フィンランド語は猫の言葉 (講談社文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 三十年以上前にフィンランドに留学してフィンランド語を勉強した著者の最初の本。読めば読むほど、なんとフィンランド語は難しいのだろうかと思う。母音が多いので発音は日本人になじみやすそうだが、文法、格、屈折、古語、方言、等々、それを著者はがむしゃらに吸収してきた。若さの力かもしれない。森と湖の国、フィンランド、ちょっとだけ近しい感じがした。

  • 数十年前のフィンランド留学時のエッセイ。今ほど北欧が注目されていなかった時代でしょうか。よく行かれたものだと思います。

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著者プロフィール

東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。ヘルシンキ大学留学後、「フィンランド語は猫の言葉」を著し、フィンランド文化紹介の先駆けとなる。東海大学で12年間教鞭をとった後、フィンランド文化に特化した出版社、猫の言葉社を設立。マウリ・クンナスの「サンタクロースと小人たち」(偕成社)や「フィンランドの小人たちトントゥ」(猫の言葉社刊)をはじめ、フィンランドの絵本の翻訳多数。著書に「サンタさん、分析します。」「注文の多い翻訳家」等がある。

「2017年 『天使に守られて』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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