大金持ちの教科書 [Kindle]

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  • CCCメディアハウス
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感想・レビュー・書評

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  • 前作『お金持ちの教科書』がお金持ちの生態に関する教科書だとしたら、こちらはお金持ちになるための仕組みの話。
    面白い話もあったが一般的な経済本と中身は似ており、筆者の考え(裏付けデータなし)による極端な決めつけもまあまああったので(前作はそれが面白かったのだけれど)、わざわざ買って読む本でもないと思う。


  • 会社員でも、給料を貰うという感覚でなくお金を稼ぎに行くという感覚を持っていれば立派な実業家である

    雇われ脳ではお金持ちにはなれない、実業家こそが金持ちの第一歩であると教えてくれる良書です

  • 「お金持ち」ではなく「大金持ち」を目指す教科書。

    大金持ちになりたければ、お金を稼ぐことにうしろめたさを持たず、お金についての客観的な知識を身に付ける。加えて、お金について流行を読み取る力も必要だ。例えば、今はインフレなのか、デフレなのか。経済は拡大しているのか、縮小しているのか。社会全体のおおまかな流れをつかまなければならない。この会社の株はどう、このファンドはどうといった細かいことにはこだわらない。それが「大金持ち」の思考だ。

    また、大金持ちになるには「運」も重要。実力に加えて、なにか未知のものを味方につけることが「大金持ち」なのだ。

  • 「だが、実力がある/ない、というのは、評価がすでに定まっているものでなければ判断することができない。」

    本書では、経営者こそお金持ちになれる道だと説明されている。人に使われるサラリーマンは、働いた分だけ給料を得られるが、その金額は抑制されている。事業の経営は、最初からうまくいくものではなく、失敗してもあきらめずに挑戦する姿勢が大切である。お金持ちを否定する人は、自分がそのような危険を冒せない負け犬にすぎない。

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著者プロフィール

経済評論家。仙台市生まれ。1993年東北大学工学部原子核工学科卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在、「ニューズウィーク(日本版本誌)」「現代ビジネス」など多くの媒体で連載を持つほか、テレビやラジオで解説者やコメンテーターを務める。著書に『新富裕層の研究』(祥伝社新書)、『戦争の値段』(祥伝社黄金文庫)、『貧乏国ニッポン』(幻冬舎新書)、『縮小ニッポンの再興戦略』(マガジンハウス新書)など多数。

「2022年 『スタグフレーションーー生活を直撃する経済危機』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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