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- / ISBN・EAN: 4562474162340
感想・レビュー・書評
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うーん、今記憶をたぐり寄せながら書いているから
感想が2/3くらいになってるけど…
主人公はアスペルガー症候群の大人しい男の子。
迷子になってもちゃんと家に返れるように、首から
”僕はアスペルガー症候群です”
って言葉と住所が書いてあるカードをぶら下げてる。
彼の日常は分秒違わず完璧なサイクルで回っている。
そのサイクルが何事も無く回り続ける限り、
彼の日常は平和にやりすごすことができる。
はずだったのに……さ…!!!!!
大大大好きなお兄ちゃんが自分の存在のせいで彼女にフラれ、
意気消沈。
罪悪感を持ったのか、兄のいつも通りではない様子に違和感を覚えたのか。。。
いずれにせよ。
彼は兄に完璧にマッチする女性探しを始める。
彼は兄についてのデータから導きだされる完璧な女性像を探した。
その完璧な計算のもと、完璧な女性が見つかるはずだった。
なのに。
彼が予想だにしなかった自分自身についての
計算ミスが発生する。
それが幸か不幸か。
ある意味、不幸。
ある意味、最高に幸せ。
私はそれを見てて、最高に幸せな気分になった。
シモンくんバリかわいいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アスペルガーが絡む作品なことは知ってたけど、ラブコメだとは思わなかったのでびっくりした。
さてさて、シモンは自他共に認めるアスペルガー症候群。赤色と青色が好きで、宇宙が好き、変化を恐れて触られることを嫌う。そしてシモンの兄サムは弟思いの優しい兄。五年付き合ってた彼女とシモンのことをきっかけに破局し、生活のリズムが狂い精神バランスも崩しシモンへうまく接することができなくなってしまう。シモンは彼女が戻ってこないことを悟りサムの彼女候補を探すことに。サムと似たタイプから真逆の子まで様々。そこでサムと の恋人候補に選んだサムとは真反対のイェニファーとのデートプランを練るために、興味のないラブコメ、しかもヒューグラント主演のものをたんまり借りて、完璧なデートプランを練るのだが…
以下ネタバレあり
なんともハートフル!!
アスペルガーなシモンを好きになってくれる他人はいないというサムに、イェニファーの真っ直ぐな気持ち、その変化を受け入れるシモン。あたたかね。けど、これじゃあサムが可哀想かなー、元カノとより戻せてればいいけど。お兄ちゃんだって人間だよ、イライラするしぶん殴りたくもなるだろうし発狂して逃げ出したくなるよねー。うんうん。
カラフルでおしゃれで観てるだけでも素敵映画! -
アスペルガーのシモンが兄のために恋人を見つけようとして奮闘するお話.心がぐっと詰まるようになってその後それが少しずつ解けて最後に花開くような,ほっこりする物語.彼女の笑顔が素敵です.
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ジャケットの壁紙可愛すぎと思ったら女の子の部屋だった!
散らかってるんじゃなくてものが多いと言い張る彼女の部屋、他人事とは思えないな -
素敵なスウェーデン映画。
北欧のインテリア雑貨に時めく。
まずそこに目がいって夢中で見てしまう。
シモンもお兄ちゃんも互いを想う気持ちはあたたかいものだ。
ほっこりした気持ちになりました。
劇中の音楽も素敵。 -
シモン最高。どこまでも一直線なのがアスペの良さ。そんな友達がたくさんほしいな
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全編を通して画面の色彩構成がとにかく好き!
アスペルガーというテーマに焦点を当てつつも、アスペルガーについて真摯に考えようとかいうありがちな道徳的作品でないからこそ、本当に楽しめた -
とっても良い映画だった。私の一番好きな映画『ギルバートグレイプ』に設定が似ていて(弟思いの優しい兄、障害をもつ弟、弟の障害をらしさとして捉えてくれる明るい女性)、衝突のときは泣きそうになった。
細かいディティール、色や小道具、音楽も抜群のセンスで、もう一度観たい!と思う、素敵な映画でした。
ちなみに兄弟ともにかっこいいし、女性もキュートだった。 -
アスペルガーの主人公シモンと家族と愛情の物語。
愛情は与え方も受け取り方も関係性も、とにかく人それぞれなんだし、それを尊重できたら良いなぁ、と思った。
すごくかわいい映画でした。 -
明るく爽やかでオシャレでハートフル。
ずーんと重いのじゃなくて明るい気持ちになれる映画を観たいな〜て方に大変おすすめ
学生時代、私のまわりの女の子たちは
おしゃれな映画を観たり、憧れのライフスタイルを体現したときに
やたら「キラキラしてる」という表現を使っていた。
私も同じ世代だから求める感覚というのは理解できる。
でも、「キラキラしてる」ばっかりで
別の言い回しは出来ないものかね、とよく思っていたものだ。
だけど、この歳になった最近では、この言葉はめっきり聞かなくなった。
この映画はつまり、「キラキラしてる」映画だ。
あえて言うのならね。