ファーナス/訣別の朝 [DVD]

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監督 : スコット・クーパー 
出演 : クリスチャン・ベイル  ウディ・ハレルソン  ケイシー・アフレック  フォレスト・ウィテカー  ウィレム・デフォー 
  • ポニーキャニオン (2015年2月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013156685

ファーナス/訣別の朝 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 溶鉱炉が建ち並んださびれた鉄鋼町。
    年老いた父親の面倒を見ながら製鉄所で地道に
    働く寡黙な男ラッセル。恋人リナの存在を励み
    に貧しくとも真っ当な人生を送っていた。
    だが不注意で人身事故を起こし服役し出所する
    と、イラクから帰還した弟が心を病み危険な賭
    けファイトに出場し胴元に殺されてしまう。
    不況に苦しむ工場地域を舞台に犯罪組織のトラ
    ブルに巻き込まれた弟の復讐を果たすべく立ち
    上がった主人公の運命を描いた作品です。
    出演者はクリスチャン・ベール、ウディ・ハレ
    ルソン、ケイシー・アフレックと豪華で見応え
    が十分にあったアクション映画です。

  • 『ファーナス/訣別の朝 OUT OF THE FURNACE』(2013)
    監督:スコット・クーパー
    出演:クリスチャン・ベイル、ウディ・ハレルソン
       ケイシー・アフレック、フォレスト・ウィテカー
       ウィレム・デフォー、ゾーイ・サルダナ
       サム・シェパード
    随分前に観たのですが、妙に痛い心の引っ掻き傷のようなものを残した映画です。この映画がどれだけオフィシャルに『ディア・ハンター』へオマージュを捧げているものなのか分かっていないのですけど、製鉄所、鹿撃ち、退役軍人のトラウマ、アメリカの闇、たくさんの共通するテーマがベトナムからイラクへと時代を変えて扱われています。
    おそらくそれは、アメリカ人の儀式なのでしょうね。
    娯楽作品としての戦争映画にも素晴らしい作品はたくさんありますが、ハンバーガーヒルやフルメタル、ジャーヘッドにシンレッドライン、そういった系譜の映画というのは、おそらくこれからも戦争をやり続けないといけない国に生きる人間に必要な苦い薬なんだと思います。
    さて、この作品ですが、とにもかくにも出演陣が素晴らしい。
    私は、クリスチャン・ベイルが本当に好きです。『アメリカン・サイコ』を観た時にこんなに美しい人がいるんだといっぺんに惚れてしまいました。
    『ノー・カントリー』のウディ・ハレルソンも大好きですが、本作の彼はいい! すげーこえーです!!プライベートでも得体の知れない人のようですが、深い深い暴力の闇を表現できる希有な俳優ですね。
    ケイシー! いいぞケイシー・アフレック!!
    不覚にも『キラー・インサイド・ミー』では彼の演技がトラウマになるほど恐怖を覚えた私、その後『リターン・トゥー・マイ・ラヴ
    LONESOME JIM』のゆるーい役で完全にヤラれました。本作ではTBSドラマ『半沢直樹』の近藤(滝藤賢一)のような追い詰められ方をしていてまことに宜しい。
    そして『ニューローズホテル』から個人的にお見かけしていなかったウィレム・デフォー! 僕はなぜだかジェレミー・アイアンズか彼が出ている映画ってすごくテンション上がるんですけど変態ですかね? 本作でもキモイ! そしてほぼ本線に絡まない! すげぇ役者だ!!
    フォレスト・ウィテカーはいつも通りなので省略(好きですよ!)
    最後はゾーイ・サルダナ。うわー綺麗だわ、この人。サンディー・ニュートンも好きだったけど、この人も綺麗。ウィテカーはしょったのはちょっとした焼きもちだったのかも。
    そんなわけで、アメリカの田舎のドタバタ。すげぇ役者達のおかけげですげぇ映画になっています。
    大好き、この映画。

  •  製鉄所の兄弟。兄は交通事故を起こし刑務所へ。弟はイラクへ出兵。故郷に帰った二人だが、弟は働かず、裏ボクシングをしていた。弟は最後に大きい試合を望み。。。

     ビックリするほどの豪華キャスト。最後まで惹きつけられる。
     雰囲気はすごぶるいいのだけれど、ストーリーが一本道すぎたかな。

  • とにかくかわいそうな主人公。
    登場時は予想できなかった、強い弟。

    まだ何か起こるのではといういい緊張感ある雰囲気が飽きさせない。
    悲壮感たっぷりなのにおしゃれな演出。

    元彼女が去る姿を見る表情が最高。

    ラストもただ撃つ。それで納得させられる。

  • 衰退するアメリカ地方都市を舞台にした西部劇風の超ハードボイルドなヒューマンドラマ。これ以上望めないぐらい素晴らしい復讐劇。

  • アメリカの田舎は、
    本当にどうしょうもなく、
    生まれる場所は選べない悲しさが
    全体を包むのだが、
    愛がなさ過ぎて、どうしょうもない。
    ラスト前の展開がさすがに古くさい。

  • 2015/4/30 クリスチャン.ベールはやはり カッコよかった。バッドマンだから やはり悪人やっつけなきゃ !なんて心の中で思いながら(笑)でも
    思ってた内容と随分違ってたので、この映画構成どう判断したら良いのか?心を痛め 喧嘩にのめり込んでしまった悲しい弟だけど…兄弟仲は良くて 優しい兄貴が弟を殺されてしまった復讐ものになってたけど、悪役も最初のイメージと違い 最後は何だか 弱くイマイチだけど…ラストに「銃をおけ」と言われ一瞬聞いたような感じをみせながら、やはり 許せない相手に制裁を加えるところは良かった

  • しみじみした貧乏話かと思いきや、とんでもないバイオレンス映画でした。それにしても、ウィレム・デフォーさんが死ぬシーンは初めて見たかも。

  • ラストシーンのあの強くて気高さを漂わす表情にこの映画の全てが集約されていると感じます。
    自分のやりたい事もあったろうに、弟や父親のために自分を犠牲にしてきた男が全てを無くして、そしてその全てと決別する為に放った銃弾…一発目は怒りを纏いつつ弟の為に、二発目は冷静さの中にいながら、そして全てを解き放つ訣別の三発目…少々遣る瀬ない物語ではあるが、自分より弱い者を愛して守って生きていくという事は哀しさと気高さを併せ持っているんだって感じた。
    クリスチャンベール…本当いい役者さんですね。役の成り切り方が半端ないです。昔からいい作品を選んで出てるね。作品選びは重要です。

  • なんて豪華なキャスト!

    …で、しみったれたドラマをやります。

    いやね、そういうのを期待してる方にはいいんでしょうけど
    ツタヤのヤツが「ミステリー」と言い張る物だから。
    謎ドコー?

    主演のラッセルをクリスチャン・ベイル。
    製鉄所につとめ、仕事もせずにギャンブルばかりの
    弟ロドニー(ケイシー・アフレック<ベン・アフレックの弟)の
    借金をこっそり返してあげる良い兄ちゃん。

    この弟、数度のイラン派兵に参加しており、ちょっと病みかけです。

    そんなロドニーのギャンブルの世話をする胴元ペティがウィレム・デフォー。
    この人は裏社会の人だけど、基本的にはいい人。

    さらに父親は寝たきり。
    でも、かわいい彼女(ゾーイ・サルダナ:アバター&ガモーリアinGOD)がいるし、
    それなりに平穏な暮らしをしていたラッセル君。

    車を運転中に、突然横道から現れた車と衝突事故を起こしてしまう。
    相手の社内には、小さな子供のみ。
    坂道っぽいところでハンドブレーキ踏んでなかったのかな、的な事故ですが
    この子供が亡くなってしまい、哀れラッセル牢の中。

    刑務所にいる間に父は亡くなり、
    彼女は一度も面会にも来ないで彼の元を去り、
    弟は4回目のイラク派兵を経験。

    刑期を終えて出てきたラッセルを弟が迎えてくれるが、
    彼女は町の警官(フォレスト・ウィテカー)と付き合い、子を身ごもっていた。

    彼女には直接あって「ごめんね」「いいんだよ」とかいうシーンがありますが
    これ、結構な糞女じゃね?

    そして弟ロドニーは金のために地下格闘技(賭けファイト)に参加していた。
    ラッセルがやめるように諭すも、
    金はほしい、働きたくない、という素晴らしい理論武装?のロドニー。

    ま、戦争の後遺症で自分を痛めつけに行ってる節もあるようですが。

    最後に大勝負、ということでペティに頼みこみ、
    警察もなかなか手を出せない閉塞的な地域なもんで好き放題の
    キチガイ男、デグロート(ウディ・ハレルソン)が元締めをやっている
    危険な地域での地下格闘に参加して、なんだかんだでペティと一緒に殺害されてしまう。

    これをラッセルが追って鹿打ち銃で復讐。

    …という話。


    ぶっちゃけそれだけ。
    ラッセル君、良い事一つもなくて超気の毒。

    人生の悲哀みたいなのを感じればいいんですかねー。
    うーむ、そういうのは今求めてなかったのでちょっと残念。

  • 辛い生きにくい話を続けて観たので嫌になった。

  • 物語的にはシンプルな復讐譚だが、そこにはしっかりとアメリカの『今日性』が刻まれていた、それは現在アメリカの善良な愛国者がシャレにならないほど貧困化しているというという現実だ。

    主人公は真面目な労働者だが貧乏生活で、やがて職場も閉鎖となってしまう、弟はイラク帰りでPTSDを発して社会に適合できない穀潰し、そしてこの作品における『悪』は私腹を肥やすような『巨悪』では無く、貧困によって追いつめられ犯罪に手を染めるしか無かったヒルビリーと、貧困によって狂った最下層民同士が殺し合い、国家は傍観するだけで何も手を差し伸べてくれないという地獄絵図だ。

    『こんな時代もあったよな』と笑ってこの作品を観れる未来を信じて刻まれた爪痕のような作品だと僕は感じた。

  • イラク戦争帰りの若者の退廃ぶりと、工場労働で身を削り死んでいくTHEアメリカ人を通して痛烈にアメリカ社会を皮肉る靜かで良い映画だった。

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