ガニメデの優しい巨人 巨人たちの星シリーズ (創元SF文庫) [Kindle]
- 東京創元社 (1981年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・電子書籍 (329ページ)
感想・レビュー・書評
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2023.03.28.
夜読書を開始してみる。
「ガニメデの優しい巨人」#古典SF 以前読んだ「星を継ぐもの」の続編。
前作はほぼ会議のシーンばっかなイメージw
派手な戦闘シーンとかは無いがじんわり面白い。
本日はプロローグと第1章。
さすが古典SF小説。説明的文章がぎっしりw そこがいい!
夜読書スタートです。
2023.03.29.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第2-3章
・序章 前作同様地球外星人のお話
・ダンチェッカーは変わらず自説に断定的
・ハント達は発見物を実験するも無反応、実は離れた場所で妙な反応が!
・ハントやダンチェッカーは休暇で地球へ向かう途中、突如、
未確認物体接近の警報が!
2-3章で前作のダイジェスト/解説的文章込みですこしずつお話が動き出して
ワクワク! 序章はいきなり超新星化待ったなしから始まるし!
緊急脱出のため宇宙船が推進装置が故障したまま加速を続け時間も飛ぶとか、
めっちゃ気になる展開から4章で未確認物体が接近して来た。
明日続き読むのも楽しみ!
2023.03.31.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第6-7章
・ガニメアン宇宙船に地球の大使としてハント達は乗り込み、器具を装着
すると宇宙船のメインコンピューター「ゾラック」と話せるようになる
・ハントとゾラックがひたすら会話をする。
地球からの報告でガニメアン宇宙船はガニメデに着陸が許される
コンピュータゾラックとハントの会話がChatGPTみたいで面白い。
戦争という言葉も状況も知らず、ハントの地球の歴史は戦争の歴史という
言葉に警戒するゾラックとかめっちゃ面白い。
ガニメデにこのゾラックとガニメアンが降りるってことは、例の氷の下の
宇宙船をガニメアンたちも見ることになるのか。 続きが楽しみ!
2023.04.03.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第8-11章
・ガニメアンとガニメデ人類側と対話が始まる
・対話の中にガニメアン的に答えにくいものがある
・ガニメアン達は氷に沈む宇宙船の中に入り母船回復の目処がつく
そんな折、地球では最初に異星人と接触する国について紛糾
・ガニメデ基地にてお互いに危険性はなく2種族は急激に親密になり酒を
酌み交わす程に。ガニメアン達も今まで話しにくかった事を細かい所から
丁寧に話し始めた。
ガニメアンもガニメデの人類もお互いを尊敬していい感じなのに。
地球の醜い権力闘争絡みで今後何か嫌な展開になりそうなのが...
2023.04.05.
「ガニメデの優しい巨人」第12-13章
・地球において異星人ガニメアンが興味を持たれ
会見を行う。会見後ハントはガニメアンシャローヒン
にここだけの話として公にできない辛い話を聞かされる。
・ガニメアンの宇宙船の修理が完了し、テスト飛行に出発。
ガニメアン達が一人もいない状態にハントは喪失感を感じ、
ダンチェッカーとガニメアンの進化について語らう
信頼おけるハントにだけシャローヒンが話す事とか
ダンチェッカーがガニメアン進化に対する疑問とか
この話は派手なドンパチはないけど非常に興味深い話が連なり
ほんと面白いわー
2023.04.06.
「ガニメデの優しい巨人」第14-15章
・人類でもガニメアンでもない人種が登場?
巨人たちは故郷に帰ってきた?
・ガニメアンたちは予定通り帰ってきた。
ハントは新たな疑問をゾラックを呼び出して話す。
ガニメアン側は今ハントたちが考えている事より更に先に
行っており、その情報を披露。ハントは面食らう。
14章はあまりに短くしかも唐突だったのでこれは取りあえず置いとく。
ガニメデの人類とガニメアン達は非常に良好な関係でいいなぁ。
2023.04.07.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第16-17章
・ガニメデの氷に沈む宇宙船は今いるガニメアンたちの後継艦で
ブラックボックスが開けず研究はそこまでとなった。
そこでガニメアン達は渇望されたた地球を訪問する事に。
・地球の最初の着陸点は永世中立国のジュネーブとなった。
地球人の狂騒ぶりぶりは凄まじく、自分たちがそこまで地球人に
狂騒を起こしているのを不思議に思うガニメアンたち。
ついに着陸の時間となる
ついに地球のお偉方とガニメアンたちが対峙するのか。
変な展開を起こさないといいけど(特に地球側の愚かな政治家が)
2023.04.09.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第18-20章
・ガニメアンたちは地球側の歓迎ムードに気圧されると同時に
20年ぶりに大地を踏み自然の空気に触れることに興奮していた
・ガニメアン達は初日は挨拶等大変だったが以降2週間は静かな休日に。
船内生まれの子供のガニメアンは地球にすぐに順応。”村”から街に
出たがるガニメアンたちにハントが同行。休暇後は世界各地に表敬訪問へ。
・ハント、UNNSAに久々に戻り、新たな仕事としてガニメアンの科学に
ついて概論纏めを以前のルナリアン研究チームと再度要請される。
ハントは言語学者のマドスンに再会、ガニメアン達について大いに語らう。
科学力が圧倒的に違いすぎるからですかね?
地球各国の変な動きとかは特に無いようですね。ちょっと安心。
2023.04.10.
夜読書「ガニメデの優しい巨人」第21-23章+エピローグ
・半年が経過した。
ガニメアン側も地球の至る所に出かけ文化/人を研究、好きになる。
そんな折ガニメアンリーダーガルースは全地球人類に向け重大発表
を行うと宣言した。
22-23章+エピローグはぜひ読んでもらいたいのであえて纏めはなし。
そういう意味では21章のガルースの宣言以降はラストに向けて一気に
話が進むのでこのラスト3章+エピローグはぜひ読んでもらいたいです。
しかし異星人と地球人の接触=宇宙戦争のイメージを覆した
この作品は地味な感じもしますがすごくいい物語だと思いました。
第3作の「巨人たちの星」も、もう少ししたら読もうと思います。
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前作「星を継ぐもの」を読んでから少なくとも20年は経過していると思うが、非常に面白かった記憶があり期待したが普通であった。これは私が年を取ったからなのか心配である
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「ガニメデの優しい巨人」(ジェイムズ・P・ホーガン : 池 央耿 訳)を読んだ。
いやぁ、これは久しぶりだな。
すっかり忘れてるよ。
前回読んだのはたぶん30年以上昔のことだからな。
しかしこれほど人類の未来に対して楽観視したSF小説ってないよな、たぶん。
あー面白かった。 -
次の第3部に続く展開だが、最後にドキッとする展開があり、読み終えた直後に早く次が読みたくなった
ハードSFというジャンルらしいが面白い -
人間の起源にまつわる壮大なサイエンスフィクションで、科学に精通していない素人には十分楽しめる内容。
40年前の作品なのに今なお通用するストーリーで、人類も今後重力を操れるようになるかもしれないし、異星人との遭遇も起こりうるかもしれない。
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前作に引き続き十分に楽しめた。
巨人たちとの心温まるやり取りにほっこりしながらも、そこで明かされる事実(確からしい仮説)は唸らされるようなドラマを秘めていた。
人間の起源をめぐる独自の議論は前作から更に深まり、歴史が備える偶然と必然の解明のプロセスが美しい。科学的に圧倒的な差がある二つの種族が主従関係に陥ることなく交流する様子も、背景説明が巧みになされており呑み込みやすかった。次作も読みたい。 -
小説...なのだろうか。面白いんだけど。
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遂にガニメアンと接触。
交流を持ち友好的な関係を築くが。
簡単に仲良くなったものの、確かに宇宙人が必ず攻撃的で、人類など虫けらの様に蹴散らし星を侵略すると決まってる訳じゃないんだな。我々にも未知との遭遇が訪れるならこうであって欲しいな。