ノスタルジア [DVD]

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監督 : アンドレイ・タルコフスキー 
出演 : オレーグ・ヤンコフスキー  エルランド・ヨセフソン  ドミツィアナ・ジョルダーノ 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2015年3月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111247599

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ノスタルジア [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • 1983年イタリア・ソ連合作映画。監督はアンドレイ・タルコフスキー。
    主演はオレーグ・ヤンコフスキー。それに、エルランド・ヨセフソンにドミツィアナ・ジョルダーノ。

    詩人で伝記作家の主人公は、女性通訳とともにイタリアのとある温泉保養地にやってきた。そこで、かつて世界を救済すると称して家族とともに7年間自宅に籠っていた老人男性と出会った主人公は、彼の話に耳を傾ける。自らの原点回帰とともに・・・。

    この作品は一個の映像芸術である。どのシーンを切り取ってみても、絵画的な美しさに魅了されずにはいられない。まさに完璧な構図を練りに練られて撮影されたに違いない。どのシーンも極めて長いワンシーンとなっていて、これだけの構図を維持しながら、長回しのシーンを撮影するとは、俳優もスタッフも並大抵な努力ではなかったことだろう。一つ状況が異なれば、あっという間に構図は崩れてしまう。そんな鋭い緊張感の中にこの作品はあると言って良いだろう。
    そこに繰り広げられるモノクロとカラー映像の交錯。主人公の原点回帰的なモノクロシーンに加えて、主人公の心情が常にモノクロとカラーを行き来するイメージとなっている。最後に「母に捧げる」とあったので、まさに監督自身の原点回帰な「郷愁」であったのだろう。そんな監督自身の心の揺れ動きを感じさせる作品でもあった。
    そして、BGMとセリフも、そんな映像に完璧に絡まるように構成されており、全体として終始、重厚かつ詩的なテイストを醸し出している。始終流れている水の音、電気のこぎり(?)の音といったものも観客の感性に直接訴えかけているかのようである。
    これはシーンのその瞬間瞬間を楽しむ映画だと言い切ってもよいだろう。
    はっきり言えば、ストーリーはあって無きがごとくで、状況の説明も何もなく、観客が個々人で堪能すればよい仕組みとなっているのだが、ラストのろうそくのシーンではとてもハラハラした。余計なこともいろいろと考えながら・・・。(笑)
    大スクリーンでただただ流れていく詩的な映像と音楽と俳優の演技を楽しみたい映画。

  • 始終よくわからなかったけど、ひとつひとつ映像や音が美しくて話の意味がわからなくても惹きつけられるものがあり休憩を挟まずに観られた。評判通り、水の表現が本当に美しかった

  • 郷愁に駆られる心情を理解できる立場にあれば、もう少し見方が広がるかなとは思います。モノクロで見る故郷の夢は美しかったです。

  • たて続けのタルコフスキー作品はしんどかった。(これは自分の鑑賞の仕方が悪いんだけど)
    映像の美しさのみを追うのは私には合わないようで、やっぱりある程度理解できるストーリーがあるものが好みだとわかった。
    (この映画の批評じゃないですね)

    タイトル通りの郷愁を感じることが日本人の私にはできなかったのが受け付けない原因かな。

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