姉の結婚 全8巻完結セット (フラワーコミックスアルファ)

著者 :
  • 小学館
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感想・レビュー・書評

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  • 不倫もの。
    とはいえ、恋愛って結婚ってほんと一体なんのためにあるのだろうと深く考えさせられた。
    好きだから一緒にいたい、それだけじゃダメなのかな。

    この作品の1番の肝は奥さんが夫を全く愛していなかったところ。奥さんが夫を大好きだったら、この作品はどうなっていたのかなぁ。。

  • 39歳、司書、独身。
    愛とは。結婚とは。
    最後の展開のジェットコースターさは急だったけれども、今旬の「不倫」ということを多角的に見ることができた漫画だった。
    10年後に読んだらこの話は、シンデレラストーリーなのか、身につまされるのか、気になる。

  •  過去に裏切られた経験をすると次に人を信じるのが怖くなるヨリの気持ちは分かるけど、お互いに色々な経験をしてきたうえで「結婚」とは何かを自分たちなりに定義づけることのできた二人でなら、ヨリの恐怖も少しは癒されるのかもしれないと思えるラスト。また、理恵さんが彼女らしく別の道をしっかりと歩いている姿や、心優しいるいちゃんの幸せそうな姿が見られたのも良かった。

  • 疲れ果てて故郷に戻ってきた、40歳のヨリの目の前に「ずっと前から好きだった」という男が現れる。彼はすでに結婚していたのだが、ヨリの心を揺さぶり、気持ちをぶつけてくる。
    戸惑うヨリは、自分の気持ちにフタをして不倫として割り切ることを選ぶ。
    どうしても自分に自信が持てず、恋にも嘘にも疲れた女の、幸せを探すまでの数年間の物語。

  • 40歳を目前に地元に戻ってきて静かに暮らそうとする主人公ヨリ。
    今まで恋愛に傷ついてきた分、これからは静かに静かに……と思っていたのだが、
    ヨリと同じ中学校に通っていた真木との再会によってそれはブチ壊される。


    ようやく完結!ということでレビュー。
    こういう恋愛モノに自分は弱いのだなあとつくづく思った。
    恋愛に傷ついた女性が、イタイ恋愛をしてしまうお話。
    いろいろ無理があるところもあるのかもしれないけど、
    わたしはこのマンガ大好きだなあ。
    真木の変態っぷりに毎度脱帽だったし、
    ラストの着地点がとてもよくて。
    いやー、あのラストはずるい。笑

  • アラフォーの純愛を描いた、とんちんかんだけど、リアルで愛おしい物語です。

    同世代だけあって、彼女の気持ちが痛いほど分かりました。大団円のラストには、アラフォーならではのホッとできる愛が落ちています。

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著者プロフィール

鹿児島県出身。1988年『待っているよ』でデビュー。代表作は『娚の一生』『姉の結婚』。

「2018年 『キスする街角』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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