の中にいた時に、若い女のゾンビが襲ってきたら、
    中のミッキーはそれを見てマスターベーションをはじめる始末。

    そんなある日、手に入れたトランシーバーの性能を試していたところ、
    混線して他の生存者グループの通信を聞く。
    どうやらその連中は、一箇所にとどまっての生活が出来ているらしく、
    子供が誕生日に見たいと言い張った「トレマーズ」のDVDを探しに行くとか言っている。

    ベニーとの2人の生活にも飽き飽きしていたミッキー。
    早速連絡を取ろうとするが、「俺達にはかかわるな」とすべないお返事。
    しかし、ベニーはその通信相手、特に女性のアニーに執着して、
    折を見てはトランシーバーに話しかけるのでした。


    その後なんやかんやあって、アニーとは遭遇できるのですが、
    こいつが確かに若い美人ではあったものの、
    ベニーの足を打ち抜いた上、彼らの車のキーを草むらに投げ捨てて去っていくという
    彼らにとっては最悪の行動を取る女でした。

    キーがみつからねー、といっていると、そこにゾンビの集団が。
    車に避難すればとりあえず攻撃は防げるの... 続きを読む

  • ゾンビモノとしてはかなりいい出来です。秀作であると思います。
    野球のバッテリーだった2人のやり取りが秀逸で、本当にこんな世界になってしまったら…こんな風に生きていくのかな…なんて考えちゃうほどやたらリアリティがあってとてもいい作品でした。
    当初チャランポランに見えるキャッチャー君の方がピッチャー君より、しっかりとリアルを見定めていた…そんな話なんです。

    ほぼゾンビは出てこないですけど、もはや普通の世界ではなく、リアルを見つめて絶望しながらも安易に自死を選択せず諦めずに生き残るか、リアルを受け止めることができずに、何処かに元に戻すスイッチでもあるんじゃないかと人にすがって甘えをながらも生きている…
    対極にある二人、いろんな感情が吹き出しているんだけど、お互いに必要な相棒である事をちゃんとわかっている所がちょっと泣かせました…
    ラストシーンのあの目力は「絶対に死ぬもんか」って意思を強く感じさせるいいシーンでしたね。
    これは観ておいて損しない作品です。是非ご覧あれ〜

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