ザ・ゴール コミック版 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 「制約」に注目し改善ループを回す。
    PDCAの考え方でとても良い点がわかりやすい。

    マンガなので原書を読むよりも短い時間でエッセンスを理解できる。

    !ではなく?によって進める。言うは易く行うは難し。
    ?を問いかけ適時進捗を測るのはとても難しい。
    マネジメントの悩みの根源かな。

  • 企業の目的は金を儲けることである

    どの現場でも指標があまり役に立っていない

    ・スループット
    …販売を通じて作り出したお金
    ・在庫
    …販売をしようとするものを購入するために投資したお金
    ・業務費用
    …在庫をスループットに換えるために費やすお金

    <ボトルネックと非ボトルネック>
    ・ボトルネック
    …処理能力が与えられた仕事と同じかそれ以下のリソースのこと

    ・非ボトルネック
    …与えられた仕事より、処理能力が大きいリソースのこと

    <工場に資材が入って完成品として出るまでの時間>
    ・セットアップタイム
     →機械や装置などのリソースを準備している時間
     (IVで言うと、ジョガーをかけている時間)
    ・プロセスタイム
     →実際に処理をしている時間
     (IVで言う、実際のスキャン時間)
    ・処理をするリソースの前で列を作って待っている時間
     (IVで言う、コンテナちゃんがスキャンされるまでの時間)
    ・ウエイトタイム
     来るのを待っている時間
     (IVで言う、スキャンするコンテナを待っている時間)

  • the Goalの漫画版。TOCの本質を実例を小説形式で表現したビジネスの名著。言いたいことは、工場の流れの中で無駄がある。その時には、からなずボトルネックとなる箇所があり、それが全体のスピードを決めている。そのボトルネックを早める方法を模索し、インフローとアウトフローをバランスよくうごかしていくことで最適化が図れる。作れるだけ作る方式は、実はキャッシュを産まないということを漫画で案内してくれる。工場の状態がいいのか、それとも悪いのか、原作はQTCを一気に理解できる良作だったなと。

  • 小説版の内容を再確認できた
    「学ぶことの最大の障害は答えを教えること」

  • 20年前に呼んだザ・ゴールの復習として、改めて生産現場における制約理論(TOC)を学習:ワークサイズをあわせてぶつ切りにしてボトルネックを詰まらせないこと。

    続編では人対人のコミュニケーションにおいても応用できると展開されるところが興味深くて好きだった。
    過去に小説の方(分厚いやつ)を呼んだことがある人は、このライトな漫画でちょうどよい思い出しになるかな、と思う。

    生産現場だけでなく、様々な日常のシーンでの問題の元となるボトルネック(制約)を見つけて、このTOCを活かすことを考えるのはきっと面白いはず

  • <ザ・ゴール1視聴メモ> ★特に心に留まった点。⇒コメント
    ★どういう観点で成し遂げたかを測ったらいいと思うかね?
     →目標(ザ・ゴール)、でしょうか?
    ⇒確かにいくら生産性が良くても、結果で測れないといけないですね。

    ★生産性なんてものは目標あはっきりわかっていなければまったく意味がない。
     君の本当の問題あ、何が目標なのかよくわかっていないことだ
    ⇒大事。

    ★どんな会社えあっても、目標は同じだ。1つしかない。
     →「会社の目標はお金を儲けること。」 ニコっ♪
    ⇒資本主義では正。本当いお金だけなのかは???


    ・「依存的事象」と「統計的変動」、どちらか一方だけでなく
     「2つの現象あ合わさった時の効果」が重要なんだよ。
     →いくらロボットを使っても、他のリソースにバラツキがあれば、
      そのつながりで向上全体に影響するということですね。
    ⇒変動に着目するのが大切なのですね。

    ★それがわかったら、工場の中のリソースを2つに分けないといけない。
     「ボトルネック」と「非ボトルネック」だ!
    ⇒ボトルネックは対処が必要だが、非ボトルネックは放置でいい!

    ★TOC理論
     その制約い集中することが全体最適にある。
     これが、全体最適のマネジメント理論
    TOC(=Theory of Constraints) 制約理論なんだ。

  • Amazon Kindleで購入して読みました。

    「ザ・ゴール」は持っているのですが、文字が小さくて、老眼には厳しいので、コミック版を買ってみました。

    日本の工場の設定になっていましたが、ボーイスカウトの活動が出てきたりと、少しアメリカチックでした(日本でもボーイスカウト活動はありますね)。

    スループット、在庫、業務費用。
    こういうことを理解して、お客様にITシステムを提案できるようになるとよいですね。

    終盤、成功ストーリーとして、泣いてしまいました。
    年を取るにつれて、涙もろくなっています。

  • マンガ版で一気読み。常にボトルネックを抽出し、そこに手を打つことで全体最適となる。全体、をどこに捉えるかが改めて重要。レイヤー切りされた世界だと小さい軸に目標をおきそう。

  • 漫画なので1日で読むことができた。 全体最適とは、ボトルネックを探すことである。工場の話よりも、ボーイスカウトの例の方が、印象に残った。

  • 文字の方は読む気にはならなかったので、マンガの方で。セールやっていたし。
    読みやすくてわかりやすかったですね。文字の方はわかりませんが、日本に置き換えているのもわかりやすさの一つかと。TOC、ボトルネック等々はネットいろいろ見ていたので真新しさはなかったですが、すっきりまとまっていて、なんか「わかった」気になること請け合い。
    あたまでわかっても実行しなければねえ。あと、じぶんの仕事が非定型というか今回の工場のようなタイプではないので、どのように噛み砕いて、取り入れるかが悩みどころかなあ。
    なにはともあれ、わかりやすいのは良いことだ。

    工場が生産的かどうかを見る指標
    ・スループット,在庫,業務費用
    どの工場にもおきる2つの事象
    ・依存的事象,統計的変動
    5つの集中ステップ
    ・ステップ1 制約を見つける,ステップ2 制約をどう徹底活用するかを決める,ステップ3 他のすべてをステップ2の決定に従わせる,ステップ4 制約の能力を高める,ステップ5 ここまでのステップが解消したらステップ1に戻る

    つながりとばらつきのあるシステムにはかならずどこかで制約があり、その制約に集中することで全体最適につなげる。継続的な改善を行い、ボトルネックを見つけてその能力を向上させ、スループットを増やす。

    とにかく制約条件を見つける観察眼が一番ですかね。これが見つけられなければ、どうにも進まんもんね。

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著者プロフィール

岸良裕司氏(監修)
1959年生まれ。株式会社Goldratt Japan CEO。全体最適のマネジメントサイエンスであるTOC(Theory Of Constraint:制約理論) をあらゆる産業界、行政改革で実践し、活動成果の1つとして発表された「三方良しの公共事業」はゴールドラット博士の絶賛を浴び、07年4月に国策として正式に採用される。
青木健生氏(脚色)
コミックストーリー作家(漫画原作者)、シナリオライター、(日本脚本家連盟会員)、劇作家、『ザ・ゴール コミック版』『ザ・ゴール2 コミック版』の脚色を担当
蒼田山氏(漫画)
広告・ビジネス系漫画家。漫画向け背景素材サイト「背景倉庫」制作統括。専門学校非常勤講師。 代表
作は『ザ・ゴール コミック版』『ザ・ゴール2 コミック版』(ダイヤモンド社) 『ブラシ素材集 モノクロイラスト/マンガ編』(ホビージャパン) めちゃコミックで『地雷婚カツ!』連載。

「2023年 『コミック版 ザ・ゴール3』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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