はぶらし [Kindle]

著者 :
  • 幻冬舎
3.17
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本棚登録 : 70
感想 : 8
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感想・レビュー・書評

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  • 一気読みした。水絵ムカつく〜!
    鈴音もっと言ってやれ!って思った。
    高校時代の友達が子供連れて転がり込んでギスギスする話。

  • (2021/28)『サヴァイブ』シリーズで近藤史恵さんは好きなのだが、紹介文を読んで買うのを躊躇していた作品。妻が自分用に買っていたので読んでみることに。高校時代に部活動が一緒だっただけの「友達」を子供ごと一週間泊めてあげてしまうことが端緒となっていくのだが、うーん、やっぱり女性同士のドロッとした感情みたいなのが主軸にくる話はイマイチ合わない。まあ、水絵が僕から見てもちょっとぶっ飛んでいる感じはあるけど。それでも就寝時間を押しても読まされてしまったのは流石。

  • 高校時代の同級生を家に泊める話

  • 再読。kindle。子供連れで主人公の部屋に転がり込んできた高校時代の同級生の言動に、ずっとイライラさせられ、主人公の心情に深く同調してしまった。そのうえ主人公にもっとひどい災難か落とし穴が待ち受けているのではと疑心暗鬼になって、楽しい読書時間というわけにはいかなかった。それでも多かれ少なかれ世の中にはこんな人もいるだろうし、100%否定できなく、同情の余地もあると思う自分もお人好しなのだろうか。

  • 激しくモヤモヤする作品。
    私ならどんな相手であろうと,自分の生活空間に他人が入ってくるなんて耐えられない。自分が入って行くのも嫌だ。ましてや自分の使用済みの歯ブラシをそのまま返却するような人間は無理。水絵だけは絶対に無理。友達にすらなれない。なりたくもない。鈴音もお人好しすぎてイライラする。

  • サスペンスらしいが、特になにも起こらず、主人公のイライラやもやもやに共鳴してしまって、それが不快で一気読みしてしまった。
    なにか起こるかな、ってページをめくってなにも起こらなかった悲しみ。

  • あれ、これで終わり?という感じ。作者の意図したかったところはわからないではないけど、それにしては終わり方がちょっと尻切れトンボに思う。最後の最後で全体像がぼんやりしてしまった感じ。少々期待外れ。

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著者プロフィール

1969年大阪府生まれ。大阪芸術大学文芸学科卒業。1993年『凍える島』で「鮎川哲也賞」を受賞し、デビュー。2008年『サクリファイス』で、「大藪春彦賞」を受賞。「ビストロ・パ・マル」シリーズをはじめ、『おはようおかえり』『たまごの旅人』『夜の向こうの蛹たち』『ときどき旅に出るカフェ』『スーツケースの半分は』『岩窟姫』『三つの名を持つ犬』『ホテル・カイザリン』等、多数発表する。

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