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- / ISBN・EAN: 4988101183180
感想・レビュー・書評
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映画ではストーリーの表面をなぞるだけで、軽い仕上がりになってる気がして原作を買いに行きました。
このカフェ、実際にあるのでいつか行ってみたいです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
別途
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竹内結子さん、大好きでした。
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海にかかる虹。それが見えた岬の先端のカフェ。
吉永小百合の淹れる美味しいカフェ。
おいしくなーれ、おいしくなーれ。
そのカフェに、最愛の夫が描いた海にかかる虹の絵があった。
岬カフェ、吉永小百合を巡って、
それぞれの思いがある。鶴瓶の想い。
阿部寛の一途な想い。
そんな中で、竹内結子が、ふらりと帰ってきた。
穏やかな日々が 突然の嵐に見舞われる。
竹内結子の父親が病に倒れ、鶴瓶が 転勤したりする。
吉永小百合の中に吹く 風が 空虚なものとなった。
小さな子が、海にかかる虹の絵を、持って行くことで。
海だからこそ、穏やかな時もあり、嵐も会う。
人間は、老いて、死んで行くものだ。
その老いを 優しい目で見ることしかないのかな。 -
2017/12/28
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原作『虹の岬の喫茶店』森沢明夫。
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成島出監督、加藤正人脚本、森沢明夫原作、2014年作。吉永小百合、阿部寛、笹野高史、竹内結子、笑福亭鶴瓶出演。
<あらすじ(ネタバレ)>
夫を亡くし海辺で喫茶店を営む柏木悦子(吉永小百合)、その甥の浩司(阿部)は出自に曰くあり、タニさん(鶴瓶)は初老の独り者、竜崎(笹野)は妻に先立たれ娘も嫁いだ漁師。過疎の町で家族を亡くした彼らが満たされるのは近所づきあいでだった。
竜崎の娘、みどり(竹内)は夫と別れて実家に戻るも、程なく竜崎の末期ガンが発覚し亡くなる。タニさんは大阪に転勤に。家族がわりに付き合ってきた人がどんどんいなくなることに悦子はふさぎ込む。ある日、父娘が悦子の店に再来、壁に掛けてある虹の絵を返して欲しいと言う人がいると言われる。亡き夫の写真を見せるとこの人だと娘は言う。
絵を渡したのち、店は火事で焼失、しかし仮店舗祝いには多くの町の人が来て祝福してくれる、という話。
<コメント>
よく理解しようとしないでダメだという評価はイタイが、制作者も分かりやすく撮らないと、邦画の裾野は広がらないと思う。
家族が、そして近所づきあいの面々がいなくなることの孤独、そして新しい出会い。人の命に限りがあるものである以上、孤独を癒すのは家族だけでも友人だけでもない。人とのふれあいは波のように寄せては返すもの。亡くすことで孤独になることはない、ということなのだろう。
分かりやすくはないので、あまりいい映画ではなかったです。 -
タイトルの通り、ふしぎだった。登場人物から感情とか、言葉が、じわーっと時間をかけて伝わって来た。おいしいコーヒーを薪の暖炉のある部屋で味わいたい。実家の近くにある、骨董店を思い出す。