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感想・レビュー・書評
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人は他者の評価によって、
活かされもすれば死にもする。
誰かが期待してくれる、
自分のために時間を割いてくれる、
自分のことを気にしてくれる。
そうした誰かの行為が心を温かにしてくれるし、
背中を押してくれる。
辛いのは価値を無視されること、
軽んじられること。
いつもは他者への思い遣りに満ちた人も、
大変なこと、嬉しいことがあった時などは、
つい配慮が漏れる。
だから好事魔多しみたいなことが
起きるのかもしれない。
元々口が滑りがちな僕は、
よっぽど気をつける必要がある。
他者への敬意を失えば、
その態度は他者を傷つけやがて自分に返ってくる。
たとえ他者からしっぺ返しがなかったとしても
知らずないうちに心は荒むとも思う。
期待しない方がいいという考え方もあるだろう。
他者に期待した分、無視された時、
敬意のない態度を取られた時の衝撃は大きい。
ひとつに集中せず複数に分散しておけば、
ダメージも少なく済む。
けれど自分の想いを賭けた対象であれば、
期待せずには要られない。
だから皆、人間関係で悩むのかもしれない。
本気であればあるほど尚更に。 -
安井さんの働き方もプロ意識の極み。おれはキライな奴でもプロなら問題ないと思います。でも一緒には働きたくないけども。サラリーマンならなおさら好きな人と好きな仕事しないと
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数字を出し続けないともっと多くのものが失われる。「ツブシの安井」さんのおかげで新人作家の連載もバンバン立ち上げられて助かる。分かるけど、正しいんだけど、東江さんは潰れる。理想だけで仕事ができる人間は、この世に何人くらいいるんだろうな。全くね。ドラマで中田伯が沼田さんのネームに感動するシーン。アンドロイドの自己犠牲の話じゃなくて、自分自身の存在を問う物語だという沼田さんのネーム、I’M HEREが読めて良かった。あと原作では五百旗頭さんが既婚でガーン(笑)