ジャッジ 裁かれる判事 ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/2枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

監督 : デイビッド・ドブキン 
出演 : ロバート・ダウニー JR.  ロバート・デュバル  ベラ・ファーミガ  ビンセント・ドノフリオ  ジェレミー・ストロング  ダックス・シェパード  ビリー・ボブ・ソーントン  レイトン・ミースター 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
3.69
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本棚登録 : 175
感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967171167

感想・レビュー・書評

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  • 内容紹介 (Amazonより)
    ロバート・ダウニー JR.   ロバート・デュバル
    スリリングかつエモーショナルな法廷サスペンス

    父は犯人なのか。
    判事の容疑は、まさかの殺人。
    絶縁していた弁護士の息子は、判事の父を無罪にすることができるのか――?

    “金で動くやり手弁護士”ハンク。そんな彼にとって弁護士史上最高難度の事件が舞い込む。
    人々から絶大な信頼を寄せられる判事パーマーが、殺人事件の容疑者として逮捕。
    しかも彼は、ハンクが最も苦手とする絶縁状態の父親!法廷で42年間もの正義を貫いた父が殺人など犯すはずがない――
    最初はそう確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮上する。
    殺された被害者と父との歪んだ関係、亡き母だけが知っていた父の秘密、防犯カメラがとらえた不可解な映像――。
    裁判は劣勢に傾いていくのに、犬猿の仲の2人は弁護の方針を巡って激しく対立する。
    果たして、父は殺人犯なのか?深い決意を込めた父の最後の証言とは――?







    法廷モノなのかと思い観始めましたが どちらかというと家族を描いた映画だと感じました。
    弁護士のハンクが絶縁状態だった父親のパーマー判事との絆を取り戻す物語です。
    家族ってとても近い存在なのだけど こじれると本当に難しくなる関係だと思います。
    性格や考え方が違うと分かり合うのはなかなか難しいですよね。
    やりあってしまうか 当たり障りなく接するか...
    理解し合うには時間と距離間が必要だと思います。

  • 絶縁状態の父である判事のパーマーが殺人事件の容疑で逮捕され、弁護士の息子ハンクが弁護を担当することになるが・・・。

    曖昧な展開だったので少し分かりにくかった。

    サスペンスな展開を期待すると肩透かしを食らうと思います。

    良かったけど少し長く感じたかな。

  • “金で動くやり手弁護士"ハンク。そんな彼にとって弁護士史上最高難度の事件が舞い込む。
    人々から絶大な信頼を寄せられる判事パーマーが、殺人事件の容疑者として逮捕。
    しかも彼は、ハンクが最も苦手とする絶縁状態の父親!
    法廷で42年間もの正義を貫いた父が殺人など犯すはずがない。
    最初はそう確信していたハンクだが、次々と疑わしき証拠が浮上する。
    殺された被害者と父との歪んだ関係、亡き母だけが知っていた父の秘密、防犯カメラがとらえた不可解な映像。
    裁判は劣勢に傾いていくのに、犬猿の仲の2人は弁護の方針を巡って激しく対立する。
    果たして、父は殺人犯なのか?
    深い決意を込めた父の最後の証言とは?
    トニースタークと同じく父親にコンプレックスと反発を抱き自分のことしか考えられない悪徳弁護士が殺人容疑をかけられた父親の弁護を通して、父親との溝を埋めていく展開が、何故主人公ハンクが父親を嫌うのか、父親の秘密や事件の真相を絡めて描かれているので、最後まで惹き付けられる傑作リーガルサスペンス映画です。
    対照的な3人兄弟やハンクと元カノと娘の関係が、スリリングな裁判劇の良いアクセントになっています。
    ラストの裁判の真相は、ハンクの父親の秘めた想いが事件の真相に込められていて、スリリングで感動しました。

  • 号泣でした。

    父と息子、家族のお話。
    人は自らの行動に責任を持つべきだという信念に基づき、証言した判事。
    ハンクとブラックウェルと、どちらの判決が先なのかによって解釈が違うと思いますが、ブラックウェルの犯行は長男と変化球を練習してたときだと言ってたのでハンクがきっと後ですね。
    情に流された判決を下したことを悔いてハンクには信念に基づいた判決を下したということでしょうか。
    息子の希望に背き、父の希望に背き、お互いが暴かれたくないことを暴き、法廷で本音でぶつかり合った末の判決。
    法廷を去る前にハンクにだけは言葉を贈らなかった判事が最後の最後に彼が待ち続けた言葉を贈ります。
    そして最後にハンクが見上げた半旗。
    判事とハンクがすべてをさらけ出したからこその結末だったと思います。
    そしてまたエンディングのthe scietist(しかもカバーバージョン)が泣けました。

  • 2015年1月24日 新宿ピカデリーにて鑑賞
    ※ネタバレにご注意ください。

     母の葬儀で久しぶりにシカゴからインディアナ州の実家に帰ったハンク(ヘンリー)(ロバート・ダウニー・Jr.)。敏腕弁護士だが、家庭はうまくいっておらず妻とは離婚協議中で、実家でも長年判事として地元の人から尊敬されてきた父ジョセフ(ロバート・デュヴァル)と険悪な関係。
     葬儀が済んでシカゴへ戻ろうとしていたハンクだったが、父がひき逃げの容疑で警察に取り調べを受けているという連絡が入り……というお話。

     年を取ると、色々なことがうまくできなくなってくる。まして、病気になっていたらなおさらだ。
    「他人に下の世話をさせたくない」なんてよく言うけど、他人に迷惑をかけたくないというだけではなく、自分の見苦しいところを見せたくない、という意味でもあると思う。
     老いたゆえの見苦しさを「老醜」という。この作品で、ハンクの父ジョセフは記憶がときどき曖昧になったり、排泄物をまき散らしてしまったりする。その姿は確かにかっこ悪いかもしれない。
     けれども本当に醜いのは、残り少ない生にしがみつき、自らの信念を枉げてしまうことだ。「真実しか語らない」と誓う法廷において、そして息子たちの前で、嘘をつかなかったジョセフは見苦しくなどなかった。彼は判事として生きてきた自分の人生に背かなかった。全てをごまかして有罪を免れたとしたら、それは彼にとって刑務所に入ることよりもずっと不名誉なことだっただろう。
     裁判が終わって、ジョセフはハンクに少しも声をかけなかった。最初は冷たいな、と思ったけれど、あれはきっとハンクのことを息子ではなく弁護士として認めたからなのだろう。

     厳格な父と不良息子の和解というストーリーにさほど目新しさはないものの、ロバート・ダウニー・Jr.のキャラクターが添えられることによってなんとか没個性を免れているように思う。
     ただ、見慣れたいつものRDJで多少食傷気味でもあるし、実年齢に比べて若過ぎる役柄のように感じた。ヴェラ・ファーミガの同級生にはちょっと見えないような……。もう少し落ち着いた大人の演技も見てみたかったなあと思った。あと彼だけスターのオーラが出過ぎていて兄弟が兄弟らしく見えないんだよな!(笑)
     ロバート・デュヴァルはこの映画が初見だったけれど、さすがの貫録ですごい俳優さんなんだなっていうのが一目瞭然だった。後で「ゴッドファーザー」を観て、この頃はまだ若かったんだなあと思った。良い俳優さんが年老いていくのは仕方ないこととはいえ、やはり少し悲しい。でも、こういう役を演じるのに相応しい年齢になってお現役で活躍してくれているというのはありがたいことだな、と思った。

  • 別途

  • Wロバートの親子の邂逅に感動しつつも、判事の罪(怒りにかられて被告を轢き逃げした)を正当化するための肉付けが過ぎる気も。

  • アイアンマンの役以外のロバート・ダウニー・Jrが新鮮。やはりいい俳優だな。

    法廷ものと父子ものとのバランスは良い。法廷ミステリーとしてはやや腑に落ちない部分があるし(なぜ父親は被害者の後を追ったんだ?)、厳格な父親との和解という物語もやや紋切り型ではあります。まぁでも少しずつ減点があるというだけで、映画の魅力を大きく損なうものではないですが。

  • 法廷ものではなく、法廷を借りた親子もの。
    有罪か無罪か、というのはあまり関係ない。
    最後に親子の絆が確かめられて良かったなー。
    父親と話をしようっと。そんな気にさせてくれます。

  • ストーリーはベタだけど、出演者の演技や映像の空気感はずば抜けて良い映画だと思う。家族ドラマとしてオススメ。

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