縁の切り方 絆と孤独を考える(小学館新書) [Kindle]

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著者 : 中川淳一郎
  • 小学館 (2014年12月6日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (121ページ)

縁の切り方 絆と孤独を考える(小学館新書)の感想・レビュー・書評

  • 某SNSのメンション欄の8割を占めていた人物と縁を切ってしばらくして、この本の存在を知った。著者の本は3冊ほど読んだことがある。

    著者の過去の本のシニカルさから、またそういう方面の本かと思ったらだいぶ違う。「縁の切り方」は逆説的なタイトルだ。本当に大切な人との縁を大事にするために、ろくでもない相手とは縁を切るべきだ、というもの。

    先日自分が相手をきつく注意したときは、自分的には次の3要素を満たしていることをもってその行動にGOを出した。
    1)リプライが多くその過半が不愉快なものである
    2)普段の言動が人として尊敬できない
    3)会話が成立しない
    こういう条件がそろう人と本来あまり深い付き合いはしないので、ブロック機能を使ったのもまだこれが2度目だ。フォロー外してくれればブロックまではしないつもりでいたが、向こうが逆ギレしていたのでブロックした。今は相互ブロックかもしれない。

    この本を読んでみると、その相手というのが「縁を切る5つのポイント」のうち4点ほど満たしていた。著者によると最低2つ該当すれば縁を切っても仕方ないという。

    そういうポイントをまとめた箇所が何個かあってこの本は実用的だと思う。

    また、「縁を切る」というある意味デリケートなものを語るだけに、著者の語り口は他の本よりだいぶ真面目だ。

    大げさに言えば、中川淳一郎氏の半生をつづった自伝として読むこともできる。

    縁を切るといえば自分も他に何度もやらかしたことはあるが、一番印象深いのは20年ばかり前、結婚式直前に婚約解消したことだ。

    話せば長くなるが、この本のおかげで話が早い。この相手は先に紹介した5ポイントを全て満たしていた。顛末を話したら多くの人が正しい選択だったと認めてくれ、客観的な事実として慰謝料を請求されていない。

    Amazonの書評で、中川氏の婚約者のことが出てると知り、上記の痛い経験のある自分はそこも気になって読んだ。

    これはこちらが完全に打ちのめされた。これほど悲しい別れは私は経験したことがない。

    『ネットのバカ』などと身もフタもないタイトルの本が、どれほど重い人生を背負った人から書かれたものなのか。そんなことを改めて考えさえられた。

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