NATIONAL GEOGRAPHIC (ナショナル ジオグラフィック) 日本版 2015年 2月号 [雑誌]

制作 : ナショナル ジオグラフィック 
  • 日経ナショナルジオグラフィック社
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  • Amazon.co.jp ・雑誌 (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 4910068470256

感想・レビュー・書評

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  • 「ダニの奇妙な世界」の写真は直視できないおぞましさ。ホラー映画にでてきそうなほど気持ち悪かった。ここまでアップにしなくてもいいのに。 「爆風の衝撃」の記事も興味深かったです。戦地から帰還した米軍兵士が爆風の衝撃で脳に損傷を受けている。自分の気持ちを言葉で表現できないことが多いが芸術療法として仮面を作っている。どの仮面も見ていて切なかった。

  • 借りたもの。

    帰還兵のPTSDとその治療の一環としての芸術療法について。
    マスクのデザインに惹かれ、関心を持つ。
    マスクを用いて表現すること――
    それは彼らが抱える苦悩の叫びに過ぎない。兵士として(それは“男として”のジェンダー故か?)抑えつけられていた感情だ。
    心の傷と向かい合うことは治療をするための第一歩なのだと思う。
    ただ、脳の損傷を治す事は現在の医学では難しい。
    残された他の部位や機能をもって、どれだけ自制できるかにかかってしまう気がする。

    仮面に見るイメージはどれも傷だらけだ。退役した兵士たちの苦悩は計り知れない。
    何より周りの人間から理解されない、できない事も大きいだろう。
    デイヴィッド・フィンケル『帰還兵はなぜ自殺するのか』(http://booklog.jp/item/1/475051425X)とも併読。

    爆風によって脳が損傷を受けることを指摘。
    第一次大戦時に既に「砲弾ショック(神経症)」として指摘されていたが、多くの兵士がその時点では無傷に見えたため、心が弱いせいだと見なされてしまう。
    (単純に兵士を減らしたり士気を下げたくなかったのだろう)
    だが次第に「長期にわたってより深刻な問題を抱えるのは、おそらく脳損傷を受けた(心を乱した)兵士のほう」という事が分かってくる。

    損傷を受け脳に「タウ」というタンパク質が異常に蓄積されること(CTE/慢性外傷性脳症)、爆風にさらされた兵士の脳に特有の病変の解明すること。
    それによって有効な治療法の確立すること。
    現在の兵士の装備も見直す必要がある等……
    山積している問題を垣間見る。

  • 表紙画像拝借

    67. 冒険写真家という仕事
    発売日:2007年7月25日 / DVD収録時間:全プログラム47分

    砂漠や火山
    スカイダイビングの女性はその後、事故死したみたい
    高所でロープ一本を頼り
    断崖絶壁の墓所を撮影する
    川下りや、ポロ、モーターグライダーを駆使
    エベレストの遺体
    ニコンカメラの使用が目立つ
    ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
    冒険写真家は空、海、世界最高峰の山、灼熱の砂漠の姿を単に記録しているのではありません。過酷な状況をものともせず、火山の火口に極限まで近づいたり、そびえ立つ崖からぶら下がったり、高空からのダイビングをしたりして奇跡の一瞬を撮影するために危険に立ち向かっています。命を落とすかもしれない冒険に挑み、画期的な撮影方法と確かな技術で歴史的瞬間、人類の偉業を伝えるカメラマンの姿をお見せします。[制作]2003年

    リージョナルコード:2 NTSC / ビデオ仕様: 16:9 カラー / 音声仕様:STEREO(日本語・英語) / ディスク仕様:片面1層

  • ハワイはサーフィン発祥の地だったのか。
    ポリネシアの戦士の末裔か?

  • 「爆風の衝撃に苦しむ帰還兵」
    爆弾の爆発による障害は、直接的な傷が治っても、衝撃波による高い圧力が脳の振動を引き起こし、脳損傷が起きる。

  • 「爆風の衝撃に苦しむ帰還兵」。マスクのインパクトが損傷の度合いを物語っている。ナショジオにこういう記事って珍しいのでは?

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