ホットロード [DVD]

監督 : 三木孝浩 
出演 : 能年玲奈  登坂広臣 
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988021143837

感想・レビュー・書評

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  • 能年玲奈はジェジェジェのイメージしかなかったので最初は不良役??と思ってよがった目で見ていたのですが
    ものすごく惹きつけられる演技でした(^^)
    目がすごくいいですよね。
    睨みあげる表情なのに、どこか寂しげな孤独な瞳。
    そういうのって、色んな人生を通って来ないと
    だせない目だと思うし。もっと能年玲奈を映画で観たいとおもいました。

  • 14歳の少女・宮市和希(能年玲奈)の家には、亡き父の写真すらない。母(木村佳乃)は結婚前から別の男性に思いを寄せており、和希は自分は望まれて生まれた子ではないと思っていた。
    母の誕生日に万引きを働き警察に捕まるが、母は迎えに来ず、和希は孤独感を募らせる。
    ある日、転校生の絵里(竹富聖花)に誘われるまま行った夜の湘南で、暴走族Nightsのメンバーである春山洋志(登坂広臣)と出会う。
    はじめは衝突し傷つけあっていたが、次第に春山に惹かれていく和希。そんな中、仲間たちから慕われていた春山はNightsのリーダーとなり、敵対するチーム・漠統との抗争に身を投じていく……。紡木たくの同名コミックを映画化。
    触れれば切れるナイフのような危うい純粋さと孤独な内面を絶妙な目の演技で演じる能年玲奈、演技初挑戦ながら不器用でやんちゃな春山を演じる登坂広臣、大人でやんちゃなトールを演じる鈴木亮平、危うい純粋さと衝動を持て余し愛を求めるピュア過ぎる青春模様、直球でピュアなセリフの数々「こいつのこと嫌いなの?俺がもらっていっちゃうよ」「和希みたいな子がいるから、気が緩んじゃうんだよね」、瑞々しい傑作青春映画に仕上がっています。

  • 能年玲奈/和希 のあどけない顔。
    それでも、表情が豊かである。
    子供の娘として、女に変身して行く中で、
    父親が死に、母親の恋人があることに反発をする。
    和希の覚えていたのは、父親の「手」だった。

    春山洋志にあうことで、和希は変化して行く。
    嫌いながらも、馴染んで行く。
    洋志の関心は、女にはあまりないようだったが
    徐々に、変化していく。和希の素直さに惹かれていく。
    和希は、母親にちゃんと言えるようになった。
    そこで、母親が恋人と結婚することを許す。
    洋志は、リーダーを譲られることで、周りからいとまれる。
    抗争に参加するが、その時に 事故にあう。
    暴走族の中における透明感と純粋さ。

  • テレビをつけたら、ちょうど始まったので見てみた。「ホットロード」原作は読んだことがない。純粋に能年玲奈の透明感(?!)みたいな目に見えないものに心打たれた。この映画を見て、能年玲奈が好きになった。

    5年後(和希が高校卒業~卒業後)の続編をしてほしい(^^)

  • 尾崎の歌がぴったり。マンガも買ったなぁ‥。
    族への憧れはなかったけど、春山が喧嘩するとき、ガムテープで棒と片手をぐるぐる巻きにしたの見て
    喧嘩ってこうするのかぁと当時感心した。
    今だったら、両手に棒ぐるぐる巻いて、母ちゃんは追いかけてくけど。戦争でもないのに、なんで闘うのよ〜、ほんと怪我しないでほしい、もぅ。泣
    自分の身体を大事にって、お嬢ママも言ってたじゃないの。200%親目線。純粋さはどこへ行った。
    捜索中。

    若いひとはそこにいるだけでいい。
    存在だけで嬉しくなる。
    あんなにキラキラして眩しくて。可愛らしい。
    自分たちの素晴らしい価値に気づいてほしい。

  • 入院中に見た映画。

    能年さんがめちゃくちゃかわいくて素晴らしい演技でした。
    私達の世代までですかね、こーゆー不良男子に憧れるのは。笑
    大人になって見てもかっこよかったです。

  • 命を懸けた恋、そのために失ったものも大きかった。ラストがハッピーエンドだったのが救いです。

  •  あまり期待せずに観たのだが、意外によかった。名作マンガの映画化としては、かなり上出来の部類。映画版『寄生獣』なんかよりずっといい。

     私は紡木たくに思い入れはないが、『ホットロード』は好きだった。1980年代後半のマンガ青年にとっては、いわば“必須の教養”の一つだった作品なのである。大塚英志の『システムと儀式』所収の『ホットロード』論(※)を読んで、「へ~っ」と感心したりもした。

    ※「『ホットロード』は儀式のない時代にあって作り出された少女たちのための通過儀礼の神話であった」云々というもの。

     この映画版は、原作に対する素直なリスペクトが全編に満ちている点が好ましい。
     忠実すぎるほど原作に忠実に作られているのだが、たんにストーリーをなぞった感じではなく、「原作の持つ空気感まで完全再現してやろう」という意気込みが伝わってくる。紡木たく作品独特のコマ割りまで、映像によって完コピしている印象なのだ。

     観る前は「能年玲奈(当時19歳くらい?)に女子中学生の役はさすがに無理じゃないの」と思っていたのだが、実際に観てみるとまったく違和感がない。まあ、私は『あまちゃん』を観ていないから、『あまちゃん』のイメージとの齟齬が気にならないせいもあるだろうが……。

     能年玲奈も春山役の登坂広臣も、それぞれ熱演だし、原作のイメージを損なっていない。
     単純に青春映画/アイドル映画として観ても、かなり「いい線いってる」と思う。

  •  母親との関係が悪く居場所がない少女が暴走族の男の交流を描く。

     この映画は、黙ってる能年玲奈は絵になるというとこからできている映画で、確かにそこは功を奏している。あまちゃんより前に企画があったようで、これを考えた人は大したもんだ。
     ただ、まぁ少女漫画が好きじゃない人には入り込めない映画だなぁ。少女漫画の暴走族ってどうしてあんなに毒気がないんでしょ。

  • ガソリンスタンドで働く春山は15歳。まだ中学生の和希は14歳。「ロミオとジュリエット」の2人と同年代の一途な恋愛です。能年玲奈の口数の少ない演技と表情がこの作品の命です。活躍の場が閉ざされている能年ですが、1日も早く解放されて活躍する姿を待ってますよ。

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