Number(ナンバー)866号 「通訳日記」で読み解く14の教訓 ザックジャパンの遺産。 (Sports Graphic Number(スポーツ・グラフィックナンバー))
- 文藝春秋 (2014年11月27日発売)
- Amazon.co.jp ・雑誌
感想・レビュー・書評
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期待されての惨敗という点では、2006ドイツのときと同じ結末。成績もほぼ同じ。中田・本田という孤高でカリスマな存在を頂点にしたピラミッド。
どうしても、何かしら共通点を見つけて「やっぱりな」と結論付けたいのが、論客気取りの悪い癖です。
ドイツのときは、不協和音を抱えたまま挑んだことで歯車かみ合わず。
ブラジルでは、兆しに気づきつつも、対処する時期を逸したことが、敗因なのかなと。
長い眼で見るのであれば、好不調の成績繰り返して、競合国へとなっていくわけなので、間違ったサイクルではないのかな、と思いますけどね。アジアでは、王者の風格で予選突破できるだけの力を蓄えてきたのだから、この先は、世界で戦える力を蓄える雌伏の期間でしょう。
艱難辛苦の果てのブレイクスルーで、歴代優勝国と肩を並べることが出来るはず。
具体的なアイディアよりも、概論みたくなってますな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
矢野さんの「通訳日記」を舞台に、ザックジャパンの遺産とそこであった問題点を探る連動企画。面白かった。まさに”善意と差異を記した貴重な資料だと思う。
オマケで、「スポーツ仕事人」のコーナー、風間さんの娘さんが美人…。 -
通訳日記を読んでみたくなった
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2014/11/28 近所のコンビニにて購入。
2014/11/29〜12/4
結果論になるが、ドイツ大会といい、ブラジル大会といい、期待はずれだったときには、チーム内の不協和音的なものがでてくるな。個人的には大久保を招集したのが、ザックを日和らせたのでは、と思う。しかし、この通訳日記は面白そうだ。