4分間のピアニスト [DVD]

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監督 : クリス・クラウス 
出演 : ハンナー・ヘルツシュプルング  モニカ・ブライブトロイ  スヴェン・ピッピッヒ 
  • ギャガ (2015年3月3日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921400725

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4分間のピアニスト [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 刑務所でピアノ教師をしていたクリューガー先生をモデルにしたフィクション。映画で描かれた彼女の背景が実際にあったことかは不明。多分フィクション。でも、似たようなことはあったんだろうな。

    ヒロインの過去が悲惨すぎて、しかも充分ありえそうな過去だから、現在の彼女の怒りは理解できるんだけれど、ちょっと不屈すぎな気もする。フィクションならではのご愛敬なのか、それとも性格も含めての才能なのかな。根っからの表現者ということかも。

    マイノリティが選べる道は、まあ色々あるけど、本質的にはたったふたつだ。
    ひとつはマジョリティの中で礼儀正しく遠慮がちに、わずかな施しものをいただきながら感謝しつつすりつぶされる道。
    もうひとつは、反逆者になって、自分や周りの人が共に生きる方法を模索すること。反逆者はどこまでも自由奔放に見えるけれど、社会へ繋がる扉が堅く閉ざされているから、自分の行動を社会的な意味と繋げられないだけなんだ。

    ジェニーはすばらしい才能を持った反逆者だけれど、自分の才能を伸ばすための指針を持っていなかった。
    クリューガーは進むべき方向を知っていたけど、精神的に脆く、反逆者として立つことができなかった。

    ジェニーは12歳の時に養父に性的虐待を受けた時からコンテストに出るまでの、クリューガーは恋人を見殺しにしたときからずっと彼女を離さなかった恥を濯いだ。
    ラストの4分間は彼女たちの勝利宣言だ。

    「私の自由を返して」はどのオペラかわからん。「ああ私の希望を返して」ならベッリーニの清教徒なんだけど。

    「お前の血で恥を注げ」は、多分、ヴェルディのオベルト。聴いてみよう。

    でもジェニー、あの後どうなるの?彼女の無罪を知っているのは、限られた人達だけだし。ここからさらに茨の道が続いていくんじゃないかと思えるので、すっきりはしないかな。

  • 初めて見てからもう十年近く経つけど
    最後の4分間の演奏が今でも頭にはっきり残ってる。素晴らしい!

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