- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988003830212
感想・レビュー・書評
-
それ蚊にさされまくりですよね!?が最初の感想。笑
全体的にリアルじゃなくてなんだかなぁ…。すごくもったいない感じ。
二階堂ふみの不思議さとか、どうしたいのー?みたいな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013年 日本+アメリカ
監督:深田晃司
出演:二階堂ふみ/鶴田真由/太賀/古舘寛治
http://sakukofilm.com/
とりあえず二階堂ふみちゃんが可愛かった。エキセントリックな役柄の多い彼女だけれど、この映画では、とてもふつう。大学受験に失敗して浪人中、やりたいことがわからないふわふわした十代の女の子を年齢相応の自然体で演じていて眩しかった。水着姿はそれほど魅力的でもなかったけれど(こら)普段着のファッションが原色でレトロ風の可愛さがあり、現代っ子らしく脚の長い彼女にとてもよく似合っていました。緑色の川辺に真っ赤なワンピース(ミニ)で佇む姿の絵になることったら!目の保養になりました。
しかし海辺のスローライフ(ってわけでもないか?)にレトロっぽいファッションなどの印象でつい昭和の映画のような錯覚に陥っていたら、いきなり原発、福島、放射能などという単語が飛びかいだして「あれ?」と現実に引き戻される。そうかこれ、311以降の映画なのね。いまだ「想像ラジオ」を読んでしくしく泣くことしかできない自分にとっては、どう受け止めていいかわからない問題で、個人的には映画の中に特定の思想が混入してくるのは好きじゃない・・・。もちろん逃げずに考えなくてはならない問題だとわかってはいるのだけれど、少女の成長物語のなかに突然ぶっこまれてきたのには困惑しました。
基本的にはひと夏の少年少女のスタンドバイミー的な成長譚。そこに絡んでくる大人たちは滑稽だったり最低だったり愛おしかったり色々だけれど、淡々と日常的な会話中心で進むドラマはそれなりに面白かったし、最後にきちんと主人公が前向きになれるところも良かったです。 -
映画館で観ました。
(明確には言ってないが)パンフにも書かれているとおり、何かメッセージ性を持った映画というわけではなく、観終わった後に何かが残れば、、、という映画。そういう意味ではその通りに出来ていると思う。
以下、雑感。
頬にキスで救われる。それがあるかないかは大きく異なる。
福島のスピーチのシーンは、必要だったかどうかは疑問。
二階堂ふみは、不機嫌な表情が似合う、というか特徴的。 -
こういうなんにも起きない映画が好きだけど、それで傑作にするって難しいことなんだと思った。二階堂ふみさんは好き、だけど演技をしない演技には向いてないように感じた。ヒミズとか地獄でなぜ悪いとか日々ロックとか、ああいうのはすごくよかっただけに。
-
お互い言いたいことあるけど、普段は本音を隠して暮らしてる人たちが、いつその抑えを外して本音をぶちまけるんだろうっていう緊張感が、居ても立ってもいられなくなる。
観客はみんなの事情を知ってる特権的な立場だけれど、そのせいで余計に緊張する。その意味で映画的。 -
朔子は叔母の海希江と共に 旅行で家をあける伯母水帆の家で夏の2週間をすごすことにする。
大学受験に失敗し目標を見失っていた朔子は海希江の友人 兎吉、娘の辰子、甥の考史と出会う。
親元をはなれ兎吉のホテルで働く考史と朔子は惹かれあっていく。
ゆったりとした自然と時間が癒してくれる事ってあるよね。
こういう期間って必要だよね。