6才のボクが、大人になるまで。 ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

監督 : リチャード・リンクレイター 
出演 : パトリシア・アークエット  イーサン・ホーク  エラー・コルトレーン  ローレライ・リンクレイター 
  • NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
3.64
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  • (13)
  • (3)
本棚登録 : 540
感想 : 94
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988102315665

感想・レビュー・書評

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  • 6歳のメイソン可愛い!ドラマチックな事は起きないが、環境の変化や人生のイベントは誰でもある。12年間は長いようで過ぎ去ればあっという間。

  • 普通の子供がいろいろ普通に悩んだり
    普通に成長していく様子を
    淡々と見ていく映画。

    ただ、全員同じ役者が12年の歳月を
    演じているので、
    たった数時間で全員が徐々に老けていくのが
    リアルなわけだけれども
    映画ではリアルでないので
    すごく奇妙。

    しかし、長い、、、、、。

  • 2016/06/12
    本当に役者が歳をとっていってしかもそれがたった一本の映画になるなんて、気の遠くなるような作品。
    お母さんの最後のセリフが印象的。
    もっと長いと思ってた。

  • 2014年公開
    監督 : リチャード・リンクレイター
    ===
    アメリカに住むとあるふつうの6歳男子が、親元を巣立っていくまでの成長を描いたお話し。

    リンクレイター監督といえば「ビフォア~」シリーズもそうなんですけど、農耕系というか、なんせ撮影の時間軸が他の監督の映画作りとは全く違う人なわけで、これも本当に6歳が18歳になるまで12年間撮りためたというんだからすごい。アイデア自体はまあまあすぐに思いつくかもしれないんだけど、「もし子役がリタイアしたらどうするんだ」とか、そういうリスクを全部撮ってやるっていうのがね。そう、リスクを12年分先にとってるのが、頭が下がるなあという、クリエーティブに対しての姿勢という意味での評価が一つ。

    もう一つは、「アメリカ」がものすごくよくわかる作品だということ。家族の定義がいかにリキッドであるか、ゆえに残っていく人の縁ひとつひとつに愛憎含めた意味が濃くあるなあということ。距離に対しての感覚。若者性。いろんなことがものすごく風俗としてよくわかる。その情報価値の高さが素晴らしいなと。


    息子が巣立つ日の、意味の分からない母親のいら立ちが個人的には一番切なくて愛おしいなと思いました。家族は大事。

  • ありそうでなかったというか、思いついても誰も実行しようとは思わない企画。だってリスクがでかすぎるもんなぁ。せっかく12年かけて撮ったのに、少年が変わり果ててたりしたらどうするんだっていう。

    こういうギミックを抜きにしても、1人の少年の成長ドラマとして十分面白い。あらためて12年という月日の長さよ。子どもが成長していくなかで様々な人が通り過ぎていくわけですが、あのDV男の子ども2人はどうしたんだろうか・・・。

  • ずっと同じ役者で撮ってるのが凄いよな。
    約12年間、俳優たちが乱れる事なく撮りきったのはほんま凄いと思う。

    脚本は最初から出来上がっていたんかな。それとも撮りながら書いて行ったんかな?そんなところが気になってしまう(笑)

    淡々としてるが、飽きはこなかった。

  • 6才の少年が18才の青年に成長するまでを、実際に12年かけて撮影した画期的な作品。殊更劇的な出来事が起こる分けではないが、映画の中を流れる12年の年月、とりわけ子どもたちの成長によるリアリティの説得力は偉大で、他の映画にはない体験が味わえる。少年を育てる親としては、Patricia Arquetteがラスト付近で見せる嘆きや、次第に父親らしくなって行くEthan Hawkeに共感を禁じ得ない。12年間に何が起こるかも全く分からない中、この企画に挑み、見事に仕上げた製作者に脱帽。

  • まずはこの執念に脱帽です。
    実話ではないですが、6才の少年が大人になっていく過程を本当に同じ間キャストで12年間を特に作り込んだ演出もなく撮り続けます。
    ドキュメンタリータッチだけど、ちゃんと、ストーリーにもなっていて飽きないタイミングで時間がちゃんと飛ぶ、絶妙な編集。


    膨大な量で綴られる少年の時間が教えてくれるのは、その時間の重さです。

    子供頃遊んだ幼馴染との時間や、母の再婚で出会った連れ子と過ごした日々。

    3時間という短い時間の中に凝縮された中でそれらを観ると、なんでこんなにも簡単にその時間を忘れたように過ごせるのか不思議で仕方ないけれど、ふと自分に置き換えてみると、6才から18才なんて一番身体も心も変化する時期に、5年前は毎日遊んだ幼馴染でさえも他人のように振る舞えるような薄情さは自分にも確かにあった。
    この一番大切な12年間の日々に色んな知識を吸収し、色んなものを得ると同時に、大切なものを失ったり、忘れたりする。

    それこそが人生なんだろうなとふと気づかされます。

    この映画でそれぞれ感じるところは違うと思うけれど、時間により変わりゆく日々は人を変化させ、人生を変えるというのにここまで説得力を持たせてくれるものってなかなか無いと思います。
    主人公は少年ですが、最後にパトリシアアークエットが言う台詞が全てを物語り、かなり胸を鷲掴みにします。
    この物語は少年のものでもあり同時に母親や父親のものなんだと気づかされます。
    だから子育てを終えた人やお母様方には是非みて欲しいと思う映画でした。

  • Boyhood (2014)
    続けるってすごい。これはフィクションだけれど、自身やまわりの人間がどこか似たような場面・問題にオンタイムで直面することもあったはず。その中で、主人公Masonを演じる男の子も、その家族も、映画のキャラクターと共に、成長し、歳をとって、こういう表情をするようになり、こういう顔になった。そう考えると、すごい。何度も観ないと、きっとうまく書けない。

  • これを撮りきるのに12年・・・。何か大事件があるわけでもなく、一つの家族のドキュメンタリーを見ているよう。人生って、こういうかんじだよな、と、ぼーっと見れる映画でした

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