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- / ISBN・EAN: 4988104095640
感想・レビュー・書評
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インドってお弁当配達の仕事があるんですよね。
凄く不思議だったけど、絶対間違えないという自信もあるようで。
でも旦那様へのお弁当が違う男性へ配達されてしまう(絶対あるよね)
そしてメモのやり取りをするようになり、お互いを意識し始める。
旦那さんの気持ちが離れて悩む女性と、妻を亡くした男性。
舞台はインドで騒がしい雰囲気もありつつ、なんか昔の日本か?って思ってしまう。
大人な映画だったな・・・心がじんわりする感じ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
妻を失い独り暮らしの定年が近い男、夫婦仲が冷めてしまった女。
間違って配達されてしまったお弁当を通じて秘かな文通が始まる。
インドの都会での暮らしぶり、弁当配達人(ダッパーワーラー)、料理といった日常描写には何か親近感が感じられる。
さて、文通を超えて二人は出会いそうになるが、結論が分からないまま映画は終わる。
前もってムンバイとナーシクの位置を地図で見とくといいかもしれない。
何度も出てくるフレーズ「間違えた電車でも最後には正しい場所に着く」。
正しい場所って二人にとってどこなのか? -
ゴールデンウィークだなぁ。
出かける予定はないので、家で映画でも観よう。
へへ、前日の『Wの悲劇』に刺激されてます(笑)。
どうせならとインド映画を選択。
ネットでレンタルできる時代、便利になりました。
お弁当を配達するというシステムがあるんだなぁ。
「あんなにたくさんのお弁当を目的の場所に届けられるってどうなってるの?」
と思っていたら、誤配達が物語の始まり。
ちょっとしたことで、ちょっとしたことがはじまる。ドラマチックだなぁ。
お弁当箱に手紙を入れて、それを読むのが楽しみになる。
この届け先間違い、いつまで続くのだろう?
とヒヤヒヤしながら観る。
誰でもいい、話を聞いてくれるだけでスッキリする。
そんなものなのかもしれない。
もう少し、劇的なことがあってもと思わなくもないが、静かに時が流れるのが普通っぽいのかしらね。
最後、ふたりは会えたの? 会えたよね? -
楽しめませんでした。
友人はなぜこれを勧めたんだろうか。 -
「めぐり逢わせのお弁当」インド映画というと「ムトゥ 踊るマハラジャ」しか知らず、ああいうものだと思っていた(あ、インド版時代劇というか、これも凄く楽しめる娯楽映画ですよ!)が、裏切られた。嬉しい悲鳴。夫の愛を取り戻したいと願う妻イラ(娘一人)が心を込めてお弁当を作る。→
ここで特筆①インドでは家庭で作ったできたてお弁当を職場の夫に届けるサービスがある。気温など衛生面故のビジネスだろうか?日本にはない文化である。で、前述妻の弁当が間違って見ず知らずの男サージャンに届く。男は気付かずに弁当を食べ舌鼓。そこから広がる物語。
特筆②イラのおば(血縁かは不明。おばさんと呼ばれる)。イラのアパートの上階に住む。イラは台所の窓からおばと話す。おばは声だけの出演である。このおばの存在がコミカルでイイのだ!イラはおばの助言で誤配送の男と弁当箱に入れた手紙を交わすようになる。ある日の手紙でおばの事が書かれる。→
おばはずっと寝たきりの夫と暮らしている。その夫はベッドからただ天上のファンを見ている。ある時停電でそのファンが止まったら夫の様態が急変した。停電が復旧しファンが回り、夫は持ち直したが、おばは夫のために自家発電機を買う。→
その手紙を読んで、職場食堂の天井のファンを見上げるサージャン。なんというか、もうこれだけでノックアウトである。惚れました。脚本に。サージャンは妻に先立たれた男。近々退職予定。その後任として孤児の男シャイクが雇われる。偏屈なサージャンはイラやシャイクとの交流を通して変わっていく。→
イラ自身。おばさん。イラの母。そしてある日ニュースになる子供と投身自殺をした女。これは「女=妻」の物語である。音楽も途中で子供が歌ったりと、映画ならではの演出があり、インドという遠い国にも悩める女と男達の物語が確かに現実に存在するのだと教えてくれる。”間違えた電車でも正しい場所に着く”→
補足引用。
>>インドの大都会ムンバイでは、家庭でつくったできたてのお弁当をオフィスに届ける配達サービスが充実していて、1日20万個のお弁当箱がダッバーワーラーと呼ばれる配達人5千人によって家庭とオフィスを正確に往き来しているという。
いい映画だった。
あ、インド映画は「スラムドックミリオネア」も観てたわ。
気になってる「みんなで選ぶオールタイム外国映画ベスト100」。TLで追いきれないんだが、まぁ絶対に入らないだろうインド映画の「めぐり逢わせのお弁当」は私的には100位に入るので、誰か観るように。インド映画は突然群衆で踊り出す勧善懲悪だ、と認識してたらバカを見るよ。