GODZILLA ゴジラ[2014] Blu-ray2枚組

監督 : ギャレス・エドワーズ 
出演 : アーロン・テイラー=ジョンソン  渡辺謙  エリザベス・オルセン  ジュリエット・ビノシュ  サリー・ホーキンス  デヴィッド・ストラザーン  ブライアン・クランストン 
  • 東宝
2.87
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感想 : 71
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104095541

感想・レビュー・書評

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  • 博士、あなたは一体何を・・?

    ある”事故”で妻を失った男がが、周りから変人と言われようともその真相を追い続けていた。その息子は、周りの人達と一緒に父を変人扱い。

    自体は一変、当時とまた同じような自体に陥り、息子が何故か司令本部へ連行。
    「父は間違ってなかった」
    そして本部へ連れて行かれるとそこには渡辺謙演じる「芹沢博士」の姿が。
    この博士、どのくらいすごい人なのか、何をしている人なのか、全く明かされず、全権を握る。あまりに適当な出演。

    もう一つ残念なのが、アサルトライフルでゴジラに立ち向かうシーンのバカさ加減。
    どんな作戦が出てくるのかと思いきや、洋画の世界観にとどまってしまっている。

    全体を見るとハリウッド映画のパターンにキレイにはまっていて不思議とストレスなく見れる佳作。

    ゴジラを使って洋画特有のパニックに仕立て上げられてしまったように感じる。

    パニック映画にはいくつか定石があると思う。
    ・二人または複数人の深い絆→待ち受ける喜び→果たされることのないエンド
    ・陰謀論者→認められることなく死亡→為す術なし

    スティーブン・キング原作の「ミスト」を思い浮かべる。
    その次にメガシャークシリーズ(メガ・シャークVSジャイアント・オクトパスあたり)を思い浮かべる。
    頭の中で上手く掛け合わせて2で割る。
    これは、それ。

  • 2014年(アメリカ)
    原題:GODZILLA

    監督:ギャレス・エドワーズ
    脚本(ノンクレジット):マックス・ボレンスタイン(フランク・ダラボン)
    音楽:アレクサンドル・デスプラ

    出演(日本語吹替):
    アーロン・テイラー=ジョンソン(小松史法)
    渡辺謙(渡辺謙)
    エリザベス・オルセン(波留)
    ジュリエット・ビノシュ(山像かおり)
    ブライアン・クランストン(原康義)


    製作:トーマス・タル、ジョン・ジャシュニ、メアリー・ペアレント、ブライアン・ロジャーズ
    製作総指揮:パトリシア・ウィッチャー、アレックス・ガルシア、坂野義光、奥平謙二

    ----------------------------------------

    日本が産んだ世界的スター「ゴジラ」のハリウッドによるリブートであり、モンスターバースシリーズの第1作。
    ゴジラは過去の国産シリーズで語られていた核実験の副産物として誕生した突然変異体という設定ではなく、
    ペルム紀の大量絶滅を生き延びた古代生物という設定で、どうやら従来のゴジラシリーズとは世界観を異にしている(パラレルワールド)ようです。

    スターウォーズシリーズ中、最高傑作と謳われる「ローグ・ワン」のメガホンを取ったギャレス・エドワーズ氏が監督ということで、
    スピーディーな展開とド派手なアクション、そしてそれらと相反する要素にも思える悲哀に満ちた人間ドラマが織り交ぜられた作風を期待したのですが、どうやら期待しすぎだったみたいで、
    原因不明の大地震とそれに続く原発事故でブロディ博士が妻と離別する冒頭のシーンは、緊迫感もあり非常にいいイントロだったように感じたのですが、そこからの展開がまあ長い。
    たらたらつらつら解説やら科学的な話が続くばかりで、一向に主役のゴジラが登場しない。引っ張って引っ張って期待を持たせるつもりだったのかもしれないけど正直かなり間延び感がありました。
    そのおかげで、肝心のゴジラが登場したときは「おおっ」となりましたが、ムートー(雄)の逃亡により、見せ場はほとんどなく第1ラウンド終了。
    その後ムートー(雌)も合流して開戦したサンフランシスコでの第2ラウンドもなんかイマイチぱっとせず終了。
    いや、筆者も男なのでやっぱり怪獣同士の戦いは興奮しますよそりゃ。厳密に言えばちゃんと興奮しました。
    ただ、ここまで引っ張っておいてあの程度かと思わざるを得なかったのが正直なところ。

    バトルシーンを作るために、ムートーというつがいの怪獣を登場させたのだと思いますが、登場人物たちがムートー問題に振り回され過ぎて、イマイチゴジラにピントが合ってなかったんじゃないかなと感じています。
    ムートーを撃破した後は、なにもせずに大人しく海に帰っていく結末とかなんとも煮え切らなかったというか。。
    これも続編(2019年公開の「キング・オブ・モンスターズ」や2020年公開の「VS キングコング」)においてゴジラにヒーロー性を持たせるための措置なのかもしれませんが、動機が不明瞭なまま平和的な行動を取る巨大怪獣という構図にどうも違和感を感じずにはいられません。
    何が言いたいかというと、1954年製作の「ゴジラ」に登場する初代ゴジラ、もしくは2016年製作「シン・ゴジラ」のゴジラのように非道の限りを尽くしてくれればより、ゴジラに対する畏怖が抱けたのになと思います。
    パニック映画っぽくはしたくなかったんですかね?

    とまあそんな具合で、個人的には微妙な感想を持ってしまった本作。
    続編の「キング・オブ・モンスターズ」ではキングギドラやモスラ、ラドンなども登場し、かなり激しいバトルシーンが展開されると言われているので、そちらでのゴジラの暴れぶりに大いに期待することとします。
    マーベルやDCをはじめ、最近流行りのシェアード・ユニバースですが、本ユニバースはまだまだ始まったばかり(本レビュー執筆時でまだ生まれて5年)。
    MCUやスターウォーズに追随するほどのユニバースの誕生となるか、そこまでの成長は果たせないか。今後の行く末が楽しみですね。

  • 2018.☆.14
    GyaOにて
    シン・ゴジラより好き。
    2014年版ゴジラはどこか愛嬌のあるクマ顔で、人類の不徳の致すところもフォローしてくれる可愛いやつ。
    作業しながら流し見してたのでムートーの1匹目がいつ倒されたか分からなかった。

  •  立川シネマシティで『GODZILLA ゴジラ』を観た。3D字幕版にて。

     ストーリーにご都合主義なところもあるし、日本が舞台になる序盤には不自然な点もある。
     けっして百点満点の出来ではないが、ゴジラと敵の「ムートー」(雌雄一対の怪獣)が大都市を破壊するシークエンスのド迫力で、それらの瑕疵がすべて帳消しになる感じ。私は、料金分は十分満足した。

     これは映画館の大スクリーンで、それも3D(もしくはアイマックス)で観るべき映画だ。最初からDVDで観たら、魅力は半減以下だと思う。

     日本版初代ゴジラへのリスペクトも十分感じられ、パニック映画である以前に怪獣映画として優れている。

     日本の原発が破壊される序盤では「3・11」を思い起こさずにはいられないし、米国本土の高層ビルに怪獣にやられた飛行機が突っ込むシーンでは「9・11」を想起せずにはいられない。当然、作り手たちはその点に十分意識的であるはずだ。
     現代において「突然襲ってくる破滅的な災厄」を描くなら、大震災やテロ攻撃のメタファーを内包しないわけにはいかない、ということか。

     まあ、そんなよけいなことを考えなくても、怪獣映画兼パニック映画として単純に楽しめる映画である。
     大人の観賞にも十分堪える……てゆーか、映画館にはむしろ中高年男性が目立った。

     ムートー(=MUTO/このネーミングって「武藤」に由来?)の造型が怪獣としてはイマイチで、カッコよくない点だけが玉にキズ。

  • 怪獣大戦争。日本の怪獣特撮映画をハリウッドの技術で撮り直しました、という感じで好感が持てる。ムートーの造形と鳴き声がいかにも怪獣映画だ。海に帰るゴジラの雄姿になぜか涙が出てきた。

  • ハリウッド版ゴジラ
    ムートーって新しい?怪獣が出てきて、これを倒すためにゴジラが存在するという設定。
    前半の、原子力?施設で働く夫婦が、ゴジラの振動で施設が崩壊、扉を閉めるために妻を見殺しにしなければならないって設定がもうクライマックス。
    15年の月日が流れ、息子は成長し子供を持つが、父親はいつまでも見殺しにした妻を想い隠ぺいされた真相を解き明かそうとしていた。
    ようやく辿り着けるという段階であっけなく死んでしまってビックリ…
    日本に来ていた息子が妻と息子の元へ帰ろうとするも、怪獣がアメリカ本土で暴れていて思うように帰れず、途中軍と合流して怪獣を倒すために奮闘していく。

    映像がリアルで、本当に怪獣がいるようだった。
    圧倒的な力を前になすすべもなく死んでいく人の描写はどうも、自然災害で亡くなった方々を思い起こさせてしんどくなる。

  • ⚫︎あらすじ
    フィリピンの鉱山で巨大な恐竜のような化石が発見される。
    そこには、骨とともに正体のしれない巨大なサナギ。
    同じ頃、日本の原発施設で謎の振動が起こり、施設は崩壊。
    漏れ出す放射線から街を守るため、自分の妻が取り残された核施設を遮断する核物理学者ジョー。
    それから15年、原発施設は閉鎖され周辺の街も「放射能汚染」により立ち入り禁止地区となり廃墟となっているが、妻を死なせることになってしまった事故には、何かが隠蔽されていると固執し。軍人となった息子、フォードにも変人扱いされるようになってしまったジョー。
    15年前の事故に関連したデータを取り戻すため(何も持ち出せずに退避させられた)、立ち入り禁止区域にある我が家へと侵入すると再び激しい振動。
    元原発施設では、フィリピンで見つかった謎のサナギが放射能を餌に羽化を迎えていた。
    人間のコントロールを離れ力を増すサナギを処分しようとするも羽化した怪獣、ムートーは施設の外へと飛び立ってしまう。
    元原発施設は地震による崩壊として報道されるが、ムートーは行方をくらまし、ムートーを追うようにもう一体の怪獣、ゴジラも海中から姿を現す。
    ムートーはどこへ向かうのか?ゴジラはムートーを倒すために目覚めたのか?人類は怪獣に打ち勝つことが出来るのか?

    ⚫︎見どころ
    ゴジラが「太ってガタイのいいオスの野良猫」みたいな横顔と首のズングリムックリなフォルム。
    足はガチャピン見たい。
    でも雄叫びする姿はカッコいい。
    ムートーのオスメスの求愛行動は結構可愛い。
    見どころはムートーとゴジラのプロレスだけど、結構ゴジラはヤラレちゃっててあんまり爽快な感じじゃない。痛そう。
    渡辺謙さんが外国風「ガッジーラ」じゃなくて「ゴジラ」に拘ったって言うのがイイ。

    ⚫︎ネタバレ
    二種類の怪獣による人間の生活の場を無茶苦茶に巻き込んだ捕食と繁殖と狩りのパニックムービー。
    どっちの怪獣も人間にはほぼ興味なし!
    そして人間側の作戦も予想もまるでダメ。役に立ちません。
    作戦失敗のケツを拭くために苦労してる感じ。
    核を食べて栄養にしていると怪獣に「今までの核爆弾はスケールが小さくって効かなかったんだ!もっとでけえのぶち込んでやろうぜ‼︎」ってところと、「ヒュー!奴は人間の救世主だぜ‼︎」(移動するだけで沢山の人間の命も落とさせているけど、沢山の人を救うための一握りの犠牲は気にしない)ってところがアメ公やな〜とか思っちゃう。でも日米合作なんだよな?
    ゴジラ自体はカッコいい。

  • ハリウッド版ゴジラの第2弾。CG映像は迫力があって見応えがありますが、ストーリーの展開に面白みがなく、人間ドラマもありきたりの内容で残念。暗いシーンも多く、せっかくの映像が台無しになっていて勿体ないです。結局、ゴジラの目的は何だったのか、よく分からないまま終わってしまった、という印象でした。

  • Netflixにて。
    久々にゴジラ関連の映画を観たな。
    いい奴設定でした。

  • 別途

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