ブギーポップは笑わない (電撃文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 11
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感想・レビュー・書評

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  • 1998年2月25日 発売!!

    ライトノベルという新鋭の中でも歴史を持つブギーポップシリーズ。
    「物語シリーズ」の西尾さんが影響を受けた作家でも有名。

    5年くらい前に読んで「人物は多いし、ラノベらしからぬファンタジーだな。」と思い本を閉じる( ; ; )
    5年前は「純文学」を読んでも、ただ量が多くて面倒だなーっと思っていた。(ノンフィクション寄りの描写が苦手だった)

    そしてまた読んでみたら、面白い!
    ある程度ノンフィクション寄りながらも複雑な心理描写。
    この本にはファンタジー作品のド派手な魔法はないけれど、今の時代にないパワーを感じる作品。

  • 学園SF。同じ出来事を一話ごとに違う人物の視点から見ていくことで全貌が明らかになっていく手法はミステリーちっくで面白かった。

  • 周囲がどんなに「面白い!」と評価しても、自分が読むといまいちピンとこない本がある。これは作品がつまらないのではなく、読者と作家との相性だと考えている。万人に評価される本など書けるわけがないのだから。

    ブギーポップ全盛時に学生だった自分は当然この本を手に取ったのだが、大変申し訳ないことにピンとこなかった。ナイトウォッチシリーズも読んだがこちらもさっぱりだったので、上遠野さんと相性が悪いのだろう。そのため評価なしにしてある。

    本棚の傾向を見て、好みが合うユーザが読んだ本を借りる人も中にはいると思う。そういう方のための参考に登録した。

  • 電子書籍で再購入

  • なるほど! 確かにこれはラノベの傑作だ。と膝を打つ面白さがある。クールな文章、時系列シャッフル、多くの登場人物の関係図、などなど明らかにゼロ年代ラノベ、いやゼロ年代日本サブカルに影響を与えた金字塔だと思う。
    20年以上前の作品なので確かにスマホどころか携帯電話が殆ど出てこないとかやや言葉の古さは感じるが、それでもテーマや物語の面白さそのものは未だに通じると思った。
    しかも新人第一作目にして文章も完成されている。
    もっと早く読めばよかった……。

  • 懐かしの作品を読みたくなり手に取る。再読だがほどよく忘れてて展開を楽しみながら読めた。そのときの時代的な感じはあるものの、やはり面白さは色褪せない。色んな人の視点で描かれていて好き。

  • 多分、中学生の頃に読みました

  • 章ごと視点が変わって、最終的に物語が繋がるっていうのをやりたいんだろうが、ラノベ特有の分かりにくい登場人物の名前で話が全く入ってこなかった

  • アニメを見て原作を読みたくなったので読みました。アニメには描かれてなかった直子さんのもう一人の彼氏の話が好きでした。ていうか直子さんの人柄がよくわかるのでこの話がアニメでカットだったのはすこしさみしいかも。20年以上前の作品ですが違和感なく読めました。ほかの作品も読みたいです。

  • アニメだけだと???な部分が多々あったので、原作を読み始めました。色々と納得できてスッキリ。

  • 上遠野ブーム中なので再読。
    かなり久々の再読。
    再読なのに初読のように楽しめる上遠野浩平。
    あいかわらずいいなあ。
    そうねここから始まったのね。
    既にこの時点で虚空牙の存在があるというのはスゴいなあ。
    そういえば昔実写版の映画も観たなあ。
    どんな感じだったかは忘れたけど。
    DVD化されてないですかねえ。
    さて次は何を読みますか。
    ブギーポップの続きか事件シリーズかソウルドロップか・・・
    どうしようかしら。

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著者プロフィール

第4回電撃ゲーム小説大賞〈大賞〉受賞。『ブギーポップは笑わない』ほかシリーズ著作多数。

「2019年 『ブギーポップ・オールマイティ ディジーがリジーを想うとき』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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