七人の侍(2枚組)[東宝DVD名作セレクション]

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監督 : 黒澤明 
出演 : 三船敏郎  志村喬  津島恵子  藤原釜足  加東大介 
制作 : 黒澤明  橋本忍  小国英雄 
  • 東宝 (2015年2月18日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104095800

七人の侍(2枚組)[東宝DVD名作セレクション]の感想・レビュー・書評

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  •  1954年、東宝。黒澤明監督、三船敏郎・志村喬主演。
     名作の誉れ高い一作をようやく見る。練りに練った脚本と魅力的なキャスト、やはりクロサワはクロサワで、ミフネはまたもや凄かった。困った志村喬が丸めた頭をなで回す仕草がなんともチャーミングで、そこも評価のポイント。

     物語の内容にしろ、描き方にしろ、《戦後》という時代性を強く意識させられた。高四郎と志乃のエピソードが象徴するように、不就労者である軍人=武士は所詮よそものでしかなく、最後は生産を担う農民たちの方が圧倒的に強く、豊かなのだ。侍たちと百姓たちを接続する存在としての菊千代(じっさい、彼なしにこの二つの階級は意味あるコミュニケーションができない)が切った啖呵は、まさに敗戦後にきだ・みのるや坂口安吾、杉浦明平が描きだしたしたたかな農民像と符合する。だから、この映画の武士を、オルグに入った知識人と見ることもできる。たしかに農民たちは狡猾で臆病で卑怯で残酷で理解が難しい存在だが、いったいそのように農民たちを変えてしまったのは誰なのか?

     クロサワの映画は、あらためて下半身、とくに足の映画であると痛感させられる。人物たちは、ひたすら走る。足を揃え、足をふみならし、多くの足が画面を横切っていく。足をとられた瞬間に、その人物たちは限りなく死に近づいてしまう――最後のクライマックス、野武士との激突のシーンは、まさにそのような描き方で一貫していたように思う。

  • 菊千代(三船敏郎)は百姓の心の声を代弁している
    侍には侍にしか分からないことがあるように百姓の
    には百姓にしか分からないことがある。
    菊千代はその真ん中にいて百姓のずるくて汚い部分
    を全て知っている。
    流石の島田勘兵衛も弱き百姓の生きる術までは知ら
    なかった、菊千代が涙ながらに勘兵衛らにうったえ
    かける
    その場面を観ていて何だか胸が熱くなり涙が止まら
    なくなった。
    観るたびに映画は新しくなり面白くなるものだ
    大きな画面で観てください、きっと心に残りますから。

  • 私は、黒沢さんの映画が、なぜこんなにも評価を受けるのかということが、彼の作品をちょいと見たくらいじゃよくわからないような凡人なんですが、

    これだけ長いものを、飽きもせずにしっかり見ることができた自分の身体は、これを面白い、良いものだと言っている気がします。

    っていうかですね、そもそも私、非常時に嬉々とする男の人がちょっと苦手でして。


    おりませんか?普段できるだけ物事の責任から逃れようと、仕事をしない方向に自分を持っていこうとする人が、何か非常事態になったときに、嬉しそうにずずっと前に出てくるっていう。何でそういうときばっかり?みたいな。んで、これから困る人とか、何か起こったことで笑っていられない状態になる人が出てくるのに、貴方なんでそんなにうれしそうなのよ?って思っちゃう私、みたいな。非常時に有能な人とは違うのよ。ただのお祭り男ね。


    そんな気持ちにさせてくれる人とシーンがちょくちょく出てきており、でもお話には結構のめりこんでるから、感情移入して「あんたなんでそんなに嬉々としてんのよ?」ってイラついてるっつう。




    ただ、映画を見ていて、こぎれいじゃない感じが、・・・例えば馬に乗った武士を村に追い込んで袋叩きにするとことか、ぐちゃぐちゃのなかであんな迫力のあるシーンをリアルに見せてくれるんだなぁ、ということに、圧倒はされた。

    もっと、観て学んでみたいと思った。

  •  七人の侍のうち、4人までが戦死するのがリアル。
     そりゃあそうでしょうね。戦は相手方も必死なのだから、こちらが無傷ということはあり得ない。
     逆に言うと、味方が死なない・もしくは極一部しか死なない、という設定の物語は“作り物”ということです。
     まがい物作品に騙されて戦争を軽く考えてはいけません。
      
     サムライ七人衆の名前が四・五・七・八・久となって“千”が別格。サイボーグ009みたい。7人だから忍者キャプターか。
       
     最後の決戦で、村の小屋に入り込んだのは二人いましたが、最後に菊千代(三船敏郎)に殺されたのは一人。もう一人(テンガロンハットのような大きな兜をかぶっている)は早急に逃げています。その後どうなったのでしょうか。
       http://d.hatena.ne.jp/nazegaku/20170526/p1

  • あの名作、恥ずかしながら、この歳になって観ました。単純に面白かった。志村喬先生が本当にカッコよかった。三船も本当にいいキャラでした。

    いやー、映画っておもしろい。

    2017.3.15.0:12

  • 以前から観たかった黒澤映画「七人の侍」。七人それぞれの個性が際立っており戦後すぐの映画とはおもえないクオリティ。雨の中の戦闘シーンなど迫力満点。三船敏郎の表情豊かな表現にも惹き込まれる。

  • 『七人の侍』より
    『隠し砦の三悪人』の方が面白かったなぁ
    『蜘蛛巣城』の方が黒澤明すごいなぁ
    と感じたんですが。

  • ☆9

    1987年 鑑賞

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