蜩ノ記(ひぐらしのき) DVD(特典DVD付き2枚組)

  • 147人登録
  • 3.28評価
    • (7)
    • (20)
    • (45)
    • (9)
    • (1)
  • 38レビュー
監督 : 小泉堯史 
出演 : 役所広司  岡田准一  堀北真希  原田美枝子 
  • 東宝 (2015年4月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104095695

蜩ノ記(ひぐらしのき) DVD(特典DVD付き2枚組)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 藩史編纂の為、10年の猶予を与えられた役所広司。
    その日暮らし、にかけて蜩の記として記している。そのお目付役となった岡田准一は彼の「鏡」としての生き方に惹かれ、何とか死罪を免れぬか道を探すも。

    正直もう少し見せ場が欲しかった。静かな雰囲気はいいけれど、ちょっと単調に感じたし感動しかねた。腹切る覚悟で10年過ごし、その意思を遂げるのはよかった。
    ご家老あかね様の貧乏籤ったら。…ただ吝嗇と贔屓は程々に。

  • 小泉堯史監督•脚本、2013年作。葉室麟原作。役所広司、岡田准一、堀北真希、原田美枝子、寺島しのぶ、井川比佐志出演。

    <あらすじ(ネタバレ)>
    藩主の命で秋谷(しゅうこく、役所)を監視していた庄三郎(岡田)が秋谷の人となりに惚れ、最後は藩主にひと泡ふかせる話が1つ。
    メインは以下。
    7年前、大殿兼通公側室(お由(およし)。寺島)と通じたところを見られ、家臣を切りつけた門で、戸田秋谷(役所)は切腹を命じられる。しかし、文にも長けていたことから家譜を作るよう命じられ、3年の猶予が与えられる。その目付けとして、庄三郎(岡田)が、秋谷の家に住むようになる。
    しかし、庄三郎が松吟尼(しょうぎんじ。お由)から話を聞くと、実は、秋谷は襲われたお由を助けただけにすぎなかった。
    のちに兼通が小吟尼に託した御由緒書きによると、兼通の正室、お美代の方は、実は播磨屋の先代の娘という利権がらみの政略結婚であり、兼通はのちにそれに気づき、御由緒書きを小吟尼に託したのだった。しかし、秋谷は、自ら書いた家譜に、何事かを暴露するようなことは書かなかった。

    <コメント>
    井川比佐志、いい役者とはいえ滑舌が悪い。正室お美代の嫡男、よしゆきと、側室お由の子、鶴千代の、世継ぎをめぐる覇権争いをナレーションさせているが、集中しないと理解できない。岡田、役所、その子役とも、台詞がハッキリとは聞こえないが、これは録音技術の問題なのだろうか。
    さらに「天網恢々疎にして漏らさず」などと難しい表現は避けるべき。こんな言い方しなくても「どうしても捕えたかったんでしょうな」と言わせれば、それに次ぐ笑いにつながる。脚本の問題だが。
    ともかく、時代劇だけに色々な面でもっとわかりやすく表現したい。
    堀北真希が演じる古い日本女性の演技は、映画「麦子さんと」とは真逆で美しかった。
    ストーリー全体として、家譜を完成させるまでの謎解きがメインなのだろうが、秋谷の息子が農家の子の仇討ちに藩主をつかで突く場面が入ってきて、全体の筋がぼやけた印象。

  • 原作未読。
    派手さはなく淡々と映像を重ねながら話が進むオーソドックスな時代劇映画だけど、終盤の展開はなかなか目が離せなかった。
    作りも役者も落ち着いていて、じっくり映画に集中できた。
    切ないけどいい映画でした。

  • 静かで、実直な時代劇である。
    最近、このような作品を観ていなかった。

    岡田君の所作の美しさは、
    どの作品を観ても、
    武術によって見についているなと思わされる。

    良作だと思うのだが、
    何か主要な人物たちが皆品行方正というか、
    清すぎてしまう感じがする。

  • 2:09

  • 原作は葉室麟の小説。
    役所広司演じる戸田秋谷は、ある事件をおこし切腹を命じられたが、10年の猶予を与えられ、その10年の間に藩の歴史を綴った「家譜」を完成させることになった。
    切腹の日まであと3年に迫った頃、藩の奥祐筆である檀野庄三郎(岡田准一)は城内でやむなく刃傷沙汰を起こしてしまう。上役である中根兵右衛門の温情で重刑を逃れた庄三郎は、僻地で藩史の編纂をしている秋谷の監視を命じられる。中根兵右衛門は、10年前に起こった藩主の側室の不義密通事件を、秋谷がどう記すか異様に気にしていた。
    実は、側室と不義密通をしたとされ、切腹を命じられているのがこの秋谷。
    そんな事件を起こし、家族とともに僻地に引きこもっている秋谷だが、庄三郎は彼の傍にいるうちに彼の深い知識や人柄に惹かれ、さらに彼の娘である薫(堀北真希)にも惹かれていく。
    そして10年前の不義密通事件には何かウラがあると気付き始めた。

    秋谷という人の人柄を追い、庄三郎の心が動いていくさまを丁寧に描いていたと思います。
    ラスト。全てが明らかになったにも関わらず、結局秋谷は腹を切る事を選びます。
    何もかもを一人で背負い、清々しい顔で家族と庄三郎に別れを告げるラストシーンはとても爽やかで切ない。
    特に秋谷の妻が、秋谷の切腹のために身を整えるシーンは、ほんの5分程度だったと思うのですが胸を打ちました。
    ラストで秋谷が清々しい顔をしていたのは、自分の意思を継ぐ者・庄三郎の存在があったからでしょうね。
    自分の命は消えても、自分が受け継ぎたかったものは庄三郎の中に確実に残っていると確信したからこそのあの笑顔だったのだと思う。切ない。

  •  切腹を免除された男が命じられたのは、藩の歴史書の作成の為に切腹を10年先送りされた男の監視だった。

     岡田君と役所広司の雰囲気はよし。
     ただ、切腹の理由の真相はもっとさらりとした方がよかったかなぁ。「この10年は死を自分のものとする10年でした」みたいな台詞が印象に残った。死を待つ時を何を考えてどう過ごすかにもうちょっとウェイトがあった方がよかった。

  • 時代物はどうしてかほとんどが
    お家のために理不尽なことに巻き込まれなんらかの理由でその命じられたこと呑まないといけない
    そんな切ない状況がテーマのものが多く
    この映画もその一つで、予想の範囲だった
    ただ、役所広司が主人公で、切腹までの期限が切られているという点で「最後の忠臣蔵」と同じで
    同じような結末?と顔をしかめながら最後を見届けたがそうではなかったので良かった
    最後の忠臣蔵はそこまでリアルに見せなくても、と思ったから

  • 賛否あるようだけど、私にとっては非常に良いと感じる映画でした。役所さんの演技がかっこよかった。

  • 地上波放送で。
    淡々としてますが、キレイな映画だと思います。
    ただ、映画だけでは、物語の時代背景が少し掴みにくいような...
    (単に歴史の勉強不足かもしれないけど(;^_^A)
    原作も読んでみたいです。

全38件中 1 - 10件を表示

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

蜩ノ記(ひぐらしのき) DVD(特典DVD付き2枚組)に関連する談話室の質問

外部サイトの商品情報・レビュー

蜩ノ記(ひぐらしのき) DVD(特典DVD付き2枚組)を本棚に「観たい」で登録しているひと

蜩ノ記(ひぐらしのき) DVD(特典DVD付き2枚組)を本棚に「観終わった」で登録しているひと

ツイートする