遙かなる時空の中で6 - PS Vita

  • コーエーテクモゲームス
4.06
  • (16)
  • (21)
  • (8)
  • (1)
  • (1)
本棚登録 : 160
感想 : 12
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4988615067808

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ダリウス/秋兵/ルードハーネ/九段/政虎/有馬/コハク/村雨/ノーマル/大団円
    ↑の順でクリア。
    豆辞典が手強く、トロコンはいまだならず。

    何より主人公の梓ちゃんが好きです。心が美しい子。千代と九段じゃないですが、その純粋さにときめきました。
    それだけでなく、自分の責任を強く自覚していて、ちょっとつまずいたときに落ち着いて反省し、前向きに方向転換できるのがすばらしいです。序盤、ルード君に寝坊を諌められて、「確かに気が緩んでた、しっかりしなきゃ」みたいなことを考えていたのには感服です。理不尽な状況に置かれても、甘えてはいられないと思える強さ、見習いたい。


    攻略対象は八人八様(駄洒落になってしまう…)、みんな魅力的でした。

    シナリオが面白かったのは、有馬さん。
    キャラクターとして好きなのはルード君。
    攻略対象のほうに共感して悶絶したのは村雨さん。
    九段さんは他ルートでも安心して頼れたし、
    虎は年少者に生きる術を諭す姿が格好よかったし、
    秋兵さんは本心を隠すのが痛ましくていとしかったし、
    コハクには本人の明るさと裏腹に泣かされた。
    とはいえ、一番梓ちゃんに任せたいのはダリウス(運命らしいので)。

    台詞がきれいで、ふだん飛ばしがちな音声もじっくり聞いてしまいました。特にダリウスのゆったりした喋り方には聞き惚れます。

    脇役の活躍も多いおかげで、物語により奥行きが感じられます。なかでもルード君が出会った村野さんや、なぜかフルネームな友部達夫は印象的でした。


    大正が舞台ということで興味をもち、初めて遙かに挑戦してみました。
    東京駅に凌雲閣。華やかな大衆文化の背後に、近づく軍靴の響き。出てくる固有名詞はさほど多くはないですが、モブを「労働者」や「女学生」と身分で捉えているところに時代らしさを覚えます。

  • 乙女ゲーは初なんですけど良かった!

    【良かったところ】

    ・6キャラそれぞれ良いです。他の乙女ゲーやってませんので糖度の高さは比較できませんが各キャラニヤニヤさせてもらいます。
    有馬目当てでプレイしたのですが、別れ際のお館様に後ろ髪引かれてしまい初周はダリウスルートへ。なんとなく初周はダリウス、最後は村雨がいいような気がします。
    スチル絵も安定していたと思います。Vitaなので色彩も綺麗ですね。

    ・豆辞典、札などのコンプ要素
    札集めは秋兵の初期札にお世話になりました。
    正直2週目以降は戦闘単調かなー?と思いましたが、強敵がラスボスより強く感じるんですけどwトロフィーコンプの為に頑張りました。

    【欠点・気になる点】

    ・ストーリー重複部分の多さ
    3章以降鬼側、帝国側って分岐しても良かった気がする。
    帝国側を攻略すると、後半鬼側がかすんでしまい夜会でダリウスに『神子殿に忘れられてなくて良かった』というセリフにドキっとしましたw


    【感想】

    なんだかんだ大団円までプレイして楽しめました。
    最初圏外だったルード君にまさか萌えるとは・・・というか皆大好きです!
    主人公も比較的落ち着いた感じな上に行動派で好き。2週目以降は主人公無双(属性5種揃うし
    BGMも良かった。黒蝶とか特に好き。
    バグやフリーズもありませんでした。

  • どのルートでもシナリオの重複が多く、展開もだいたいよめてしまうのが残念。
    全体に薄味で、強く印象に残らない。
    バトルは単調。
    周回するほど敵とのレベル差が開き“強くてニューゲーム”どころか戦闘する事自体意味がなくなる。

    ネオロマにしては糖度高め。ほぼ公開告白。

  • これまでのシリーズ作品の中でも特に好みでした。
    黒龍の神子がヒロインというのも良い。
    今作はどのキャラも素敵で、特に秋兵さんと虎がお気に入り。
    無事トロフィーコンプです。

  • 面白かったー。
    システム的には、遙か1・2、下天寄りな感じ。
    札のレベル集めに力が入ってしまうのは仕方ない。
    攻略順は考えたほうがいいかもなぁ…と思いつつ、
    初回は気になるキャラをやったほうがいいような気もします。

    プレイ順
    有馬>ダリウス>コハク>秋兵>ルード>虎>九段>村雨>ノーマル>大団円

    能力引き継ぎができるので、毎回はじめからプレイしました。

  • システム周りは安定してます。キャラも皆まっとうな人達ばかりで気持ち良い。ストーリーも好きになった過程が細かく描かれていて良かったです。全体のストーリーが多少短く感じましたが満足の一作。もう少し戦略を練れる戦闘だと飽きずに楽しめて良かったのにと思いますが、ノベルゲではなく、ちゃんとゲームである事を評価して星5つ。

  • 久しぶりに発売された遙かなる時空の中で6。
    ネオロマンスシリーズの最新作として満を持して登場。
    今回の舞台は大正時代になります。全クリしたのでレビューを失礼します。


    ヒロインは「黒龍の神子」です。歴代シリーズの中では騙されたり利用されたり不遇の立場ではありましたが今回はヒロインということで…。以下ネタバレです。

    1)システムは1・2のシステムを流用。憶測では有りますが3,5の時空跳躍する力はヒロインの梓に与えられていないからこその描写だと思います。
    2)戦闘システムが代わりました。これは慣れれば早いですが慣れるまでに時間がかかるかと。
    3)「八葉」という描写は大分後になります。攻略キャラは8人ではありますが「八葉」としてではありません(八葉は白龍の神子によって存在するので)

    4)しかしながら、ルートはどれも良かったです。個人的にシナリオとしては「過去の女」の影があることって乙女ゲーで賛否別れると思いますが、それ以上に「これを!!ネオロマで!遙かで!!行って欲しかった!!」っていうセリフがあって、市民と共に立ち上がる、誰かじゃなくて「みんな」で世界を守ろうというものが大好きで、それを体現してくれた村雨のルートが大満足です。
    一人ひとりのキャラに何かしらがあって、それを抱えながら歩き出している描写がとてもいいです。また、スチルもとても綺麗ですし安定感があります。水野先生のイラストが好きな人間にとってはたまらないです(´∀`*)

    また、危惧される方も多いですが白龍の神子に取られる関係ではないです。そこも踏まえていい。白龍の神子のために「八葉」があり、また、ストーリー展開的に千代の八葉も存在しない、代わりに一緒に戦う「八葉ではない無名の勇士」だというのがとても良いなと思いました。

    おしいのは全員がなかなか揃わない。片方が揃えば片方が揃わないという…。

    6)キャラ的には有馬がとっても設定も外見も中身も好きなのですが、ストーリーは村雨とダリウスとルード、やり取りがかわいいなって思うのはコハク・虎って印象です。九段やコハク、秋兵の抱え込んだものもお勧めです。

    7)ヒロインの性格については割りと冷静です。ただ16歳にしては「あれ、ずいぶんと色欲面に対して鈍い」って思う部分があります。ただ、有馬のルートで冷静に「鈍感だな」と言ったりする部分がすごく好きです。ダリウスに対して一生懸命なところも良い。

    9)全体的に2、4をすごく意識していると思います。黄泉比良坂が出てきたり、やり取りの中で「これ!!これ!!」って興奮するところがいっぱいありました。浄めの造花とか2のキャラ4のキャラがやったことはちゃんと繋がっているんだとより思いました。千代から梓へ力を渡すシーンは2の最後に力を振り絞る千歳から花梨の流れをすごく思い出しました。

    10)「白龍の神子」「黒龍の神子」として選ばれてしまった普通の子たちが、普通ながらも「この世界が好きだから、神子にだって何だってやってやる」という力強さと決意が個人的に大好きです。選ばれなかったとしても、何かこの世界のためにできることを探すだろうな、という意味で。それは八人の攻略メンバー(あえて八葉、とは書きません)にも言えるのかな、と思います。八葉であるか、そうじゃないかはさしたる問題ではなく「この世界のために戦いたい」という思いが彼らを突き動かしたのだと思うし、ゆえに「市民」がみんな立ち上がる展開も見れる部分があって、今までの遙かでなかなか描写されにくかったところが出たな、と思います。

    個人的にはトレボを購入することをおすすめしますが(BGMがとても良かった&サントラついてくるので)ゲームだけでも、完成された良い作品だと思いました。

    配信コンテンツもおそらくはあると思いますが、FD出て欲しい気持ち(八葉揃った状態のやり取りくれ、片霧父との和解ほしい、残留&帰還の反対バージョンも見たい、5で出てきた下野さん・諏訪部さんという声優さん二人の不在=FDフラグ?)と、これはこれで完結してもいいと思わせてくれるような満足度もあります。でも出してくれたら多分買います(笑)

    ボリューム感もあって、従来の遙かファンなら楽しめると思いますし、新規の方は新規の方でツッコミ入れつつ楽しめるんじゃないかなーと思いました。村雨役の安元さんが自分のシナリオ台本だけではなく、他のキャラについての台本を読みたい、気になるって公式に伺ったというお話を聞いたのを鑑みて「なるほどな」と唸らされました。

  • ついに遙かも6か。。。。

    主人公の設定も戦闘システムも変化してて、1からもう十数年経過しているけれど、今回も異世界をドキドキしつつ体験している最中。
    まだ二章。楽しくなってきたー^^(3/14)

全12件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

『三國志』シリーズや『無双』シリーズなど、ゲームの人気シリーズを多数制作。30年以上シリーズが続く歴史シミュレーションゲーム『信長の野望』シリーズは世代を超え多くのファンに愛されている。

「2014年 『信長の野望~輪廻転将~ 1』 で使われていた紹介文から引用しています。」

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×