500年の営み (onBLUE comics) [Kindle]

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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  • 発売当時に話題になっていたものの、なぜか敬遠していたお話をなんとなく購入。
    前半はともかく後半の250年は理解ができなかったのですが、次こそは最期まで一緒にいるんだろうなとしみじみ思いました。

  • タイトル通り、500年の営み、といったところでしょうか
    人間は技術を進歩させ、アンドロイドという存在を創り出した
    でも結局は、人ならざるものに他ならない
    人は人なんですよね...

    ラストに差し掛かったあたりで、アンドロイドが言うんです

    人間は矛盾に満ちていますね
    だけど
    だけどそれは
    それはどれだけ美しい矛盾でしょうか

  • 泣けるという評判だし、大まかに内容も知っていたけれど、実際読んでみると違うなあと改めて。
    500年の長きにわたる愛の物語。
    思っていた以上に胸に染み入って、泣けました。

  • 亡くなった恋人の後を追って死んだはず…の寅雄が目醒めたのは250年後の未来。側には恋人の光そっくり?のアンドロイド・ヒカルBが居て…という惹かれるストーリーです。

    恋人よりも3割減な出来のヒカルBに文句を言いつつ無自覚に惹かれていく主人公。ある日目覚めると、光を完コピしたアンドロイド・ヒカルAが居て、ヒカルBは姿を消していた…絵もストーリーもお好みど真ん中でした。

    作中で流れる500年の人類の歴史…2度の核戦争とそこからの復興もとても興味深く。減った人間に代わるアンドロイドやロボット。貴重種となった人類は高度な医療と生体パーツの取り替えで営みを続けていく。
    500年過ぎた後の時代でのロボットD-4QPによるアンドロイド考に行き着くところなど、潜ろうと思えばどこまでも潜れそうな深さがありました。

    物語の終わり方に希望があってよかったです。これからの彼らはどう過ごすのでしょう。お別れの時まで楽しくしあわせであってほしい!
    しかしながらヒカルAがどうなったかは、気になります。Aは仮に起動されても身を引きそうな気がして、、

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著者プロフィール

10月1日生まれ。切ない片思い、ヒリヒリする痛みなど、丁寧な心理描写で、少女誌、女性誌、ボーイズラブ誌と幅広く活躍中の人気漫画家。
代表作に、『王子様と灰色の日々』『500年の営み』『王子と小鳥』『丸角屋の嫁とり』他多数。

「2017年 『死にたがりと雲雀(5)<完>』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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