空気を読むな、本を読め。 [Kindle]

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  • イースト・プレス
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感想・レビュー・書評

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  • 【書評】

    子飼弾が秘蔵のエロ本をちらつかせ、本を読めと往復ビンタしながら全力で迫ってくる。

    【留点】

    ・読書は遊び、いや食事。
    ・フィクションは小説型、ノンフィクションは論文型。
    ・ノンフィクションは疑いながら読め。
    ・フィクションは没頭して読め。
    ・食ったら(読んだら)なんでもいいのでうんこ出せ(アウトプット)。
    ・古典はライトノベルのソース元。
    ・速読法は目次読みと知ってる部分を飛ばし読み。
    ・バランスよく読め(真っ向から対立する意見双方の本など)。
    ・ハードカバーに親を殺された。
    ・エロ系は順列配置とオノマトペ(例:じゅん)お命。

    【雑記】

    この本を手に取ったきっかけは、読書を始めるにあたり、さしあたって”めちゃくちゃ読書してるマン”パイセンの本からはじめてみようという軽い気持ちから。1時間に10冊とか読めるってマジ?どうやって?!みたいな下心もちょっぴりあった。その件に関しては一応自分の中である程度仮説を立てていて、こんな速読ができるのはサヴァン症候群など特殊なHSAMの人か、あるいはめっちゃ飛ばし読みするかのどちらかなんだろうなと。結果、飛ばし読みが正解。目次で読みたい部分を狙い撃ちする方法なんぞもあるのを知って、人によって色んな読み方があるんだなぁと思いましたまる。自分は今まで目次見てもあんまピンとこなくてロードローラー派だったけど。いっぱい本を読んだらまた読書法も変わるのかしら?星新一、小松左京、筒井康隆は当たりとのこと。巻末の100選+1冊も含めて、なに読むか迷ったら面白そうなの選んでみるのもいいかも。

    ※あくまでも個人的な感想の忘備録。
    ※【書評】:自分の言葉で一言で言い表すとしたら。 
    ※【留点】:個人的に最も印象に残った点。残したい点。
    ※【雑記】:ただのうんこです。

  • 図書館でなんとなく手に取った本がプログラミング界のレジェンド(合ってる?笑)の小飼さんでびっくりした。更に本の中にもある書棚にもなんとびっくり、本を浴びるように読んでいると思われるような大量の本!しかも古典から洋書まで読んでいるという引き出しの多さ。言葉のチョイスも語彙力の多さを感じさせるが、とても分かりやすい。頭のいい人ってまず吸収量が違うのかな...。凡人のわたしはサボらず努力せねばとお尻を叩かれる。
    響いたところは沢山あるが、中でも情報に飢えよ、時間の使い方を誤るなってメッセージが今の自分には納得するところが多かった。あとは、単純に今まで避けていたノンフィクションをもっと読んで知識量を増やしたいと思ったのと、情報に溺れる前にきちんとアウトプットするということも。内容全部を理解しなくて良いから、自分に必要なことを持って帰って実践することもしたい。あ、あとは自分の論と逆の本を読むことも有効だってこと。
    情報を集めるとき、すぐwebを開いてしまうが、なんとなく根拠もないものをめんどくさいから何故?ってと思いながら、こういうものかと受けとめることが多かった。馬鹿にならない、騙されないためにもちゃんと読書しよう。最後に100冊載っていたうちの6冊は年内に手をつけてみるのが目標!

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著者プロフィール

1969年生まれ。ブロガー、プログラマー、投資家。カリフォルニア大学バークレー校中退。オン・ザ・エッジ(現ライブドア)のCTO(取締役最高技術責任者)を務めた。現在、ディーエイエヌ有限会社代表取締役。2004年に開始したブログ「404 Blog Not Found」は月間100万ページビューを誇る。著書に『弾言』『決弾』『未来改造のススメ一脱「お金」
時代の幸福論」(岡田斗司夫氏との共著)(以上アスペクト)、『小飼弾の「仕組み」進化論』(日本実業出版社)、『空気を読むな、本を読め。小飼弾の頭が強くなる読書法』(イースト・プレス)、『新書がベスト』(ベストセラーズ)など。

「2011年 『働かざるもの、飢えるべからず。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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