柘榴坂の仇討 [DVD]

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監督 : 若松節郎 
出演 : 中井貴一  阿部寛  広末涼子  中村吉右衛門 
  • バンダイビジュアル (2015年4月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4934569646583

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柘榴坂の仇討 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 時代劇たまにみたくなる。
    多くを言わなくても分かるあの感じが何とも好きです。

  •  井伊直弼の近習(警護役)となった男が桜田門外の変以降敵討ちを命じられ13年の間、仇を追い続ける。明治となり命令した藩もなくなり、敵討ち禁止令も出る中、ついに男は仇に巡り合う。。。

     これは中井貴一の持つ力の大きさが光る映画。相手役の阿部寛もいい。
     時代が変わる中で一途に一つの道を歩み続ける。でもそれは命令だからでもあり、迷いもある。それを支える女性の苦悩も描いている。
     最後の人力車に乗るシーンが素晴らしい。二人の顔つきがたまらない。すぐに相手が仇討ちであることを察して、お互いがお互いを武士としてリスペクトしてることが伝わってくる。これは日本映画史に残る名シーン。
     最後まで見ててこうなってほしいというラストに落ち着くのもよかった。殿の言葉というその理由づけもなるほどと思った。

     武士とは身分ではなく心の在り方にある。
     

  • 『壬生義士伝』では佐藤浩市、『柘榴坂の仇討』では阿部寛が相手役を務めてます。共に熱演でお互いがお互いを引き立てています。

    良かったと思います。ただ、レビューを見ると厳しい意見もあります。悪くは思わなかったですが、厳しい意見を見るとなるほどなと頷いてしまう所もあります。


    主演、原作者 脇に広末 藤、中村ら役者を見れば、これだけで期待値は高くなってしまいます。

    そこからくるガッカリ度もあるのではないでしょうか。


    江戸から明治。藩はなくなる。髪もマゲを落とす。スッパトと割切る。新しい時代に適応とする人々。

    納得出来ないながらも形は変える、それでも武士にこだわりを持つ人々。その両者が入り混じりながら新しい時代に進んでいく。その辺の描き方が中途半端な気もしました。


    原作は短編小説です。2時間の映画化にするにあたり、色々と話を膨らませ過ぎや付け加え過ぎたかと感じました。


    映画自体は悪くないです。楽しめました。

  • 「桜田門外の変」の後日談。これが全部創作だというのだから浅田次郎の想像力はすごい。

    主人公は君主への忠誠心から仇討ちに執念を燃やすが、明治維新とともに価値観が覆ってしまったわけで、時代の波に翻弄された彼は実に気の毒。でもここに古い価値観と新しい価値観とが交錯する「明治」という時代の面白さがあって、従来の仇討ち物語なら主人公は絶対最後に切腹したはずのところ、夫婦が手をつないで歩いていくというありえないエンディングが。きわめてモダンです。

  • 今で言うところのテロに近いのかもしれませんね。。。
    身内や大事な人をなくした後の行動ってのはこういう風にやりたくなってしまうのが心情なのかもしれません。。。

  • 2016/07/10
    中井貴一と阿部寛が素晴らしい。
    音楽もいいなぁと思っていたら久石譲か。

  •  原作を読んで2年、映画を見るチャンスを逃していましたが、やっとビデオで観ることが出来ました。
     桜田門外の変で、井伊大老を護ることが出来なかった武士の中井貴一にはなぜか感情移入出来ませんでしたが、維新後も彼を支える妻の広末涼子に感動しました。最後のシーンには涙してしまいました。

  • 武士を高潔の士のように描くいつもの時代劇と思いつつ、ついうかうかと見てしまう。明治時代に入って、果たし合いをする話は他のドラマでも見たことがある。モチーフとしてはドラマになりやすいのだろう。それでも、車夫に身をやつして、二人が会話しながら敵対しながらも同士と認識する件はうまい設定だと感心する。
    また、武士道とは死ぬことなり という話はよくあるが、ここは寒椿を契機にして、生きるほうに舵を切る。これもよかったですね。
    ただ、藩主が敵であっても聞き入れる考えだったのでそれに従うって理屈はちょっと無理がある。少しずっこけた。
    二人の人物は架空なんだそうで、かご回りの警護が仕事なのに敵を深追いしてしまうのは非難されてもしかたがないと思う。

  • 仇討OKの時代。

  • 中井貴一がよいなあ。阿部寛は脇役感がぬぐえないが、そこそこいい味だしていた。テーマは仇討ちが法律で禁止されるぎりぎりでの仇討ちの(こころの)旅なのだが、暗殺も仇討ちも前時代のものなので、当時の武士の気持ちをおもんばかって感情移入してみていた。妻役の広末もいい味出して糟糠の妻なのである。来世はこういう妻を持ちたいと思った(無理だと思うが)

  • 桜田門外の変以降明治へと時代が変わって行く中 変わらずに殺された井伊直助の仇を探し続ける侍。仇を見つけるまでの13年間。気持ちのアッチコッチが切なかったり暖かかったり悲しかったり嬉しかったり。
    仇を追う方が中井貴一、追われる方が阿部寛。
    せつ役の広末涼子は変わらずキレイ!!!マサ役の真飛聖は色っぽいなぁぁ。好き。

  • 時代は変わる。そして、時代に対応していかないと取り残される。
    古き良き武士道、古く残念な武士道。
    色々な観方があるでしょう。
    時代の端境期には、こういうことが起こるのであろうな。

  • まあまあ。
    主人公の行動は侍としての主君への忠義を守るためだけではなく、個人的な思慕の情も絡まっていて、そこのところがよくある時代劇ものとはちょっと違う。ただいかんせんキャストが豪華すぎてあまり作品内の世界にのめりこんでいけない。そして阿部寛は時代劇にもかかわらずしっかりその肉体美を見せつける。
    ストーリー自体は悪くない。また、幕末から一気に西洋化する町並みは見ていておもしろい。ただ、なにかいまひとつだった。

  • 蜩の記よりは良かったが、現実離れしている?古い時代の行き方を通す武士。こんな風に生きれるのか?奥さんがすごい。

  • 2015/6/7 時代が明治に変わって…変動してゆく日本の中で 舞台調なので 少し 臭い部分もあったけど…(時代劇として観れないので)志は 崇高なものがあった。中井貴一の人柄の良さも とても よく出ている。慶応から明治に変わる時代って 本当に不思議な感覚だ。藤竜也良かったわ あの喝の入れ方素敵だった 時代が変わっても変わらぬものもあるし、変わる良さ 変わらない良さもあるんだなぁと感じた。

  • うーん。びみょうだったなぁ。エピソードが弱く感じてしまう。ただ阿部さんと中井さんの演技がほんとに良くて、雪のなかのふたりは見ていて息を詰めた。

  • 桜田門外の変という史実をもとにした話で、その状況が最初に描かれていて
    一気に心が持っていかれます。

    斬り合いのシーンとかはそこがピークで後は激しさはないですが
    それでも中井貴一と阿部寛、仇討へ向かう部分までのところで張りつめた緊張感は
    斬り合いよりもドキドキさせるところがあり
    映画の妙、時代劇の良さをあらためて感じる映画です。

    江戸末期から明治にかけて激しく変わる、また変わらないといけなかった社会
    両方に生きた人々の葛藤が伝わってくる映画で
    こういうのを本当は子どもに見せたいと思いました。

  • ひたすら誠を遵守しようと、いつまても侍のままでいる中井貴一
    支える健気な奥方の広末涼子
    ひたすら過去を隠しながらも心と顔はやつれている阿部寛
    終止符を打つきっかけとなる頭と心が柔軟な役人の藤竜也

    人物たちがとても魅力的で
    侍の時代から、新しい明治の世に変わる「時代」と、その時代に戸惑いながら対応していこうとする人々の心がよく描かれている映画だった

    ただ、重要なキーポイントとなる「雪」「ツバキ」の見せ方や、明治の建物の使い方などが、自分の好みにハマらず、いまいちと思ってしまった

  • この手の作品としては、最近、やたらハリウッド受けしようとして「綺麗過ぎる情景描写」(e.g. 竹藪に風が吹いて揺れるシーンを数秒間流すなど)がなく、好感が持てたのだが、無理に大根アイドルを登場させて欲しくなかった。こういう人を使わないと若者層を取り込めないということなのだろうか。。。ほんの数シーンの登場だったが、全体をぶちこわす効果は抜群だ。

  • 結末も好きだわ。

  • 途中まではすごく緊張感のあるいい作品だと思っていたが
    肝心の仇討ちの場面が予想外となってしまったので
    そこからラストまでは、すっきりしない気分になってしまった。

  • 時代は変わる。その志を持ったまま、この柵を越えてくれぬか。

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