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感想・レビュー・書評
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やはり上橋菜穂子さまは素晴らしい!
IIの王獣編で、ちょっと残念だったと感想書いてしまいましたが、すべて読み終えると、そんなふうに思ったことも忘れて、もう満足感しかない!
エリンの最期はショックやったけど。
そういや、しょっぱなに母があのような形で処刑されたのもショックやったな。読んでいてつらかった。。子どもは読めないだろう。
ついついお話の世界に入り込んでしまう私。中年にもなって。
生物を、人間の都合でその生を、歪めてしまってよいのか。そうした歪められた生を生きる獣は、そのことをどう感じているのか?わからない。かわいそうだと思っているのは、ただこの私。わかりえることはない。。
現実には、人間は、人間自身の生をもコントロールしている。どこまでいけば、自然でないことになるのか。それで、真に幸せになるのかーそれもまた、人それぞれで、わかりえない。。
平和であるために人々に事実を知らせないことよりも、リスクをおかしても、真実を人々が知るべきであるのか。国の平和のために、防衛はどうあるべきなのか。
いくつものテーマが、私の生きる現実に重なって、そこもまた、ひきこまれる一因だろうな。
アクション満載の本編から外伝にうつると、ワクワク感が急激にダウンして、恋愛話のトロトロ感にとまどうのだけど、入り込みすぎてた頭を冷やすのにはちょうどよかったかも笑詳細をみるコメント0件をすべて表示