レッド・ファミリー [DVD]

  • 87人登録
  • 3.43評価
    • (4)
    • (15)
    • (19)
    • (3)
    • (1)
  • 15レビュー
監督 : イ・ジュヒョン 
出演 : キム・ユミ  チョン・ウ  ソン・ビョンホ  パク・ソヨン 
  • ギャガ (2015年4月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4589921400756

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有効な右矢印 無効な右矢印

レッド・ファミリー [DVD]の感想・レビュー・書評

  • さすがにキム・ギドク印。仲睦まじき家族を装いながら、実は北朝鮮から送り込まれた殺人部隊の隣りに住んでいるのは始終、夫婦げんかの絶えない一家。この対比だけでもけっこう面白いのだが、そこからどんどん破局に進んでいくところが容赦ないっすね。終盤、ずっと流れる「アリラン」がやはりキム・ギドクなんでしょうなぁ。

  •  南が北をネタにしたブラックユーモアものかと思っていましたが、確かにそういう要素もあったけれど、家族がメインテーマの映画でした。最後の家族ごっこのシーンなんか胸を打つものがありましたけど、あまり後味のいい映画ではなかったですし、なんかコメディか社会派ドラマか人間ドラマか何がやりたかったのか中途半端な印象。それぞれの要素を別個に見るとそれぞれがよくできているのですが、それがきちんと融合されているかというとそうは思わなかったです。別にラストがハッピーエンドでなければ嫌だとか思うタイプではないのですが、そこに帰着するなら持って行き方が違うのではないかと思いました。これ絶対に実は隣もアカでしたってオチだと思って見ていたらどんどんシリアスな方に行ってあれこれ全然そういう映画じゃないぞって。まあ序盤から人殺してたからハッピーエンドだったとしても腑に落ちない部分は残ったのでしょうけど。とにもかくにもパク・ソヨンが可愛いかったかなり。

  • 互いに敬えばケンカせず済むのに

  • 予告編を見てコメディかと思った
    そしたら、後半が結構ダーク
    まあ、カリカチュア的ではあるのだが

    チーフの女優さんが美人。
    ラスト近くの「演劇」は、なんかなぁ

  • コミカルなタッチだけどとても悲しい話。家族に会いたくて焦がれて、隣のろくでもない家族の日常をそっくりそのまま再生するシーンは切なかった。。。

  • トレーラーだとコミカルだったけど、終始悲しい映画だった。工作員の人生を考えると辛い。

  • 製作総指揮・脚本、キム・ギドク

  • 現実に行なわれているであろう、北朝鮮工作員による韓国潜入&秘密工作を描くコメディ。
    北朝鮮軍人が、韓国社会に親近感を持っていく過程が面白い。
    ニセの家族が本当の家族になろうとするラストで、「家族」というものを考えさせられる映画。

  • その展開は苦しくないか?とかあざとい!なんてツッコミたくなる部分がところどころあるものの、やっぱり切なくて泣いてしまった。俳優陣が皆素晴らしいです。

  • 韓国に潜伏するためにおじいさん、お父さん、お母さん、娘で構成された「家族」になりすましている工作員チームのお話し。
    北のふるまいがなんとも滑稽でコメディと思ってみていたら・・・
    けっこう凄い内容ながらサラリと進むのにビツクリ。
    南北であっても心の通う人と人のつながり
    韓国の家族の姿、北朝鮮でもきっと変わらぬ家族への思いなどが垣間見れる。

    胸に迫るラストのシークエンスには涙を禁じえなかった。

    製作・脚本、キム・ギドク。
    彼に抜擢された新人監督がメガホンをとってはいるけれど
    キム・ギドク印がしっかりと刻印された
    運命に翻弄される生々しく、せつない悲哀に満ちた
    物語になっておりました。

    キム・ギドクが監督していたら凄みが出すぎちゃうんだろうな。

  • B。なんかひねりのないストーりー。

  • 2015/8/10 コメディ的な要素を交えつつ、かなりシリアス 悲しい話でした。怖い。北朝鮮と南朝鮮 国が分裂して 全く 違った生活環境にある事も不思議だけど…韓国問題 現実的に本当に怖いだけでなく 笑えない悲しい話しです。

  • 隣家の旦那さんが着ていたセーターと、「ウサギ」工作員が着せられていたセーターが同じボーダー柄であった。一本だけ入っている赤いラインは監督の希望と主張のメタファーであろう。違う思想を持ちながらも対話を重ねてゆけたら、分かり合うことはできないかもしれないけれど、ただ、単純に繋がり合うことで互いを知ることができるのではないか。黒に白を混ぜたら「グレー」ではなく「マーブル」になる、人と人が関わりあいながら互いに影響を受け合って変化していく過程とはそのようなものではないだろうか。自分の中に他者を見つけることが相手を知ることである。つまり、着ているセーターに赤いラインを見つけることは、自己の中の他者と出会うことのメタファーである。このメタファーにさらなる深度を持たせるとしたら、自己の中の「他者」もまた原初的欲求を持つ人間であるということ、すなわち相手もまた愛を渇望しながら苦しんでいるということであり、人間にとっての普遍的な苦脳に触れることは自他を知ること、つまりそれが共感である。深読みというよりたんなる勘違いかもしれない。だが、「両親」が命を賭して訴えた結果、「娘」が生き残っているということは確かである。言語に依らず、共感が処刑執行人の行動を変容させたのだ。コミュニケーションは言語だけで成り立つのではない、むしろ無意識を読み取りながら成り立つものがコミュニケーションなのではないか。ギドク監督の作品にはこの「無意識によるコミュニケーション」が随所に散りばめられている。彼の十八番であろう。話が脱線してしまった。
    船上で手に針金を突き刺されながらの「家族ごっこ」に涙が止まらなかった。どんな家族よりも家族している。血の繋がらない「アカ」の他人同士が恐怖に縛られながらも暖かい血の通った家族している。それと比べて日本の家族がいかにうそ臭い家族ごっこをしているか。幸せな家庭を装うことに汲々としながら傷つけ憎しみ合うだけではないか。そんなことを考えながら、ふとそれが愛の表現なのかもしれない、いがみ合い、傷つけ合い、憎み合う、家族愛とはそのような表現の形をしているのかもしれいないと思えてきた。そうか、私たちが健全家族を目指して苦しむ理由はここにあるんだ。
    それと、思想がひとを殺すというのは悲しいことだ。悲しいことだが、人類はこの悲劇を繰り返してきた。人間には絶対的真実を断定する力などないにもかかわらず、「これが正しいんだ」と決断したとき、人間は悪魔となる。つまりとてつもなく残酷なことをしてしまうのだ。たとえそれが「正義」や「善意」、「愛」などの美しい言葉に彩られていようとも残酷であることに変わりはない。

全15件中 1 - 15件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

レッド・ファミリー [DVD]を本棚に「観終わった」で登録しているひと

レッド・ファミリー [DVD]を本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする