インターステラー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]

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監督 : クリストファー・ノーラン 
出演 : マシュー・マコノヒー  アン・ハサウェイ  ジェシカ・チャステイン  エレン・バースティン  マイケル・ケイン 
  • ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント (2015年4月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4548967169249

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インターステラー ブルーレイ&DVDセット(初回限定生産/3枚組/デジタルコピー付) [Blu-ray]の感想・レビュー・書評

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  • 好きな映画を見る事をDVDによる家シアター(笑)に徹して居る私が久しぶりに劇場に足を運びたくなった作品。

    物凄い奥行きを感じさせてくれるSF作品に出会えた印象でオープニングからエンド・ロールに至るまで飽きる事無く長尺な作品に魅せられました。

    相対性理論や5次元に対しての理解など全く理解できない私でしたが、作品の展開についてはそれなりに理解できたと思っています。

    母なる星‘地球’と人類の‘愛’の素晴らしさと意義を切々と説いている内容に感じました。やはり映画は劇場での鑑賞に勝るものはない事を改めて感じた次第です。

  • 一歩間違えると、
    限りなく陳腐な作品になりそうなところを、
    ノーラン監督独特な絵の作り方と、
    色合いと手触りが美しく、
    そして哲学的で知性に溢れ、
    訪れるパラダイムの変換に閉口する。

    最初から最後まで、
    父と娘が繋がっており、
    天地創造のテーマさえ流れている、
    聖書のような物語。

  • 移動中の飛行機で観たが、終わらずにその後の電車で続きを観終わる。

    観終わった感想は、非常にロマン溢れる映画だな、と思った。登場人物を取り巻く環境はとても「Romantic」とは言いがたい状況ではあるのだが、でも作った人は自分の『宇宙に対するロマンの全て』をぶつけたんじゃないかな。

    『Zero Gravity』と敢えて比較すると、『Zero〜』は宇宙空間での現実と恐怖(現実が本当の現実かどうかは別として)を描いたものであるとするなら、『Interstellar』は自分たちの宇宙へのロマンを余すところ無く描いた作品だと言えるだろう。

    地球が瀕死の状態、人類は近い将来絶滅するだろう、そのために一刻も早く新しい天体を見つけなくてはいけない、そんな時にワームホールが開いた、それを使って別銀河へ行って生命活動が維持できる天体を見つけなくてはいけない・・・

    こんな設定、厨二病の人間以外に作れるわけがない。脚本家も監督も、完全な厨二病でしょ。あ、どっちもクリストファー・ノーランか。脚本は弟のジョナサン・ノーランも入ってるね。じゃあ仕方ない。

    最後は結局惑星を見つけるんじゃなくて、スペースコロニーを作っちゃうわけですけどね。そのために必要だった重力問題の解を見つけるための情報が、時空を超えてきた父親からのヒントだった、というね。

    マシュー・マコノヒー演じる主人公のジョセフ・クーパーが、事象の地平線を超えた先で時空が捻れ、そこで過去の娘にヒントを与える、ってのも完全な厨二病の発想だよね。そして年を取って老婆になった娘と再会する、父のヒントから娘が人類の問題を解決し、そしてその娘の最後の瞬間に間に合う。これだけでも十分なのに、更にそこから「自分の恋人に会うことを優先して任務を疎かにした」アン・ハサウェイを助けに行くために、マシュー・マコノヒーが再び旅立つ、まで来るともう完璧です。

    確かに事象の地平線の向こうでは、アインシュタイン方程式も通用しないので何が起きているのか誰もわからないし、理屈の上では時空が捻れていても不思議じゃない。けどここまで想像をたくましくするってのが素晴らしいと思った。

    もちろんここまで全て褒めています。恋愛要素や親子愛も盛り込みつつ、それでいてオタク要素もたっぷり盛り込んでいる。飽きさせないし、軽いドロドロも恋愛、家族両方で盛り込んでいるところも素晴らしい。ロボットだって出てくる。足りないのはロボット兵器同士の戦闘くらいじゃねぇか?

    厨二病映画、オタク映画として、もっと高い評価が下されてもいいと思う。十分に褒めてますよ、マジで。『トップをねらえ!』に通じるところもあるし。

    ただね、純粋な宇宙映画としては、僕は『Zero Gravity』のほうが好きだったかな。

    ライトな宇宙オタクはとても楽しめるのではないでしょうか。

  • 名画座で鑑賞、
    本日3本立ての目玉。
    原作は有るのかな?スケールのデカいハードSFだ。
    人類愛か、家族愛か、どちらを取るの?どちらを優先?
    難しい選択です。
    が、アルマゲドンほど浪花節ではなくてトライセンデンスほど押し付けがましくなく2001年宇宙の旅ほど難解でもない。程よいブレンド加減です。
    幽霊の正体はお父さんだった!と言う設定は面白いし、誰も信じないから私の手柄にしたわ、とのたまう娘も面白い。124歳になった主人公がそれ以上に歳を取った娘と再会するシーンは泣ける、泣けます。
    チョット安易なハッピーエンドだけど3時間弱の長さを感じさせない傑作でした。

  • インターステラー
    映画館にて2014年12月29日観覧。

    植物が育たず、砂漠化が進む地球。宇宙飛行士を事故で引退した主人公と娘は農作業の合間、自宅に起きる奇妙な現象に気づく。そこから得た信号をもとにある場所へ向かうと、そこには地球を見限り、次なる安住の地を探すためのエクソダスを計画する組織があった。スカウトされる主人公。しかし冒険の先は土星軌道上にあるワームホールの更に先、未知なる宇宙。そこへ旅するにはコールドスリープを用い、数十年にわたる長い航海をすることになる。葛藤の後、主人公は遂に帰ることができるかどうかも分からない恒星間、インターステラーの旅へと出ることを決意する。

    現役の理論物理学者キップ・ソーンが制作に関わったと言うことで話題になった映画。劇中に出てくるワームホールやブラックホールの描写は最先端の物理学を下地にしているとのこと。NHKなどの宇宙ものドキュメンタリーで目にするあの形が迫力を持って描写されている。黒板にぎっしり書かれる数式は実際にキップ・ソーンが書いた物らしい。
    とはいえ、ロケット発射場と生活居住区が隣接しすぎていたり、着陸宇宙船が何の補助も無く惑星上に離着陸したり、劇中の設定には所々突っ込みたくなる所も多く、全編が物理学のバックアップを受けてすばらしい、というよりあくまでブラックホールとホワイトホールがキモといった所らしい。
    映像描写はすばらしく、ホワイトホールへの侵入や、ブラックホールを用いてのスイングバイを行うところはまさに圧巻。映画館で見ておいてよかったと思う。
    宇宙船の描写もなかなかのもので、ホワイトホール、ブラックホール、ロボットなど以外はCGをほとんど用いず、模型やセットを使って撮影したとのこと。ちらっとしか出てこないこれらの仕掛けもなかなか見所がある。

    ストーリー的には親子愛を軸にしながらSF的な仕掛けが随所にちりばめられていてなかなか楽しい。時空を超えて選ばれた者はだれなのか、その使命に目覚める主人公、ラスト付近で年老いた娘とまだ若い父親が再会するシーンは涙なしには見られない。一方で、相対性理論によって重力場のポテンシャルによって時間の流れが異なる結果による老化のスピードの違いという物語のキモの一つは、SF的な設定にある程度親しんだ人でないと分かりづらいのではないか、という気もする。時間の流れが遅くなってしまう理由とその結果についてはかなり長く前フリがあるものの、それでも少し分かりづらいかなと言う気はした。SF設定については他のSF作品を見たり読んだりするとより楽しめると思う。

    あとAIを搭載したロボット、TARSがかわいい。

    個人的にはもうちょっとで2001年宇宙の旅を超えることができたかもしれない映画として楽しめた。分かりやすさでは2001年を遥かに超えていて良かった。

  • 映画館で見ればよかった映画でした。

    ノーラン監督らしい素晴らしい構成の作品。
    最初に全く説明もなく、砂嵐のやってくる世界に放り込まれて、どんどん状況が分かっていくにつれ、緊張感が増してきます。
    人類の存続と、家族が再び再開できるのかという緊迫感溢れる展開、細切れの映像と本棚の幽霊、それぞれの登場人物の目論見が交錯するドロドロのドラマと、これまで見たことのない映画だったと思います。

    圧倒されるような宇宙空間の表現がすごい。
    ワームホールやらブラックホールやら、誰もか畏怖の念を抱かずにはいられない場所にも入っていきますが、歪んだ空間の表現が美しく、冷たい絶望感がさらに引き立ちました。

  • マシュー・マコノヒーが本当にかっこいい!
    彼が主役じゃないと駄目なんだと思わせる説得力があった。
    映画全体も抑えたトーンでまとめられていて良かった。
    マーフの子供時代を演じた女の子も素敵な演技だったな。
    今後に期待。

  • 久しぶりにこういうSFで「いやいやいや…」という冷めた気持ちにならずに最後まで見れた、はずなのに後から思い返すとやっぱり白々しく思えてしまう。。宇宙に向かうのに計画が行き当たりばったりすぎる。地球の危機が迫ってるとはいえ…。科学では表せないものが科学を超えることがある、というメッセージは好きだけど。

  • バットマン新三部作(「ダークナイト」とか)や「インセプション」のクリストファー・ノーランが監督の、ハードSF映画。いやあ、おもしろかったです。やっぱりノーランはスゴい。ぜひ見て欲しい映画です(但し、要SF知識)。

    あらすじ。環境変化や食糧難で滅亡の危機に瀕した地球。NASAでは、移住可能な星を探すプロジェクトが秘密裏に進められていた。そのプロジェクトに選ばれたのは、幼い子どもを持つ主人公・クーパー。息子・トムと娘・マーフを地球に残し、クーパーは人類の存続を賭け、宇宙へと旅立つ……、という内容。


    四次元が時間として扱われていることからも、この映画のテーマのひとつが「時間」であることは明白です。そしてもうひとつのテーマは、「愛」。組み合わせると、ハードSFでありながら、ヒューマンドラマである、と。父と娘の愛の物語です(息子のことはいつのまにか忘れられていました笑)。

    ただし、相対性理論とか、五次元理論とか、ある程度SF的な知識をもっていないと、完全に置いてけぼりにされます。そういった方々にとっては、難しくてイミフだけど愛が地球を救う長時間映画として認識され、SF知識のある人にとっては、ハードな設定に裏打ちされた世界観でありながら、地球を救うきっかけは子どもたちを救いたいと願う父親の愛であったという、人間性へ回帰する滂沱の物語と認識されるはずです。


    それはそれとして。映画をとても楽しめた自分には、至るところに「いやぁ、すごいわぁ」と思うシーンがいくつか。23年もひとりで宇宙船にいて仲間の帰還を待つとか。たった数時間の探索で、地球では娘が父親と同じ年齢になるまで時間が経過しているとか。待つ者、待たせる者、待たされる者それぞれの、その心理たるや。「時間は資源、燃料や食料と同じ。無駄にできない」というセリフにはしびれました。

    ……物語終盤、特異点に落ちた先でなぜか本棚の世界が広がっていたときにはびっくりしましたが。僕と同じように、「SFからファンタジーになった!!」と仰天する人は多いかもしれません。しかしそれでこの映画の評価を下げられるのはもったいないと感じるので、一応解説しとくと、あれはクーパーのために”彼ら”(=ネタバレ:遥か未来の地球人=マーフが方程式を解いたことによって重力すら支配するに至った地球人)が用意した四次元立方体です。

    ……と、このように、若干のSF的知識を持っていれば、見終わった後、「インセプション」のように議論するまでもなく、すべてが腑に落ちる映画です。それでもわからないところがあるならば、こちらのタイムライン図が明確ですので、ごらんください。

    Interstellar Timeline
    https://www.behance.net/gallery/21179181/Interstellar-Timeline


    とにかく、超絶おすすめ作品です。2時間半超と長い映画ですが、ぜひともSF知識を仕入れ、腰を据えて観て頂きたいと思います。

  • 何という格調。確かに《2001年宇宙の旅》を持ちだしてもいいかもしれない。ちょっとしたシーンの本気度が格調につながってる。映像表現力はスゴイですね。
    後半の宇宙のシーンと地球のシーンを交互に描くあたりが白眉でしょうか。これだけの人類の危機、圧倒的孤独の中でもいがみ合っている。さらに五次元のシーン。二次元のスクリーンでよくまぁ五次元を描けたものだ。騙されてる感じもするが。
    本格SFの話で難解なところも多く、完全には理解していないのだが、そうなることも恐れず難解なままドラマにしているのも媚びなくていい感じがする。
    後半のオチは後になるとだからどうしたと思わなくはないし、結局は神のような存在の導きがあって、それがテーマなのかどうかどうも釈然としない。それでもまぁ映像表現の格調に酔える映画でした。

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