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感想・レビュー・書評
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ベンチャーに投資したいと、美術品などを処分。とりあえず、15億円。
チリで死んだおじいちゃんの相続を拒絶していた父親。株を受け取ることに。
チリの大学に寄付することを決めた父親。しかし、今は株価が安い。だから、有望な株に変えるこて投資してから、寄付しようという話となった。父親と父親のお兄さんは、株はどんなのがいいか、論議して決める。そのときに、二人の合意は譲り合ったものだった。株式投資は一人で決めるものだということを理解した財前孝史。優秀な人を集めればいいというものではないということだ。
さて、何に投資するのか。北海道で、ロケットベンチャーを経営しているリッチィーに会いに行く。彼は道塾学園の投資部にいた先輩だった。投資すると財前孝史はいうと、勝ち負けで判断する投資家は受け付けられないという。そして、日本からアメリカに移るという。なぜなら日本はルールを守る国で、さまざまな許可がいる。アメリカはルールを作る国だ。スペースエックスに対しては、アメリカの州政府は全面的に支援して、出資までしている。ふーむ。それじゃ。日本はダメだねぇ。
リッチーは、大きなスケールで物事を見るべきだという。
当主藤田繁富が北海道にやってきた。15億円はまだ使っていない。そのことを謝る財前孝史。
日本の高度経済成長は、朝鮮戦争があり、そして人口が増えたことで実現したと当主はいう。
技術が優れていたという錯覚が、進歩を止めてしまった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
優秀な者たちが相談しても、いい結果になるとは限らない。むしろ、決断がどっちつかずの中途半端になって失敗することのほうが多い。
ベンチャービジネスは、〈誰もしなかった発想〉を実現するものではない、以前からあるアイデアでも、敢えて起業してみようという
ファーストペンギン
がデファクト・スタンダードになって最大の利益を得る。 -
•カリスマ経営者は、現場主義で、決断と行動力に富んでいる。そこそこの幹部が集まって出す決断よりも数倍勝る。
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優秀な人たちが相談したからといってより良い結論が出せるとは限らない
相談しようと思うとき私は鏡を見る
海外では単独か最小の人数で決断を下す
1人の人間の信念は100万回の会議に優る
投資をするのなら大きな視点でモノを見ろ
勝ち負けを一番の価値にするのはやめたほうがいい
西洋の人にとってルールは作るもの
日本人にとってルールは守るもの
「カイゼン」を繰り返す
金は鰯の如し
日本が戦後に高度成長したのはただ単に「人口ボーナス」があったから
人口が伸びれば経済も伸びる
あとは国運、例えば国土、精神的特長(底抜けに脳天気)そして戦争
経済発展に絶対に必要な3つの条件
自由 民主主義 競争
現代に通じる工業製品のほとんどの技術は軍需産業から派生したと言っても過言ではない
成功は自分の実力によるものだと思いたがるのが人間
その驕りや過信が時代の変化への対応力を奪い新しい仕組みづくりを拒む
成功には運がつきもの
外的要因を冷静に分析する目と謙虚に学ぶ心を持つこと
先端技術で独自の分野を開拓するような決断と実行が必要
超高齢社会での成功はチャンス -
6巻
投資は自分と相談し、自分で決める
一人の人間の信念は100万回の会議に優る
自分の周りがどうなっても心は全く乱れない
ベンチャーはファーストペンギン
さんカッケー▲
ベンチャーは広い心で、未来を見通せる投資家に。
国の成長は葬式を見ればわかる
高度成長は人口ボーナスがあったから。 -
コミック
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