剣が君 for V 限定版 - PSVita

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  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4995857098958

感想・レビュー・書評

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  • 荒魂、奇魂、幸魂、和魂の四つのルートからなる、6人の侍の話。
    どのルートもとても良かった。

    荒魂、奇魂の剣のルートでは、迷いながらも己の信念を貫く姿が見られる。剣の道だからといって、悲しいばかりでは無いのがとてもいい。
    左京さん、実彰さん、螢の剣ルートはとても良かった。

    幸魂、和魂の君のルートでは、香夜ちゃんと生きる道を選んでくれて、ちょい甘い!みんなしあわせになれてよかったよぉぉぉ

  • とても大好きな作品。
    幸せとは何かを考えさせられました。

  • PC版を買ったけどやっぱり追加要素が大きいからこっちも購入。このためにvitaを買いました。
    追加要素は後日談とかサブキャラ紹介くらいかなーと思ってたらまさかの駿府散策とか花嫁道中のスチルも増えててびっくり。プレイ済だったけど長い前章も飽きなかった。むしろ先にPC版やってたからこそ追加要素が嬉しく感じる。
    PC版の時と大体攻略順は一緒だけど
    鈴懸→螢→縁→九十九丸→実彰→左京 の順で攻略。
    左京さんの話は4つのエンディングどれも好きなので最後にとっておきたかった。

    鈴懸は実はちょっと苦手なキャラだったんだけど(あんなに真っ直ぐなキャラは汚い心を持った自分には眩しすぎるという意味で)後日談ですごく好きになった。
    奇後日談で泣いた。鈴懸ルートで泣くとは思わなかった。荒魂のサクセスストーリーもいいなぁと思ったけどやっぱり彼は人間の世界で医者として人の役に立って生きていくというのが一番合っている気がする。それに幸魂の鈴懸は一番成長しているように見えた。

    螢は後日談で奇魂が一番好き。辰影が酷かったけど家光様カッケ―!ってなるのが荒魂後日談。お見通しだったのね。後日談は圧倒的に荒魂が良かった。和魂後日談なんてバッドエンドじゃないかよ…
    こういうめんどくさいツンデレがデレる姿は可愛いけど反面見てられない時がある。

    PC版の時もそうだったけど想像以上に良かったのが縁。色んなキャラ(特に螢)にボロクソ言われてるけど縁も相当かっこいいと思うんだよ…
    大勢に褒められることよりただ好きな人に好かれたいと思い、ささやかなことだけでいいというのは侍らしくないけど素敵。身分の差があっても決して下の人間を馬鹿にしたり汚いとかみっともないとか思わないで、むしろ尊敬しているお偉いさんってすごいと思う。それで百姓になっちゃうんだから本当すごいよ…
    幸魂の仲いい夫婦感が本当に幸せそう。奇魂後日談の「何度記憶を失っても君を愛そう」って台詞で泣いた。

    九十九丸は他キャラよりスチル多くてずるい!!接吻スチルも多くてずるい!!!
    一番まともそうに見えて一番危うい人だった。ヤンデレエンドが多くて鳥肌。
    和魂後日談、あれってもう九十九丸じゃないよな…和に関しては後日談抜きの方が良かったかなぁと思う。
    奇の後日談はこんなにも鈴懸の登場に救われたことがあっただろうかと思うほど不穏なものだった。荒魂後日談も良かったけどあれって九十九丸あの姿のままなんだろうな…と考えると先に香夜が老けてしまうので悲しい。
    なのでどの攻略対象よりも幸魂が幸せに見えた。護衛もびっくりな成長した姿は流石に説明した方がいいんじゃないかなと思う。

    剣君買う前も買った後も一番好きなキャラが実彰。朝顔の種の話が増えてて叫ぶほど嬉しかった!!!増えたスチルの全てが美しいし、普段実彰が無表情なだけに笑ったり慌てたりする彼はとてもかわいい。
    ハバキがいたずらして実彰が香夜を押し倒しちゃう場面はPC版の時「ここでスチルだろ!」と思ってたので追加スチル本当に嬉しかった…慌てた実彰可愛すぎる…
    本編の終わり方は奇>>荒の悲しさだったけど後日談はまさかの逆だった…相手は生きているのに会えずに悲しむしかないのと、もうあの世へ行ってしまった相手に会えないけど前を向いて生きていくのとではどっちがいいか分からない。荒後日談が想像してない方向にいったのでめちゃくちゃ泣いた。「あなたは美しい。だからこそ穢したくない。心からそう思う」だなんて素敵すぎて涙出る。
    和魂を見る限りやっぱり実彰は天然だった。さねかよ好きすぎるんだよ…可愛すぎるんだよ…できれば祝言上げた話も見たかった。左京さんのように子どもがいる話も見たかった。
    本編は和より幸の方が好きだったけど後日談だと和の方が好き。あーんしてあげる実彰と食べてるか香夜が仲睦まじくて破顔。
    ちょうど実彰攻略中に彼の誕生日がきておみくじの後のコメント見られて嬉しかった!攻略して改めてやっぱり彼が一番好きなキャラだと実感した。

    左京さんだけは絶対最後と決めてた。4つのエンディングでどれも最後には仲間が駆けつけるor助けようとしてくれる形で、今まで誰も信用しないで孤独な人生を歩んできた左京さんのことを思うと胸が締め付けられるけど救われたなと思う。
    何よりほっとしたのが左京さんとの駿府散策。由比宿で「茶屋の娘とは暢気なものだ」と言われて心を抉られたけど、駿府での終わりの彼のあの独り言を聞けて本当に良かった。根っから腐ってるわけがないんだよ彼は!知ってたけど!
    縁日一緒にまわるところで左京さんがすごく我慢しているというか耐えているのがかわいい。やっぱり侍としてというか男として品格や矜持を保ちたいのか。
    荒のエンディングにスチルが追加されてて喜ぶより先に涙が出た。最後のスチルの「ごめんなさい」と漏らすような声で号泣。後悔と歓喜、どちらの涙なのかなと思ったら後日談がね…すごくいい…主人公が泣くより攻略対象が泣くって何故か涙腺にくるんだよな…
    後日談は幸意外全部泣いた…和は幸せな感じだろうな~と喜々として始めたら、まさかの子どもが登場して幸せな家庭を築いたんだな、良かった良かったと涙が止まらなかった。それにしても参勤交代とは家光様も酷なことしてくれるよね…
    奇後日談は鈴懸のとちょっと似てる感じと言うのかな。死後の魂と会えるって非現実的なんだけど、それで香夜が前を向いて生きていられるのなら、左京さんとしてもこの上ない幸せなんだろう。
    荒後日談は幸せな生活風景だったけどこれ絶対後から落とされるやつだろ…と思ってたらその通りだった。相手の幸せを願っていたはずなのにやっぱり離れたくない、一緒に堕ちてくれて嬉しいというのが胸を締め付けられた。左京さんの話はどれも胸を抉られるくらい切なくなる。だから好きなんだ…

    サブキャラのボイスで予想以上にグッと来たのが辰影様とシグラギだった。なんだよあれ…好きになっちゃうじゃん…

    スチルも追加話も豊富で本当に楽しかった!終わるのがもったいないと思うくらいだし、記憶を消して何度もやりたい。
    エンディングはどちらかと言うとPC版の方が好きだったな…特に君エンディング。孤月は切なくて好きだけど六花抄はちょっと明るすぎやしないかな…?
    追加要素のスチル見て思ったけど読さんちょっと絵柄変わったかな?しかし前と変わらずすごく綺麗な絵で惚れ惚れします。

    百夜綴り楽しみ~!!!

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