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- / ISBN・EAN: 4988104095695
感想・レビュー・書評
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2014年公開作品。作品を鑑賞して感じたこと。第一に映像の美しさです。だんだんと四季の曖昧になりつつあることを感じているのですが、日本の原風景を見たような気分です。美しい山々・深い緑・青空・雪景色・美しい川・せせらぎ。見ているだけで穏やかな気分になります。ストーリーも好きです。昨今、無くなっているのではないかと思う日本人が憧れていたはずの潔さや義を尊ぶ姿勢を主人公が見事に体現しています。役所広司さん、すでに名優という認識を持って見ているからかもしれませんが、やっぱり素晴らしい。岡田准一さん、立ち居振る舞い・目の動き、侍そのものです。アクションの切れが秀でています。もっとそんなシーンが欲しかったなあ。ひらパー兄さんとのギャップが凄いです。三船史郎さん。久々にお姿を拝見しました。もう70歳は超えられたのかなあ。お父様まではですが重厚感があります。時代劇って、いいなあと思わせてもらいました。
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テンポが素晴らしい。岡田准一の殺陣、登場人物達の立ち振る舞い、言葉遣い、所作も綺麗。座礼もちちんと三息の礼で美しく映画の喜びを堪能できる。
物語は現代の価値観から鑑賞してもしょうがないが、
理不尽、覚悟、鏡、笑顔、こんなキーワードが印象に残る。ラストの浅葱色の死装束がなんともすてき。
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原作未読。
派手さはなく淡々と映像を重ねながら話が進むオーソドックスな時代劇映画だけど、終盤の展開はなかなか目が離せなかった。
作りも役者も落ち着いていて、じっくり映画に集中できた。
切ないけどいい映画でした。 -
賛否あるようだけど、私にとっては非常に良いと感じる映画でした。役所さんの演技がかっこよかった。
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誰に恥じることなく生きた人であっても権力の前では無力だ。
最後に家老が借りを返してくれていれば良いのだが。 -
10年後に切腹を命じられている男と、その男を監視する幕府の男の話。10年という長いような短いような時間をどう生きるのか、どう過ごすのかを自分自身に対して問われているような感じがします。先に映像から入ったので、この作品の中心となる二人の男を演じる俳優の出す雰囲気がこの作品のよさを出しているのだと思いました。しかし、原作を読んでみて分かったのですが、映像より原作です。映画は映画でとてもよかったですし、見るべき映画ともいえますが、どうしても原作を読むと本の文字一つ一つから伝わってくる感じのほうが良いように感じてしまいました。
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岡田准一 役所広司 切腹を温情で免れた
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仕事で訪れた新潟の古民家(重文長谷川邸)で,小泉監督が次回作のロケをしていたので、前に見たことを思い出した。
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WOWOW
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時間があれば