巨人たちの星 巨人たちの星シリーズ (創元SF文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 星を継ぐ者シリーズ最終作

    本作は前作までとミステリーの方向がやや異なり登場人物同士のドラマが魅力である。

    想像ではあるが著者はこういうものを書いてみたかったのではないか。

    繰り返し読んでしまうくらいに面白い。

  •  大円団であった
     ただ読むのに手間取ったのは事実である

  •  ガニメアンが「巨人たちの星」を目指して地球から旅立って行ったあとのお話。ここでも人間とよく似た存在、ジェヴレン人が出てくる。250万年後のガニメアンの子孫であるテューリアンと地球から旅立ったシャピアロン号のガニメアン。ちょっと人間の駆け引きのところの描写はSFだからしょうがないのかもしれないけどちょっと単純な善悪二元論に陥っていて物足りない。
     自分の理論にこだわるダンチェッカー。それは自分できっちりと論理を組み立てて考えているからの自信に裏打ちされている。でもきちんと話しをすればそれを受け入れる度量もある。友達が少なそうだけど、かっこいい。
     三部作の締めとしては緊張感がもう一つ・・・かな。(実は第4弾があるらしいと気がつく)

  • 前作までの楽天的で明るい面にばかり目を向けていた感じから打って変わって明確な敵役が登場。科学礼賛は相変わらずだが、宗教も魔法も発展妨害のための工作扱いはちょっとやりすぎ。それでも一、二作目のあれこれを回収して大体決着させる役割は果たしていてちゃんと面白いのだから偉い。とはいえ読み直すたびに今作で減速がかかってしまい、四作目はなかなかたどり着けない。最初から三部作だったと思おう。

  • いや〜、面白かった。
    未来の指標にもなるんではないかと思われるほど、よく考えられている。
    素晴らしい3部作だった。

  • FeBeオーディオブックにて。「星を継ぐもの」「ガニメデの優しい巨人」に続く第3部完結編。太陽系を取り巻く謎や人類の起源、その歴史の中での謎に至る広げに広がった風呂敷がぐいぐいと収束していくスリリングが展開。もう、これが真実なんじゃないかと錯覚してしまった。あぁ、終わってしまった。面白かった。

  • シリーズを通してとても満足してます。
    SFへ抵抗があったのですがそれを優に超えてきました。進化論に筆者の色をつけたとてもいいシリーズでした。満腹!

  • 必読書。

  •  「ガニメデの優しい巨人」に比べると、起伏のあるストーリーになっている。でも、ハリウッド式の映像に慣れてしまった今となっては、ちょっと退屈なシーンも。あと、異星人が英語を流暢に話しているのは分かるけど、翻訳物になったときに日本語の大仰な言い回しをしてしまうのは、(仕方ないのだけど)違和感があった。
     でも、3作が語る構造は今なお、魅力的。

  • ハントシリーズ第三弾。初めてのバトルものだが、相変わらず面白い。

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